沖縄で挙式をする場合、ドレスはどうやって決めたらいいの? と不安になる新婦さんもいるかもしれません。
選び方としては大きく分けて、「沖縄現地で借りる」・「地元居住地で借りる」・「購入する」の3つの方法があります。どの選に方が自分にあっているのか、それぞれの違いをみてみましょう。
まずは、沖縄現地でレンタルする方法。沖縄に到着した後、挙式の前日までに会場へ行き、あらかじめパンフレット等で気になるドレスの候補をあげておいた中から試着を行います。
沖縄ウエディングを決めてから挙式当日までの準備期間が短い人には、おすすめの選択。衣装代が挙式の基本プランに含まれているケースが多いため、比較的リーズナブルに済むというメリットもあります。
ただし、お気に入りのドレスが見つからなかったり、着たいドレスがあってもサイズが合わない…ということもあるので、「絶対にお気に入りのドレスで結婚式を挙げたい!」という人は注意が必要です。
2つ目の方法は、居住地でのレンタル。沖縄の式場の中には、本州の各地に支店があり、提携衣裳店を構えていることも。これなら、わざわざ沖縄に行かなくても自分の住んでいる街や近隣地域にある提携衣裳店に出かけて、ゆっくりと選ぶことが可能。
納得がいくまで何回でも試着することができ、沖縄入りして慌てずに済むので安心です。ほかにも事前に決めておきたいなら、独自にウエディングドレスをレンタルしているドレスショップへ出かけてみるという選択肢も。
どちらの場合も、ドレスが決定したら現地の会場へ発送手配するだけ。ただし、会場の提携衣裳店以外は一般的に持ち込み料がかかるので、事前に確認をしておきましょう。
3つ目は、ドレスを購入して会場へ持ち込む方法。自分の希望を叶えた世界に一着だけのドレスをオーダーメイドや、見つけたお気にいりの一着を購入。これなら挙式当日だけでなく、お披露目パーティーや二次会などいつでも着用できるので、新たなレンタル料を気にする心配もなし。
たくさんの場でドレス着用を考えている人は、トータル費用としてレンタルより安く済む場合もあります。こちらも、会場によっては持ち込み料がかかる場合があるので、確認が必要。
またオーダーメイドは完成するまで時間がかかるので、挙式当日まで余裕を持ったスケジュールで進めましょう。
親族メインが多数派で、親族+友人で20名以内が相場。友人を多く呼ぶ場合は、20~40人くらいになるケースもあるけれど、平均は30人で、40人以上呼ぶことはごく稀なこと。
2人だけで式を挙げたり、両家の親のみ招待するというカップルも多く、その場合は10人以内です。新郎新婦のどちらかが沖縄出身なら、リゾートとして沖縄に来てもらうゲストに加え、地元に住む親族や友人を招き100名以上でのパーティーになるケースも。
2人の出身地や招待ゲストの居住地も多様な沖縄でのウエディングは、会費の相場やご祝儀の相場等の考えかたにも決まった形はありません。 だからこそ、しっかりとゲストとコミュニケーションをとって2人の意図を伝えることがとても重要です。
招待状だけだして何も伝えていないと、会費はないの?ご祝儀って包むべき?旅費は足代として後からいくらか出してくれるのかな??とゲストが戸惑ってしまうことに。では、先輩カップルが実際に選んだ方法について見てみましょう。ゲストの旅費については主に、新郎新婦が全額負担する、一部負担する、ゲストが全額負担するの3つに分けられます。
沖縄ウエディングでは、全員分の旅費を新郎新婦が全額負担するケースはごく少数派。多くの先輩カップルが選んでいる方法は、「ゲストに旅費を全額負担してもらい、ご祝儀は辞退」というスタイルです。
そのほか、親族のみ全額負担して友人ゲストは負担してもらうケースや、旅費の一部をお車代としてお返しするケースなど、一部負担のスタイルも。お車代を渡す場合は、ご祝儀をいただくのが一般的です。
>>当日にさっと渡してカッコよく・・・だと実はゲストが不安?お車代を出してあげる、あげない、の考え方と注意点
旅費を全額負担してもらうか、新郎新婦が一部または全額負担するのか、ゲストに伝えるのは招待の前が基本。できれば正式な招待状を送る前に直接会って話をしたり、電話やメールなどで、ゲストの意思を聞くことから始めましょう。
沖縄ウエディングでゲストを呼ぶ際に、活用したいのが「Save the Date」カード。遠方から沖縄に来ていただくには、ゲストに予定を調整してもらう必要があります。そんなとき、招待状を送る前に「是非来てほしいので、この日を空けておいて」という意味をこめて送るのが「Save the Date」カードです。
>>【SAVE THE DATE】挙式日が決まったらすぐにゲストへ伝えよう
もともとは欧米の習慣ですが、最近では日本でも人気になっています。いずれにしても、ゲストの方たちがお金のことや旅行の手配など、スムーズに予定を立てられるよう早めに連絡することが大切です。
「沖縄でのウエディングは初めて」というゲストは、いったいどんな服装で参列したらよいかわからないという人が多いはず。せっかく来てもらうゲストに快適に楽しんでもらう為にも気候に合った服装を事前に伝えてあげることが大切です。
暖かい気候の中行われる沖縄ウエディングでは、予想以上にハード。何も伝えないでいると、フォーマルな装いを選んでしまって暑すぎて辛い、汗でベトベト…なんてケースも。
そうならない為にもゲストを招待する側として心がけておきたいのは、前もってゲスト全員にきちんと情報を伝えること。沖縄ウエディングでのゲスト衣裳はこうあるべき!という決まりはありません。
いざ当日になったら、親族の一方はスーツと留袖、もう一方はかりゆしウェアで「やっぱりスーツや留袖を着てこないと失礼だったのかしら」なんて思わせないように、ちょっとした声がけをして安心して楽しく過ごしてもらえるようにしましょう。
>>ゲストに事前に教えてあげたい!沖縄リゾートウェディングでおすすめ&NGの服装まとめ<男女あり>
まずは、男性親族の服装について見てみましょう。沖縄の定番衣装といえばかりゆしウェアですが、ウエディングでもおすすめです。
父親の場合は特に「結婚式にノーネクタイのシャツスタイルでいいの?」と思うかもしれませんが、沖縄ではれっきとした正装。「かりゆし」という言葉は沖縄で「めでたい」「縁起がよい」という意味があり、結婚式にぴったりの衣装としても浸透しているんです。
やっぱり挙式はかっちりスタイルにしたい!という場合は挙式の際はモーニングを着用、お食事会ではかりゆしに着替えるスタイルも人気です。次に女性はどうでしょう。
地元でのウエディングの際は、親族中でも母親は留袖を着るとう場合が多いですが、南国沖縄でのおすすめは、やはりリゾート感満載のドレッシーなかりゆしドレス。そのほか、かりゆしシャツにフォーマルなパンツを合わせたスタイル、ふんわり優しい印象に仕上がるかりゆしのチュニックなども素敵ですよ。
男女ともに親族一同で、おそろいのかりゆしウェアを用意するのもおすすめ。事前に衣装の相談をすることで両家のコミュニケーションが生まれ、親族の絆がぐっと深まります。
女性ゲストにも、沖縄ウエディングならではでバリエーションも豊富なかりゆしドレスがおすすめです。実はシャツスタイルだけでなく、様々なデザインの南国らしくて可愛らしいワンピースがたくさんあるのです。
他にも、インスタ映えを重視してお揃いのカラフルなブライズメイドドレスを着るスタイルも人気です。かりゆし以外のドレスを選ぶ際は、とにかくさらりとした肌触りの素材を選んでもらうのがポイント。高温多湿の沖縄では、裏地付きのドレスを着るとベタベタと肌にまとわりついて不快な思いをしてしまうことも。
裏地が気にならないような過ごしやすいドレスを選んでもらうよう、ゲストにアドバイスすることが大切です。ブライズメイドの衣装はネットで低価格で購入したり、プチプライスのショップでも手に入ります。
リゾートウェディングならではのオシャレとして、友人ゲストにも楽しく選んで貰えるはず。
男性の友人ゲストにも、かりゆしウェアはおすすめです。沖縄の気候に合った素材で作られているので着心地は抜群、第一ボタンを開けてもOKなので、挙式中心地よく過ごしてもらうためには是非おすすめしたい衣装です。中には、ドレスコードにかりゆしウェアを設定する先輩カップルたちも!
リゾートウエディングならではの一体感が出て、ぐんとインスタ映えすることから人気のスタイルです。他にはシンプルな無地のシャツにハーフパンツ等をあわせたカジュアルスタイルもおすすめです。
仲の良い男性の友人同士でお揃いのコーディネートにする「アッシャー」という演出も人気があります。カジュアルなスタイルで良いよ、だけではイメージが伝わりにくい場合は、「ウェディング アッシャー」で画像検索してみてねと伝えるとわかりやすいですよ。
かりゆしウェアを勧めたい!と決まったとしても、かりゆしウェアは県外の人にとって馴染みのないアイテムなので、持っていないという人がほとんど。「当日はかりゆしでお願い!」と伝えるだけだとゲストが準備に困ってしまうことも。そんなときにもオススメなのが、新郎新婦からゲストに引き出物としてかりゆしウェアをプレゼントし、挙式にそれを身につけてもらうという演出。
プレゼントする方法は、事前にゲストの自宅へ発送するか、沖縄で宿泊するホテルに届けるか、主にその2つ。あらかじめカタログを取り寄せてゲストに配布し、一人一人に希望のデザインを選んでもらうパターンや、新郎新婦が「この人にはこのかりゆしウェアを着てほしい」と個別に選ぶパターンも。
>>ネット手配?現地購入?沖縄かりゆしウェアのおすすめ購入方法
レンタルサービスもあるので、式場のプランナーや相談カウンターのスタッフに相談してみてくださいね。
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