関西国際空港へのおすすめ移動方法から沖縄の各空港までのフライト徹底解剖!!

 

関西には伊丹空港(大阪国際空港)、神戸空港、関西国際空港の3つの空港がありますが、その中でも那覇空港への発着便が最も多い空港が関西国際空港です。

 

ここでは、関西国際空港までのアクセスと、関西国際空港から沖縄県内にある各空港(那覇空港、新石垣空港、宮古空港、久米島空港、みやこ下地島空港など)までの行き方をご紹介します。

 

関西国際空港へのアクセスをご紹介。それぞれの利点を生かした活用術を!

 

関西国際空港へは自家用車、電車、バス、タクシー、高速船と様々なアクセスが可能です。荷物の量やフライトの時間帯、小さな子どもや高齢な同行者など利用状況に応じて活用すると旅の始まりをスムーズに迎えることができます。

 

2社の鉄道駅が直結する関西国際空港は遠方からのアクセスもラクラク!

 

関西国際空港には南海電鉄、JRの駅が直結しており、関西全域からのアクセスが可能です。

 

JRの場合、京都駅、新大阪駅からは「特急はるか」が、大阪、京橋、天王寺駅からは関空快速が運行しており、それぞれ1時間程度でアクセスができます。また、南海電鉄の場合なんば駅から「特急ラピート」が運行しており、堺、なんば、泉佐野駅からのアクセスが便利です。

 

中四国からも直接アクセスできる便利な高速バス、空港バス

 

関西国際空港には関西圏はもちろん、岡山、四国、兵庫県の各地から高速バス・シャトルバスが運行しています。それぞれ、バスの予約、利用方法はそれぞれの出発地により対応が異なりますので、各社の公式ホームページを確認してください。

 

>>各バスの発着地・時刻表情報はこちら

 

空港に行くためには通行料が必要?自家用車の利用は要検討です

 

関西国際空港内にある駐車場は、事前予約が可能というメリットはあるものの、駐車料金が1日2,500円~と少々割高で最大駐車台数も少ないため、あまりおすすめできません。また、空港連絡橋の通行には軽自動車で720円、普通自動車で920円~の通行料が必要になります。

 

もし、小さい子どもがいる、公共交通機関を使うには不便な場所に住んでいるなど、自家用車を使用せざるを得ない理由がある場合は空港近くにある駐車場がおすすめです。

 

空港周辺の駐車場には駐車場から空港まで送迎してくれる駐車場と、空港内で車を預け、帰りも空港内に車を持ってきてくれる駐車場の2種類があります。

 

前者の送迎を行ってくれる駐車場は、空港連絡橋の往復代金がかからない分お得に利用できます。後者の、空港で車を預けられる駐車場の場合は、ターミナルから出てすぐにマイカーで出発できるという利便性があり、それぞれ目的にあった利用がおすすめです。(後者の場合は別途連絡橋通行料が必要です)

 

なお、上記のサービスはどちらも関西国際空港の公認業者でなければ認められていないサービスです。その他の業者は禁止されていますのでネットなどで探すときには「公認」というキーワード付きのサイトを選ぶなど、注意してください。また、関空公認業者は1階エアロプラザ前で営業しており、関空では4階出発ターミナル及び1階到着ターミナルでの営業行為は許可されておりません。4階出発ターミナル及び1階到着ターミナルで営業を行う違反業者にはご注意ください。
 

また、2019年4月現在、2018年に起こった台風21号の影響により、時間帯によっては一般車両の通行が制限されていることがあります。近隣の有料駐車場を利用するか公共交通機関の利用がおすすめです。

 

連絡橋通行料が気になるタクシー利用。電車駅までのアクセスに利用しても

 

大阪市北区、JR大阪駅、梅田駅の周辺から関西国際空港までの区間、大阪市中央区、淀屋橋駅、難波駅から関西国際空港までの2区間には定額運賃が適用され、それぞれ13,000円~17,000円で利用ができます。(空港連絡橋通行料金、阪神高速道路通行料金は別料金)

 

通常、大阪市内からバスで空港まで向かうと1人片道1,000円前後ですので、1人当たり追加で2,000円程度支払えばタクシーで自宅や宿泊施設から直接空港まで行くことができます。朝の通勤ラッシュ時や子どもと一緒の移動がある場合などに重宝しますよ。

 

そのほかの地域から、関西国際空港へのアクセスに関して定額タクシーの制度はありません。また、空港連絡橋の通行料金も別途負担しなければならないため、神戸や大阪・新大阪から高速バスを利用する、空港連絡橋手前の駅までタクシーで行くなどの対応がおすすめです。

 

船でアクセスできる国際空港はここだけ?神戸から関西国際空港までは早くて便利な高速船がおすすめ

 

大都市にある空港としては珍しく、神戸空港から関西国際空港間には高速船が定期的に運行しています。神戸から関西国際空港まで車を利用した場合は約1時間ほどかかるのに対し、高速船ならおよそ30分でアクセスできます。運行時間も朝から夜12時まで1時間おきに運行しており利便性の高いアクセス手段です。

 

また、神戸から関西国際空港への船を利用する場合は船の発着する神戸空港海上アクセスターミナル専用駐車場が何泊でも無料、というのも嬉しいポイント。

 

そんな、いいことずくめの高速船ですが、台風や高波などの自然災害には弱く悪天候時には欠航することも。その場合は関西国際空港までのバスが臨時で運行することになっていますが、先ほどご紹介した通り、高速船と比べると30分ほど余計に時間がかかってしまいます。そのため、台風シーズンには余裕を持った移動を心がけましょう。

 

関西国際空港から那覇、宮古、新石垣空港へ就航している航空会社、就航便情報

 

関西国際空港から那覇空港まで1日10本以上の直行便が運航しています。ANAやJALのほかピーチなどのLCCも数多く就航しているため時間帯や予算に合わせて利用ができます。

 

離島に行くには?県内の各空港への就航便、行き方

 

二人っきりの時間を過ごしたい、静かにゆっくりしたいというときには沖縄県内にある離島での挙式、滞在がおすすめです。最近では、本島以外でもリゾート挙式が行えるホテルや式場も増えており、コスト、手間もそれほど変わらずに式が行えます。

 

そんな時に気になるのが離島へのアクセス。基本的にすべての離島は沖縄本島からの飛行機、フェリーで行くことができますが、休日ともなれば夏季以外でも人で混雑する那覇空港や船酔いが気になるフェリーの利用はできれば避けたいもの。

 

特に、関西国際空港からの出発はただでさえ時間がかかるため、可能な限り乗り継ぎ回数の少ないルートを選びたいもの。そんな各離島へのアクセスについてご紹介します。

 

石垣島 新石垣島空港

 

関西国際空港から新石垣島空港までの区間は全日本空輸(ANA)による直行便が1日1本、就航しており、那覇空港で乗り継ぎを行うことなくアクセスできます。ただし、那覇空港行きのフライトに比べるとどうしても就航便数が少ないため、夏の連休やゴールデンウィーク時の利用は早めの予約がおすすめです。

 

住所:沖縄県石垣市白保1960−104−1

運用時間:8:00 - 21:00

 

宮古島 宮古空港

 

関西国際空港から宮古空港までは全日本空輸(ANA)による直行便が1日1本、就航しており那覇空港で乗り継ぎを行うことなくアクセスできます。ただ、1日の就航便数が少ないため早めの予約がおすすめです。

 

住所:沖縄県宮古島市平良下里1657番地128

運用時間:8:00 - 21:00

 

宮古島 みやこ下地島空港

 

2019年3月に開業した日本で最も新しい空港。宮古島と橋で結ばれた伊良部島のさらに隣のにある離島「下地島」に位置しています。また、宮古島に行く途中には、旅行サイトのトリップアドバイザーが発表した「旅行者の口コミで選ぶ、日本の橋ランキング2016」で1位に輝いた「伊良部大橋」もありレンタカーでのドライブもおすすめです。

 

ジェットスターによる関西国際空港からみやこ下地島空港までの直行便は2019年7月3日から就航予定です。2019年5月時点では、そのほかの路線は成田空港、香港空港の3路線のみとなっています。

 

住所:沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1727番地

運用時間:飛行機の発着時間に合わせて開館、閉館

 

久米島 久米島空港

 

県内で5番目に大きな離島である久米島は最近では野球キャンプで知られるようになりました。利用の中でも自然に恵まれ、真っ白な砂浜が2キロも続く「イーフビーチ」などマリンスポーツのメッカとも呼ばれています。久米島空港への直行便は就航しておらず、沖縄本島の那覇空港からのみのアクセスになります。

 

住所:沖縄県島尻郡久米島町字北原566−2

運用時間:8:00 - 19:30

 

まとめ

 

西日本を代表する国際空港である関西国際空港は、那覇までの発着便が関西で一番多く、2社の鉄道駅が空港に直結しているため、関西全域からアクセスでき、関西圏はもちろん、岡山、四国、兵庫県からも高速バス・シャトルバスが運行しているので、幅広く活用できる空港といえるでしょう。

 

国内にある空港でも屈指の眺めを誇る「関空展望ホール スカイビュー」や機内食が楽しめるレストラン「レジェンドオブコンコルド」など、空港そのものも楽しむことができるのも魅力。

 

挙式前はどうしても慌ただしくなってしまうものですが、少し早めに空港に行って滑走路の展望を楽しむ、空港内で機内食を食べてみるなど気分転換をするよい機会になることでしょう。また、マッサージ店なども空港内にはありますので、ひと時のリフレッシュを行う時間を作ってもいいかもしれません。

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