いざ沖縄で挙式をしたいと決まったら、いったいどの時期がいいの?と悩んでしまうカップルも多いはず。そんな2人のためにまずは、沖縄の1年の気候をご紹介しましょう。
1月の沖縄は北風が強く少し肌寒さを感じますが、日本列島で一番早く桜が開花する季節。居住地で桜が咲く春の気候をイメージするのがわかりやすいシーズンです。3月になると、少しずつ気温があがり、南国ならではの鮮やかな花が咲き誇るようになり、ぐんと陽気を感じる気候に。
このこ頃から日本で一番早い海開きが始まり、気温の高い時間には海水浴を楽しめることも。4月は沖縄の初夏にあたる季節。下旬には、ほぼすべてのビーチで海開きが行われ、マリンアクティビティなど海遊びが楽しい時期です。平均気温24℃と気温が上がってくる5月は、下旬になると梅雨が本番に。
引き続き梅雨シーズンとなる6月ですが、1日中雨が降り続くことは少なく気温も28℃程度と暖かいので、晴れ間に海水浴を楽しめる日も。下旬に梅雨が明け、7月になるといよいよ夏本番。
ここから8月にかけて、「これぞ沖縄!」というべき青い空、青い海の美しい景色を体感できます。まだまだ夏らしい気温で海遊びが楽しめる9月を超えると、10月は絶好の行楽日和となる穏やかな気候へ。
11月は日中晴れていれば半袖で過ごせるものの、夜は少し肌寒い頃。12月は20℃を下回る日が多くなります。クリスマスのイルミネーションで彩られ、沖縄が一層ロマンチックなムードになります。
沖縄ウエディングで人気の時期といえば、ずばり4・7・11月。4月は雨も少なく、年間でもっとも気候のよい爽やかな時期。屋外での挙式やロケフォトにもぴったりで、挙式後はのんびりゲストたちと海で楽しめるのも嬉しいポイントです。
梅雨が明けた7月は晴れの日が続くことで人気の高いシーズン。空と海のブルーが濃くなる季節なので、沖縄ならではの美しいロケーションを写真に収めたいカップルにおすすめ。
夏本番のリゾート地でゲストと海水浴やマリンアクティビティが楽しめるのも魅力ですよ。11月は晴れの日が多く、穏やかな天候が続く時期。真夏の暑さと強い日差しは去り、屋外での挙式、撮影がしやすい秋の気候になります。11月に入ると海水浴の季節が終わるのでビーチの混雑がなく、周囲の人の写り込みを気にせず思いのままのロケフォトが実現できるのもポイントです。
両親や親族などと出かける観光にも最適な過ごしやすいシーズンです。穴場のシーズンといえば冬。特に1~2月は観光客が少ない時期なので、旅費がぐっとリーズナブルに。
>>沖縄ウエディングの費用!時期や旅費までコスト最小限にするには?見直しポイントをご紹介します
挙式料金もキャンペーン価格で行う式場が多くなります。夏場に比べて雨の日が少なく、過ごしやすい気候で、強い日差しを気にせずビーチでゆったりとロケフォトが楽しめるなど、実は好条件が揃い踏み。
「絶対に夏じゃないと!」という要望がなければ、冬場の沖縄ウエディングを楽しむプランを検討してみるのもおすすめです。沖縄の天候で特徴的な台風の時期もご紹介しましょう。
本格的な台風シーズンは8月中旬から9月。10月上旬までは台風の起きやすい時期といわれています。台風のイメージで敬遠されがちな季節ですが、夏真っ盛りのこのシーズンは、まぶしいほどの真っ青な海と空が広がり、沖縄らしい最高のロケーションを楽しめるという実は魅力的な季節。
ゲストも夏休みでスケジュールが立てやすく、常夏の感動の景色を満喫してもらえるなど、メリットもたくさんあります。万が一、挙式当日が台風の日と重なってしまった場合、時間をずらすなど、現地スタッフができるかぎりの対応をしてくれるので、事前にその可能性も考えて相談しておくとよいでしょう。
沖縄ウエディングの外せない魅力や重視ポイントとして、「海が綺麗に見えること!」と考えている2人も多いはず。それなのに意外に見落としがちなのが、「挙式本番のその時間に、どんな海の状態なのか」という確認。
実は日の出・日の入り時間の情報と同じように、満潮時間と干潮時間がわかる潮位表というものがあるので事前に海の状況も予測ができるのです。挙式を申し込む際には「この場所の、この日の、この時間はどんな海の状況なの?」を聞いておくだけで、イメージと違う・・・!を防ぐことができます。
潮の満ち引きと同じように、同じ沖縄の中でも場所によって海の見え方が実は異なります。沖縄本島で海に面している式場でも、東海岸向きと西海岸向きでは日差しの入り方が違うので、会場がオススメする最高の時間帯は異なるもの。
最高の海が見たい!!というこだわりがある場合は、会場の人にオススメ時間を聞いてみましょう。
石垣ブルーと呼ばれる美しい「青」が魅力の石垣島でのウエディングでの場合は、「どんな立地?」が確認のポイント。台風が上陸することの多い石垣島は、建物を守るように海岸線沿いに防風林が植えてあることがほとんど。
少し高台になっていて海を一面に見渡せるロケーションもあれば、緑越しに海が見えるという場所もあります。砂浜まで出ての挙式ならもちろん目の前は海ですが、建物の中での挙式の際は「挙式場からは海はどんな風にみえるの?」を確認して、思い描いた美しい青い海を望んでの挙式を叶えましょう。
一方、抜群の透明度を誇る海で有名なのが宮古島。雨がふったり波が高くても海の色が安定して透き通っているという魅力もあります。その秘密は「海に流れ込む川がない」こと。
地盤がサンゴ礁でできている宮古島は、雨で砂や土が川を通じて海に流れ込むことがないのです。地下ダムと呼ばれるサンゴ礁の地盤を通して濾過された水が海に流れる仕組みなので、「もしあいにくの雨模様でも海の色は綺麗に見える」を重視する2人にはおすすめです。
式場が決まったら、次は旅行の準備。わくわくする!という人もいればちょっと面倒だなと思う人もいるのではないでしょうか。こだわっていろいろなカスタマイズをして自分達で手配するのも勿論素敵ですが、手軽に手配をする方法もあります。まずは、式場の担当者の人に旅行手配は可能なのかを確認してみましょう。
リゾートウエディングの地として大人気の沖縄だからこそ、式場で旅行の手配が可能な場合も多いのです。その場合は式場の近くのホテルを紹介してくれたり、割引プランがあるところを提案してくれたりと手軽なだけでなくお得に手配をしてくれます。
2人の式の時間やスタイルにあわせて旅行の提案もしてくれると安心ですね。また、自分たちで手配をする際に手軽でお得なのは飛行機とホテルのパックプランを利用すること。
宿泊予定日の8か月前位にプランが発表される事が多いので、その時期をめがけて早めに旅行会社に相談すれば、希望のリゾートホテルにお手軽に泊まれます。ゲストの旅行手配を新郎新婦がする場合も、式場か旅行代理店に相談すれば希望の日時や価格帯にあったものを提案してくれます。
また、費用を抑えたい場合はなんといってもLCCがおすすめ。沖縄との直行便も増え、時期によっては往復1万円で収まってしまいます。
2人で予約をしてあげてチケット情報を伝えるか、ゲストに手配をお願いする際は、パックプランの例やLCCの価格帯を教えてあげて金額があがってしまう前の早めの手配をお願いするようにこころがけましょう。
那覇空港からの移動手段は、モノレール、バス、タクシーがありますが、おすすめはなんといってもレンタカー。レンタカーなら、荷物が多くても車に積み込んでしまえば、あとは身軽にスイスイ。快適なドライブを楽しめます。
沖縄のレンタカー会社は営業所がたくさんあり、さまざまな出発拠点を選べますが、熱い中、重い荷物を持ちながら歩くのは短い距離でも疲れてしまうもの。那覇空港からの出発を選ぶ人が多いのは、ラクラク&スム―ズな移動が叶うから。手配は当日、空港到着後にすることも可能ですが、繁忙期はすぐに配車できず、かなりの時間ロスをしまうことも多いので要注意。
沖縄ウエディングの第一歩を楽しくスタートするためには、あらかじめ予約しておくのが基本です。予約はネットから簡単にできるので、旅に出る前にゆっくりと価格や車種を選びながらあらかじめ予約をしておきましょう。
とはいえ免許がない、沖縄では運転したくない、という場合でも安心して大丈夫。らくちんなタクシーはもちろん、リゾート地行きの長距離路線バスやリムジンバスもあります。
レンタカー利用でない場合は、式場までの移動方法を式場の人に聞いてみましょう。ウエディングという特別なひだからこそゆったり優雅に過ごしたいなら、観光タクシーを予約して観光地をまわりながら目的に向かってもらう、なんて移動方法もありますよ。
ウエディングが終わったら、あとは沖縄観光をおもいっきり楽しみたいですよね。観光地としても大人気の沖縄は、見どころ満載!「誰と、どんな風に過ごしたいか」を考えてみましょう。
なかには「挙式をあげる場所はどこも魅力的だったから、挙式後にどんな過ごし方ができるかを重視して場所を決めた」という先輩カップルもいます。沖縄本島はどんな年代の人でも楽しめるスポット・選択肢がたくさんあるので、高齢ゲストや小さな子供を招待する場合にも安心です。
沖縄本島、といっても静止画のような美しい海が広がる南部、国際通りや首里城がある都心部の那覇、海外の街並みのような北谷、プライベート感のある読谷村、リゾートホテルが立ち並ぶ人気エリアの恩納村、本島の中でも手付かずの自然に囲まれ美ら海水族館もある北部エリア等、見どころは様々。
石垣島なら、島ごとに特徴・見どころがある八重山諸島にフェリーで行けることがなんといっても魅力的。アクティブに大自然を満喫したい!という2人にはぴったりです。
日々の喧騒からかけ離れた最高のロケーションの中で、ゆったりとした時間を過ごしたいなら宮古島がオススメです。マリンアクティビティでも、体験ダイビングといった本格的なものから子供も参加できるカヌー体験等まで様々。一生の記念に残るフォトフレーム作り・琉球グラス作り・シーサー作り等も魅力的ですよね。
2人でのアクティビティは勿論、ゲストと一緒に体験できるアクティビティもあるので、過ごし方にあわせて忘れられない想い出になるような計画をたててみましょう。
そしてグルメも外せないポイント。相談カウンターで事前に現地のおすすめ情報を聞いてみたり、式場の担当者やアクティビティを申し込んだお店の人に「この近くでのおすすめってどこですか?」をぜひ聞いてみましょう。
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