当日にさっと渡してカッコよく・・・だと実はゲストが不安?お車代を出してあげる、あげない、の考え方と注意点

 

どこまでも続く空と、コバルトブルーの海。沖縄ウエディングは、日本にいながら海外リゾートで挙式をしているような開放感を感じることができます。

 

沖縄リゾート婚を選択する場合、遠方から来てくれたゲストへの「お車代」には配慮したいところ。

 

招待状を送ったら、あとは当日にさっとお車代を渡すのがスマートだと思っていませんか?地元での結婚式とはスタイルが異なることが多い沖縄での結婚式の場合、ゲストを不安にさせない為に気をつけたいポイントがあります。

 

この記事では、わからないけれど人には聞きにくい4つのポイントを、表を使いながら説明します。

  • 「お車代の意味」
  • 「沖縄ウエディングでの ゲスト別のお車代」
  • 「お車代を渡す時の注意点」
  • 「お車代を出せない」「お車代を辞退された」時は?

 

さまざまなお車代のパターンがあるため、あなたに当てはまる事例をチェックしてください。

 

「お車代」って何?

 

地元でのウエディングでもよく耳にする「お車代」は、結婚式にきてくれたゲストに渡すお金です。必須なものではありませんが、「移動の負担がかかったゲスト」「特に感謝を伝えたいゲスト」にお車代を渡すのが一般的なようです。

 

お車代を渡すのこと多いゲストのタイプ

  • 主賓(両家から各1名選ぶ、お祝いのスピーチをしてくれる人)
  • 乾杯の挨拶をしてくれたゲスト
  • 遠方からのゲスト(飛行機や新幹線を使わないと来られない人)
  • 仲人をしてくれたゲスト

 

他にも、「余興をしてくれた人」や「スピーチをしてくれた人」にも感謝の気持ちとしてお車代を渡すケースもあります。

 

お車代は“ゲストへのキモチ”

お車代は、結婚式へ関わってくれた「ゲストへのキモチ」です。お車代を通して「来場していただいてありがとうございます。」というキモチを伝えます。

 

また、遠方から来たゲストは、結婚式のために飛行機、新幹線、ホテル代などを負担しているので、ご祝儀も含めると地元での結婚式に比べ、多くの費用を負担してもらうことになります。

 

そのため、お車代を渡すことで「遠くから披露宴に来てくれてありがとう」といった感謝の気持ちを表現することができます。

 

「お車代」として用意する金額は?誰にいくら払う?実例をご紹介

 

「ご祝儀辞退で旅費は全額負担のお願い」ならお車代なしでもOK!

地元での結婚式だと、ご祝儀をもらうのが一般的ですが、沖縄リゾートウエディング だとゲストも自分たちの都合にあわせて旅行を手配したい場合も多いもの。だからこそ「ご祝儀はいらないから、旅行の手配はお任せるね」というスタイルを選ぶ先輩カップルも多くいます。

 

また、仲人や主賓の挨拶は立てずにシンプルにパーティーはお食事会という場合も。そんな場合はお車代を渡さないという選択肢でもOK。その際はゲストがお金のことで不安にならないよう事前にしっかりと伝えておくように気をつけましょう。

 

>>旅行手配はゲストにお願い、の時に気をつけたい。事前に伝えておくとスマートな配慮POINT

 

お車代をわたすケース:遠方のゲストに「1万〜3万円」

沖縄のリゾートウエディングではとんどが「遠方からのゲスト」。地元での結婚式でご祝儀をいただく際は、交通費の半額~全額がお車代の目安ですが、沖縄での場合「1万〜3万」をお車代として渡す場合が多いようです。

 

ゲストの旅行の手配を費用も含めて2人が負担する場合は、もちろんお車代を別に包む必要はありません。

 

お車代をわたすケース:主賓のゲストに「1~3万円」

主賓は、一般的に新郎新婦両家からひとりずつの計2名選び、1~3万円のお車代を渡します。少人数での沖縄リゾートウエディングの場合は主賓を立てない、もしくはひとりのみの場合もあります。

 

主賓にあたる方の交通費を負担した場合は「お車代」は不要です。もし渡す場合10,000円など「キリの良い金額」にしましょう。12,000円や13,000円などの端数のある金額は失礼にあたるため、お車代では避けましょう。また、お車代を入れる祝儀袋の書き方は、下記を参考にしてください。

 

主賓に渡すご祝儀袋の書き方(お車代編)

  • 新郎:新郎の旧姓(例:御車代・佐藤)
  • 新婦:新婦の旧姓(例:御車代・田中)

 

※お車代の書き方例では、名字で書かれた祝儀袋もあります。

 

仲人には「1万円」

仲人とは、2人の出会いから婚約・結婚式にいたるまでサポートや段取りをしてくれるひと。以前は結婚式を進めるために欠かせない2人のパートナー、と言われていましたが現在では仲人をたてるケースは少なくなっているようです。

 

仲人がいる場合、渡すタイミングは披露宴後のブライズルーム(控室)。両親がいる時に、1万円以上のお車代を出してください。(※一般的に1万円以下は失礼にあたります)

※仲人さんに渡す「お車代」は、新郎新婦が渡す「お礼」とは別で渡す必要があります。

 

沖縄ウエディング での「お車代」についての疑問

 

いろいろなスタイルが叶う沖縄ウエディングだからこそ、 さまざまなお車代の疑問がありますよね?

 

「お車代として支払う交通費は誰の分をどこまで?」

「お車代を出すベストタイミングは?」

 

ここでは、結婚式をする2人が知りたい「お車代における2つの疑問点」にお答えします。

 

その1:全員の交通費を出すべき?

ご祝儀をいただく際、結婚式をする2人が、全ゲストのの交通費をお車代として負担するのでしょうか。沖縄ウエディングの際、お車代は全額ではなく、「1万円~3万円」と交通費の一部を渡す場合がほとんど。

 

また、親族の交通費を負担して、ご祝儀をいただくケースもあります。すべての交通費をお車代として支払うルールはありません。

 

ふたりがムリをしない範囲で、お車代を渡すのがベターです。

 

その2:お車代を伝えるタイミングは?

お車代を渡す側は「相手に伝えるタイミング」を知りたいですよね?渡す相手によって変わりますが、このような場面でお車代を渡します。

 

お車代を渡すタイミング

  • 主賓のお車代

 

結婚式の受付時に新郎新婦の親がお車代を渡す。

  • 遠方から結婚式に参加したゲスト(親族)

 

結婚式当日に交通費の半額を渡す。

  • 遠方から来た親族以外のゲスト

 

受付時にお車代(交通費やホテル代)を渡す。  ※両親が顔なじみの場合は、あいさつをした時でもOK。

 

 

お車代を支払う余裕がない時はどうしたら?

予算がなく、ご祝儀辞退しないけれどお車代を出してあげられない。という際は事前にしっかりとそのことを伝えておくのがマナー。「くれると思っていたのに、もらえなかった。」ではせっかく参列してくれたゲストに嫌な気持ちを与えてしまいます。

 

そのため「お車代は出せませんが、結婚式に参加してほしいと思っている。」と前もって連絡をする必要があります。

 

ゲストから拒否された時は?

ゲストの中には「お車代はいらないよ」と言う人もいるかもしれません。しかし、お車代は「来てくれたゲストへのキモチ」です。渡したいと思っていた場合には、ゲストにお車代を渡してOK。ただし、「ご祝儀を渡すつもりだったのに、当日いらないよと言われたからお車代も辞退した。」等、双方がそんなつもりじゃなかったのに。ということが起きないよう、事前に「お車代はどうするか」を考えて、コミュニケーションをとっておきましょう。

 

まとめ

 

地元ではなく、沖縄でのウエディングでも「お車代の知識」は必要です。お車代は、ゲストのタイプによって祝儀袋に包む金額やタイミングが異なります。自己資金が少なければ、お車代を渡さないという選択肢もあるでしょう。

 

また、結婚式~新婚旅行にかける予算やゲストの人数・種類によるため、自分の当てはまるケースを参考にしてください。

 

お車代への悩みを解決して、思い出に残る沖縄ウエディングを楽しんでくださいね。

 

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