太陽が眩しく降り注ぐエメラルドブルーの海に、サラサラの白い砂浜。誰もが憧れる沖縄でのリゾートウエディング。けれど『沖縄の夏って台風が多い印象も…。』なんて思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に結婚式当日に台風が重なった場合の式場事情。そして、事前に把握しておきたい大事なポイントをご紹介します。“備えなければ憂いなし”。いざという時のために、情報を1つでも多く持っておきましょう。
そもそも台風ってどの時期にどれほど沖縄に直撃しているのでしょうか。これは毎年気象庁が発表しているデータです。
※沖縄地方に接近した台風=台風の中心が沖縄県のいずれかの気象官署等から300km以内に入った場合。
参考:気象庁(https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/accession/okinawa.html)
ご覧の通り、台風のシーズンは7月~10月にかけて。2018年は例年より多い印象ですが、過去5年間の平均を見ても月に1~2回来るか来ないか。また、直撃するといっても1~2日程度なのです。よって、台風シーズンであっても実際に結婚式当日に直撃する確率は以外と低く6%程度。
過剰に心配する必要はないのかもしれませんが、それでも心配な方は、7月~10月の台風シーズンを避けて日程を調整すると良いでしょう。
台風上陸の可能性があるシーズンの7月〜10月を外し、プランを立てるのも得策です。その中でも11月と2月は狙い目の月。台風を避けられることはもちろん、他にも2つのメリットが。
11月・2月は、観光のハイシーズンである夏場より「航空運賃の相場」「ホテルの宿泊料金」さらには「レンタカー料金」が割安になります。よって、新郎新婦本人だけでなく、遠方からお越しのゲストのお財布事情にも優しいことがポイントの1つです。
その浮いた分を披露宴のオプションやフォトウエディングに活用することだって可能「リゾートウエディングに憧れはあるけれど、できる限り予算を抑えたい」という方は是非検討してみてはいかがでしょう。
リゾートウエディングをお考えのカップルの中には、挙式のついでに前撮りといったフォトウエディングを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。その際、何と言っても天敵は夏場の日差しです。
厳しい日差しの中でドレスやタキシードに身を包んでの撮影は、想像以上に過酷。。しかし、沖縄の11月、2月の平均気温は22度(11月)、17度(2月)と暖かく、フォトウエディングに最適な気温です。また、オフシーズンでもあるため、式場やカメラマンによっては、撮影料金を割安に設定している場合も多く、大変おすすめです。
実は沖縄の結婚式場のほとんどが、外出が危険なほどでない限り台風が接近していても執り行われます。ちょっとした雨や風程度であれば中止ということは基本的にありません。現場のスタッフさんもこのようなシチュエーションに慣れているプロ!新郎新婦のみならずゲストへのフォローをスムーズに対応してもらえます。
新郎新婦本人は、「本当に大丈夫かな?」と心配してしまうところですが、暴風等で交通機関が運休しない限り、雨天決行と判断する式場が多い傾向にあります。
基本的に台風が接近中でも式が行われるケースが多いため、その際のゲストへのケアはとても大切です。飛行機の運航次第では、欠航となってしまう場合もありますが、リゾートウエディングの式場には「沖縄ウエディング」のプロがいます。どのように対処したら良いか相談しましょう。台風接近の可能性があった際は、まず式場に連絡してみましょう。
ゲストの中にはどうしても参加したいと強く思う方もいらっしゃるかと思いますが、ゲストの安全のためにもくれぐれも無理をしないようお伝えすることも大切なポイント。その為にも、万が一結婚式当日と台風の接近が重なりそうな場合は、ゲストに対して数日前から連絡しておくことも対処法の1つです。
「台風が発生し、結婚式当日に接近する可能性がございます。皆様の安全のためにも、くれぐれも無理なされないようお願いいたします。」と、一言お伝えすることでゲストの気持ちが楽になるでしょう。
中止は免れても、青い海をみての挙式・パーティー・写真撮影ができないなんて・・・!と思う方も多いのでは?その気持ちに、式場のスタッフさんはちゃんと応えてくれます。
式場によって対応はそれぞれですが「晴天の日に写真撮影を振り替え」「可能な範囲での時間の調整」「館内での撮影を時間延長」等沖縄での結婚式を楽しめるよう、いろいろな配慮をしてくれます。
また、沖縄リゾートウエディングの一番の魅力は、「ゲストとゆったりした時間を共にすごせること」 外が雨でも、美味しい料理を食べながらゆったりと語り合う時間はかけがえのないものです。また、台風の影響は長くても3日程度。
台風の上陸頻度が高い8月・9月は、実は一年の中での日照時間が多い月TOP2でもあるのです。残念ながら挙式当日が雨になってしまっても、滞在期間中に、最高に青い空と海を楽しむことができますよ。
このような状況を踏まえて前入りを検討するゲスト、他にも当日式後に飛行機が欠航し帰れなくなったゲストに対しては、宿泊費の負担も基本的には新郎新婦が考えなければなりませんので、念頭に入れておきましょう。
しかし、ゲストによっては、自己負担を申し出る方もいらっしゃるので、そこはお互いにしっかり話し合って決めましょう。
沖縄での挙式や披露宴をお考えの方は、式場を決める前にしっかり規約を確認することが大事なポイントとなります。万が一、台風が接近する場合には、どのような対応をしていただけるかは式場によって異なるため、事前にプランナーに確認し、気になる点はどんどん質問することが大切です。
式場によっては、台風の進路や予報を見ながら午前中の式を午後に、午後の式を午前中にと時間変更の相談を受けつける式場も多いです。その場合は、出席する親族やゲストに迅速に連絡することがポイントとなり、台風の進路予報が式に重なる可能性が高い場合は、事前に式場のプランナーに相談をし、対応してもらいましょう。
また、ホテル併設の式場では、ゲストの宿泊に関する手配をフォローしていただけるので、こちらも忘れずに確認しておくと良いでしょう。
いかがでしたか。台風が多いという沖縄のイメージも少しは緩和されたのではないでしょうか。沖縄でリゾートウエディングをお考えの方は、まず初めに式場の規約や台風時のフォローについてプランナーに確認を取ること。そして、それでも『万が一があるからな〜。』とお考えの方は、あえてシーズンを外して日取りを検討してみてはいかがでしょう。
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