ふたりの門出にと訪れた沖縄。沖縄には、南国ならではの独自の文化が根付いていることもあり、旅行時にもちょっとした注意が必要な場面があります。
リピーターが活用している「より沖縄を楽しむための裏技」を知っておくことで、ゆったりとした気分でふたりの旅を楽しみましょう。
ガイドブックを見て憧れた、あの海カフェに行きたい~!そんな気持ちで沖縄のお店や施設巡りをする方も多いはず。ここでは沖縄のお店を訪れる際の注意点をお伝えします。観光時のスケジューリングにお役立てくださいね。
18:00~19:00くらいに閉店するお店が多く、沖縄のお店・施設は総じて夜が早いです。中にはロケーションもあり日没までというカフェやレストランも少なくありません。そして朝も開くのは遅め。
都会から来た人ほど困惑しがちなのが「沖縄には夜開いているお店が少ない」ということ。沖縄きっての繁華街「国際通り」でさえも23時を過ぎるとラストオーダーが終わっているお店がほとんど。夜間に観光や食事を考えている際は、あらかじめ営業時間を確認しましょう。
閉店時間は調べたからこれでばっちりかと思いきや、ガイドブックに載っている情報が古いということも良くあることです。沖縄のお店は個人経営が多いため、定休日の変更や臨時休業もザラ。また、沖縄独自の行事や休日でお休みするお店も少なくありません。(清明祭・慰霊の日・旧盆・旧正月など)
行きたいお店が決まっている場合は、お店のFacebookページやInstagramを探してみましょう。臨時休業の場合はそちらに記載があることも。また、口コミサイトよりも地元の方が書いているブログの方が情報が正確なことも。
行きたい方面のお店が閉まっていた時のために、2~3店の候補を作っておくのがおすすめです。
沖縄について、沖縄都市モノレール「ゆいレール」やバスを利用して移動する方も多いかと思いますが、注意したいのが、沖縄では「Suica」をはじめとした交通系ICが改札やバスで使えないことです。(※2019年3月現在)
交通系ICは沖縄独自の規格である「OKIKA(オキカ)」のみなのですが、他のICカードとの互換性はありません。交通系ICをオートチャージして乗ることに慣れている方からすると、不便に感じるかもしれません。(コンビニなどの決済では交通系ICが使える場所が多いです)
ゆいレールの切符を券売機で買うのですが、この切符も自動改札に通すのではなく、切符に印字しているQRコードをタッチするという独自の方式。改札を出る時点でも切符が手元に残るので、改札出口にはゴミ箱がありますが、記念に持ち帰ることも可能です。
また、バスの場合は整理券を取り、降りる際に精算するという形式が一般的。両替はできるようになっていますが、小銭のご用意をしておいた方がスムーズです。
沖縄は海に囲まれているので、雲の動きが早く、天気が変わりやすいのが特徴。朝~昼までは快晴だったのが、夜は豪雨というのも珍しくありません。
天気予報はあまり信じすぎず、空の雲の状況を見て判断しましょう。また、雨が降ったとしてもわりとすぐに上がるのも沖縄の天気の特徴。このため、沖縄の人はあまり傘を持ち歩かないとも言われています。
天気予報を当てにしないといっても、必ず注視するのが「台風」情報。沖縄の台風は、南洋で発生してから接近までに余り日数がないことと、発生したばかりの台風はとてもゆっくり進むため、接近・直撃した場合の被害が大きいのです。
そのため、台風の規模によっては、沖縄県民は気象庁のほかに米軍の台風予報なども参考にしてとても用心して備えを行います。
もし台風シーズンでのウエディングを考えている際は、欠航や遅延があっても大丈夫なように、前後のスケジュールに余裕をもって旅程を組むのがおすすめです。
沖縄はいわゆる”地方銀行”が多数あります。全国規模の大手銀行からお金を下ろすならコンビニエンスストアがおすすめです。とはいえ、沖縄には2019年3月現在、ファミリーマートとローソンのにが進出。離島はファミリーマートのみ)セブンイレブンがありません(2019年7月開店予定)。
セブン銀行のATMを使いたい!という際は、那覇空港や県庁前などの主要なゆいレール駅、または系列のイオン銀行がイオンショップにありますので、そちらを活用しましょう。
沖縄は車社会。特に沖縄本島は渋滞がひどく、はまってしまうと歩いた方がはやい場合があるほど。ぎりぎりのスケジュールを組んでしまうと、飛行機の時間に間に合わない!?なんてことも。特に通勤ラッシュの7:30~9:00、17:30~19:00は要注意。
高速道路に関しても、沖縄はETCカードを持っていない人が多く、現金支払いゾーンで車が詰まってしまうことも。沖縄に訪れる際は、ETCカードは必ず持参しましょう。
また、リゾートエリアでは「ゆったりとはしる地元の車が原因で渋滞していた」なんてことも。沖縄で運転する際は、時間にはゆとりをもって行動するのがおすすめです。
[写真:沖縄の桜、寒緋桜(かんひざくら)]
いかがでしたか?きっちり予定をたてても、予想外のことが起きやすいのが沖縄。不測の事態でも慌てずにすむように、時間とココロにゆとりをもって楽しい思い出をつくってください。
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