ゲストが運転できなくても大丈夫!リゾートエリアまでのアクセス方法徹底解剖

公共交通手段に乏しい沖縄県ではなんと県外から訪れた人の4人に1人がレンタカーを利用していると言われています。そのため、那覇市を除くリゾートホテルや観光地へのアクセスにはバスかタクシーを利用することになります。しかし、ゲストの中には運転が苦手な人がいたり、旅先ではお酒をのみたいから運転は避けたいというケースも。

 

ここでは、当日レンタカーの運転ができないゲストのために、各リゾートエリアまでのアクセス手段をご紹介します。

 

空港からリゾートエリアホテルの移動は「ホテルの送迎サービス」「空港リムジンバス」「タクシー」の3つから!

 

那覇空港からリゾートエリアホテルへの移動は「ホテルの送迎サービス」「空港リムジンバス」「タクシー」の3つが主に挙げられます。それぞれ利便性や料金が異なるため利用シーンに合ったものを選びましょう。

 

「ホテルの送迎サービス」について

恩納村をはじめとするリゾートエリアに位置するホテルには、その規模、価格帯に関わらず宿泊者に対して無料あるいは1回1,000円前後での送迎サービスを行っている施設が多くあります。

 

送迎の時間帯も、飛行機の到着便に合わせて柔軟に対応してくれるほか、ホテルの予約と同時に送迎を依頼するため、日にちを間違えた!なんてミスも起こらないため、送迎サービスがある場合、利用することをおすすめします。

 

送迎サービスがあるホテルの例としてはザ・リッツ・カールトン沖縄、オキナワマリオットリゾート&スパ、ルネッサンスリゾート オキナワ、ザ・ブセナテラス、ロイヤルホテル 沖縄残波岬など。

 

ホテルの比較予約検索サイトでの「送迎付き」のプランとして販売されているのでチェックしてみてくださいね。

 

空港リムジンバス

沖縄バス株式会社が空港、那覇バスターミナルから沖縄県北部(美ら海水族館)まで運行している長距離バス。空港からホテルまで乗り換えなしで往復できますが、事前に予約が必要なのでため、空港リムジンバスは公式ホームページから、申し込み、決済を行ってください。

 

なお、空港リムジンバスは現金では乗車できません。もし、事前予約、決済を行っていない場合は国内線ターミナル1階、到着口Aの隣に乗車券販売、座席予約を行ってくれる「空港リムジンバス案内センター」で乗車券の購入ができますので購入してください。ただし、席がない場合もあるので注意が必要です。

 

空港リムジンバスはあくまで沖縄バスが運行する定期便。飛行機の遅延等の理由に関係なく、定刻になると出発してしまいます。

 

飛行機の到着時間ぎりぎりにバスを予約するのではなく、ある程度余裕をもったスケジューリングがおすすめです。

 

>>公式ホームページはこちら

 

タクシー

那覇空港の国内線ターミナル1階到着口前には、那覇市内へのタクシーと長距離タクシー、それぞれの乗り場が設置されています。

一般のタクシーでも空港~ホテル間の利用はできますが、運賃がやや高額になるため、事前予約が可能で、料金もあらかじめ決まっているシャトルタクシーの利用がおおすすめです。

 

シャトルタクシーなら飛行機の到着に合わせて到着口前でプラカードを持って待っていてくれるので人の多い時期でも迷うことなく利用ができます。

 

シャトルタクシーの取り扱いのあるタクシー会社一覧

◆盛幸タクシーグループ

電話番号:098-933-4090

公式HP:https://moritaxi.ti-da.net/

 

◆沖縄観光タクシー『デイゴ会』

電話番号:090-3793-8180

公式HP:http://nishihara.main.jp/index.html/itemlist.html#syatoru

 

◆沖縄観光ジャンボタクシー ゆいまーる 絆会

電話番号:080-4287-1598

公式HP:http://www.yuimarru-kizuna.sakura.ne.jp/

 

恩納村エリアへのアクセス

 

沖縄本島の中央部にある県内最大のリゾートエリア。世界に名だたるラグジュアリーホテルが集まる地域です。現在、那覇市内から恩納村へ行くためにはバス(路線バス、シャトルバス)、タクシー(通常のタクシー、観光タクシー、シャトルタクシー)、レンタカーなどが主なアクセス手段として利用することができます。

 

シャトルタクシーを利用した場合の所要時間と料金

シャトルタクシーを利用して空港から恩納村まで移動した場合、所要時間は、片道約1時間30分ほど、料金は約6,000~9,000円程度かかります。

 

※高速道路を使用した場合の所要時間、別途高速料金が必要です。

 

リムジンバスでの行き方

空港から発着しているリムジンバスの内、「Bエリア」「Cエリア」「Dエリア」「DEエリア」行きのバスに乗車、約1時間で到着します。運賃はホテルの場所により若干異なりますが、片道大人1,200円~1,500円です。

 

Bエリア(恩納村南部・読谷コース)の停車ホテル一覧

  • ホテルムーンビーチ
  • ルネッサンス リゾート オキナワ
  • 沖縄残波岬ロイヤルホテル
  • ホテル日航アリビラ

 

Cエリア(恩納南部コース)の停車ホテル一覧

  • ホテルムーンビーチ
  • ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート
  • カフー リゾート フチャク コンド・ホテル
  • シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
  • リザンシーパークリゾート谷茶ベイ
  • ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
  • ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄

 

Dエリア(恩納村北部コース)の停車ホテル一覧

  • ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
  • ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
  • かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ
  • ザ・ブセナテラスビーチリゾート
  • オキナワ マリオット リゾート & スパ
  • ザ・リッツ・カールトン沖縄
  • かねひで喜瀬ビーチパレス

 

DEエリアの停車ホテル一覧

  • ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
  • ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
  • かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ
  • ザ・ブセナテラスビーチリゾート
  • オキナワ マリオット リゾート & スパ
  • ザ・リッツ・カールトン沖縄
  • かねひで喜瀬ビーチパレス
  • ホテルリゾネックス名護
  • センチュリオンホテル&リゾートヴィンテージ沖縄美ら海
  • ホテルオリオンモトブリゾート&スパ

 

北谷エリアへのアクセス

 

那覇市から車で約30~40分ほどの場所にある美浜アメリカンビレッジやサンセットビーチは人気のフォトスポットとして知られています。また、雰囲気の良いロケーションカフェも多くありショッピングからグルメまで1日中楽しめる場所です。

 

シャトルタクシーを利用した場合の所要時間と料金

シャトルタクシーを利用して空港から読谷村まで移動した場合、所要時間は、片道約1時間30分ほど、料金は約6,000~7,000円程度かかります。

 

※高速道路を使用した場合の所要時間、別途高速料金が必要です。

 

リムジンバスでの行き方

空港から発着しているリムジンバスの内、「Aエリア」行きのバスに乗車、約1時間で到着します。運賃は片道大人800円です。

 

Aエリア(宜野湾コンベンション・美浜・北谷コース)の停車ホテル一覧

  • ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンス
  • ラグナガーデンホテル
  • ザ・ビーチタワー沖縄
  • ベッセルホテル カンパーナ沖縄
  • ラ・ジェント・ホテル沖縄北谷
  • ヒルトン沖縄北谷リゾート
  • ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート

 

読谷村へのアクセス

 

日本最大の「村」として知られている読谷村(よみたんそん)は、天然ビーチが豊富でまだリゾートエリアとして開発が進んでいない穴場的な場所。観光スポットとしては、焼き物の窯元が集まった「読谷やちむんの里」や景勝地「残波岬」などがあります。

 

シャトルタクシーを利用した場合の所要時間と料金

シャトルタクシーを利用して空港から名護市・宜野座エリアまで移動した場合、所要時間は、片道約1時間30分~2時間ほど、料金は約9,000~13,000円程度かかります。

 

※高速道路を使用した場合の所要時間、別途高速料金が必要です。

 

リムジンバスでの行き方

空港から発着しているリムジンバスの内、「Bエリア」行きのバスに乗車、約1時間半~2時間で到着します。運賃は片道大人1,500円です。

 

Bエリア(恩納村南部・読谷コース)の停車ホテル一覧

  • ホテルムーンビーチ
  • ルネッサンス リゾート オキナワ
  • 沖縄残波岬ロイヤルホテル
  • ホテル日航アリビラ
  • 読谷バスターミナル

 

宜野座・名護エリアへのアクセス

 

沖縄サミットが行われたことで一躍有名になった名護市。市内にはリゾートホテルはあまりありませんが、ゴルフ場やビーチなどがあり本島南部、中部から北部へのアクセス拠点として観光客がよく訪れる場所です。

 

なお、本島の東海岸側にある宜野座村へはリムジンバスで直接行くことはできません。「Dエリア」「DEエリア」行きのリムジンバスに乗り「名護バスターミナル」で乗り換えるか、空港からシャトルタクシーでの往復が便利です。

 

リムジンバスでの行き方

空港から発着しているリムジンバスの内、「Eエリア」「Dエリア」行きのバスに乗車、約1時間半~2時間で到着します。運賃は片道大人1,500円です。

 

Eエリアの停車ホテル一覧

  • ホテルリゾネックス名護
  • センチュリオンホテル&リゾートヴィンテージ沖縄美ら海
  • ホテルオリオンモトブリゾート&スパ

 

DEエリアの停車ホテル一覧

  • ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
  • ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
  • かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ
  • ザ・ブセナテラスビーチリゾート
  • オキナワ マリオット リゾート & スパ
  • ザ・リッツ・カールトン沖縄
  • かねひで喜瀬ビーチパレス
  • ホテルリゾネックス名護
  • センチュリオンホテル&リゾートヴィンテージ沖縄美ら海
  • ホテルオリオンモトブリゾート&スパ

 

バス移動もタクシー移動も不安なゲストにも楽しんでもらうには

 

大きなリゾートホテルなら、シャトルバスなどでホテルに乗り継ぎなしで行くことができますし、外に出かけなくても1日をゆったりと過ごすことができます。

 

例えば、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートでは周囲を天然の海に囲まれ敷地内では海水浴から海に住む生き物観察、マリンアクティビティなどを楽しむことができます。また、スパニッシュコロニアルスタイルのデザインが素敵なホテル日航アリビラでは自転車を借りて広大な敷地内やホテルがある読谷村周辺を移動することができます。

 

式場で送迎バスが出る場合は、ゲストの宿泊先はゆいレールで移動できる那覇市内でもOK。那覇市内であれば、国際通りや首里城、免税ショッピングが楽しめるDFSギャラリアなどの観光スポットで楽しむことができます。

 

また、長時間の移動が不安そうなゲストがいれば、同じく式に出席する新郎新婦の友人や知人に「観光・移動は一緒に行動にしてあげてほしい」とお願いしてみても良いかもしれません。

 

まとめ

 

土地勘がない場所での移動は不安、挙式前に迷ったり、慌てたりしたくない。そう考える方は多いのではないのではないでしょうか。

 

特に、首都圏在住の若年層にはペーパードライバーでほとんど運転経験がないゲストや、運転免許証の自主返納が取り沙汰されている中、新郎新婦の両親をはじめ、高齢のゲスト達が運転しなくてもホテルや式場に行くことができるというのは大きなメリットです。また、披露宴の後、飛行機で帰宅するゲストにとっても、お酒を飲んでも大丈夫な交通手段は抑えておくと安心でしょう。

 

幸い、那覇空港から各リゾートエリアまでのアクセス手段はシンプルでわかりやすく、案内も容易です。招待状を送るときに一緒に予約サイトのURLやタクシー会社の電話番号を印刷したものを添えると心づかいが喜ばれ、ゲストの負担も軽減するのではないでしょうか。

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