沖縄リゾートウエディングをしたい!とアレコレ調べて、やっと「これだ!」と思える会場が見つかった後は、挙式の日時を決める段階に。
休暇を取ったりする関係で日程については確認していても、挙式時間については「好きな時間が選べる」と思っていませんか?会場や時間帯により、潮の満ち引き、太陽の位置で、ロケーションががらりと変わってしまう場合も!
日程だけではなく時間も考慮して、希望するロケーションに合わせ早めに予約を行いましょう。今回は挙式を行う時間帯の決め方について、詳しく解説します。
海の見え方にとって最も重要なのが潮位(ちょうい)です。海が見える結婚式場やホテルパンフレットは、満潮時に撮影されることが多くなっています。常に青い海が広がっている状態にあると思われがちですが、場所によっては引き潮の時は写真のように下の土が見えてしまうことも。
挙式当日に「イメージと違う!」という事態を避けるために、候補日程の潮位表をチェックしておくのがおすすめ。潮位は月の満ち欠けに左右されるので、毎日変わります。
【潮位で変わるロケーションの目安】
また、ひとくちに沖縄県といっても、たとえば沖縄本島と宮古島と石垣島でも違いがあるので要注意。エリア・時期によって潮位は違うので面倒かもしれませんが、都度チェックしましょうね。
◆気象庁の潮位表
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/s_nansei.php
人気の式場でベストロケーションの場合は、早々に予約が埋まってしまい、干潮時しか空いていないという場合もあり得ます。
しかし、干潮だからすべてNGではありません。先ほどの画像は極端でしたが、干潮でも月の満ち欠けにより、その引き方は変わります。また、場所によっては完全に海水が引かず、干潮と満潮の間くらいでも綺麗に見えるビーチもあります。
実際の例を見てみましょう。
例えば恩納村で2019年7月19日~8月2日の間に式を挙げたい場合、「恩納村は沖縄本島の西海岸なので、挙式の時間は太陽が東側にある午前中が望ましい」と考えると、干潮時刻が午前中の挙式時刻に近い7月27日~8月2日は、干潮時に海の水が引きそうな場所の場合、厳しい日程になります。
7月27日は干潮が8:39ですが、満潮が15:10なので、お昼までに半分くらい潮が満ちるため、海水の満ち方によってはOK。結果的に満潮が午前中もしくは午後の比較的早目にある7月19日~26日がおすすめ日程となります。潮の満ち引きについて調べていると、地球と月の関わりについて改めて考えさせられますね。
とはいえ、これはあくまで一例です。先ほどもお伝えしたように、干潮でも海水がすっかり引かないビーチであれば、あとは太陽光の反射のみです。
海が綺麗に映る時間帯を希望する旨を式場の方にもお伝えして、確認してもらい、式の時間帯を決めるようにしましょう。
沖縄ウエディングでは、青い空・青い海をバックに写真撮影ができることが最大のメリットと考える人も多いのではないでしょうか?参加してくれたゲストと一緒に沖縄らしい一枚を残したい!そんなときに気にしてほしいのが太陽の位置。
自分の選んだ会場がどの方角を向いているかによって、太陽の位置によって海がキレイに見えるかどうかが分かれます。簡単に言うと以下の通り。
・東側エリアの場合(南城市、西原町、沖縄市、うるま市など)―午後
・西側エリアの場合(北谷町、読谷村、恩納村、名護市など)―午前中~お昼前まで
自分たちが海を向いた時に、太陽が背中側にあると、光がキレイに入って海が青く見えるのです。
もし、自分たち側に太陽が来てしまうと、海の上にこうして太陽の光が反射し、青く澄んだ海にはなりません。これはこれで綺麗ですし、例えばこれが西側で、サンセットタイムの写真をご希望の場合は、このまま日が沈むのを待てばいいので問題ありませんが、昼間タイミングで青い海を希望される場合は、太陽の位置を事前に確認しましう。
また、二次会や披露宴はサンセットタイムを狙いたい!という方は、二次会・披露宴会場の向きも問い合わせましょう。西側に向いている会場でないと、サンセットを見ることができません。
挙式の予約は、こうしてビーチで写真を撮りたいという方にとっては、その時間帯がとても重要!希望時間の潮位表を併せてチェックは鉄則です。
さらに、太陽光の反射による光の映り込みを防ぐためには、場所によって時間帯がある程度決まります。
・西海岸→午前中
・東海岸→午後
という原則を踏まえ、せっかくの沖縄ウエディング、海のベストコンディションが望める時間帯で結婚式の予約ができるように、事前にしっかり調べておきましょうね。
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