成田空港までのおすすめ移動方法から、沖縄の各空港までのフライト徹底解剖!!

リゾートウエディングやハネムーンに沖縄へ!という人で関東近県から出発する場合、住んでいる場所によっては羽田空港よりも成田空港の方が便利でしょう。特にLCCなどの割安な航空会社を利用する場合は、成田空港からの出航を選ぶ方も多いのではないでしょうか。

 

だけど都心から成田空港へのアクセスは時間がかかりそう、不便なのではという印象の方もいるのでは?でもご安心、成田空港への簡単にアクセスする方法はいくつかあります。さらに成田空港から沖縄の各空港までの直行便情報も掲載するのでチェックしておきましょう。(2019年1月現在)

 

もしかしたら今まで知らなかった便利な移動方法が見つかるかもしれませんよ!

 

成田空港への主なアクセス方法は4種類!

 

成田空港は千葉県成田市にあり、東京駅を拠点とすると鉄道でも車でも1〜2時間近くかかってしまう場所に存在します。アクセス方法は主に、鉄道、自動車、タクシー、シャトルバスの4種類ありますが、アクセス方法によって立ち寄るターミナルが異なります。

 

基本的にはどの方法でも第1ターミナル、第2ターミナルにはアクセスしますが、第3ターミナルにはシャトルバスしかとまりません。鉄道等で成田空港に行く際は到着後に第1・第2ターミナルと第3ターミナルを繋ぐ連絡バス(無料)に乗る必要があります。)それぞれ特徴がありますのでおさえておきましょう。

 

時間の正確さがメリット!「鉄道」でのアクセス

 

鉄道での成田空港へのアクセス方法には、成田エクスプレス(JR)、スカイライナー(京成)、成

田スカイアクセス線経由アクセス特急(京成)の3種類の移動手段があります。

 

鉄道で空港へ向かう最大のメリットは時間が正確なこと。渋滞に左右されることもありませんし、指定席がある路線ならばゆったりと座って移動することができます。金額はまちまちですが、関東近県に住んでいる人ならば、かなり広い範囲から成田空港へアクセスできるのもメリットのひとつ。では各路線の特徴をみていきましょう。

 

成田エクスプレス

成田エクスプレスは、JR高尾駅、JR大宮駅、JR大船駅を始発として発着しています。関東近県を広くカバーできるJR駅からの発着で利便性の高い路線であることが特徴です。

 

また、東京駅から乗車する場合、所要時間は50分、料金3,020円(※片道乗車券+指定席の料金:ICカード利用の場合は計3,017円、季節によってい指定席特急料金は変動)で、すべてのアクセス方法の中では最速で空港に到着します。

 

京成スカイライナー

開港当初から成田空港への足として運行している歴史ある路線です。上野駅から発着しており、上野駅から41分、日暮里駅からは36分、料金は2,470円(※片道乗車券+指定席特急券の料金:ICカード利用の場合は計2,465円)と成田エクスプレスに比べたら割安です。

 

成田スカイアクセス

京成本線の成田空港行きの普通特急電車です。都営浅草線に乗り入れて運行しており、実は羽田空港と成田空港を直接結ぶ唯一の路線です。日本橋駅から成田空港駅までは最短で59分、料金は特急料金がかからないため、1,330円(ICカード利用の場合は1,318円)と鉄道の中では最安です!

 

家の立地が動きづらい方や早朝・深夜便に便利な「自動車」でのアクセス

 

ガソリン代+高速道路代+駐車場代とコストは鉄道よりかかりますが、鉄道駅へのアクセスがあまり良くない場所に住んでいたり、フライトが早朝や深夜だった場合は自動車での移動が便利です。

 

自動車での移動は出発時間を自分のタイミングで調整できますし、大きな荷物を持ったまま改札を通る手間やラッシュアワー時に迷惑がられる心配がないのがメリットです。ただし、注意しなければいけないのは渋滞、そして駐車場の確保です。

 

ただし、自動車の場合は鉄道と違ってどうしても渋滞のリスクが付いて回るもの。普段は混まない道でも急な事故渋滞が発生することもあるので時間が読み切れないので、出発時間は早めに、成田空港へ向かうルートにも注意しましょう。

 

もう1つ注意点は駐車場の確保!空港に自動車で向かうということは1泊以上は停められる場所が必要になるということになります。成田空港自体も長期間駐車しておくことは可能ですが事前予約しておくことをおすすめします。

 

成田空港P5駐車場の料金例は48時間駐車した場合、3,080円(ネット予約の場合、予約サービス料で+515円がオンライン決算でかかるので計3,595円)かかります。

 

空港周辺にも民間の駐車場がいくつもあり、そちらのほうが割安なので事前に調べて予約するようにしましょう。

 

寝坊や乗り過ごしの最終手段?!「タクシー」でのアクセス

 

タクシーであれば駐車場の心配はいりません。ただし、料金は各交通機関の中では割高になります。例えば東京駅から成田空港まで乗車する場合、時間もおよそ1時間、通常料金なら約22,000円+高速代も約3,000円、深夜料金ならさらにかかることになります。

 

寝坊や他の交通機関への乗り過ごしなどの緊急事態がおこった際には、このような手段があることも頭の片隅に入れておきましょう。

 

安くて安心!1番おすすめは「シャトルバス」でのアクセス

 

成田空港へのアクセス方法で一番おすすめするのがシャトルバスでの移動です!渋滞リスクもバス会社がリアルタイムに渋滞情報を把握しているので時刻表からの遅延はほとんどありません。運賃は安いものだと1,000円前後からありますし、早朝や深夜のフライトにも対応できるバスもあるので利便性はバツグンです!

 

東京駅や銀座駅、大崎駅のほか池袋、新宿、六本木など都内の主要エリアや京王多摩センター駅や高尾・八王子や立川・昭島など西東京エリア、みなとみらいエリア、新浦安エリア、草加駅、八潮駅、ふじみ野・志木エリアなど首都圏近郊にまで広がっているので、自宅からアクセスしやすい搭乗エリアからダイレクトに成田空港にアクセス可能です。

 

主な運行会社は、WILLER EXPRESS(株)、京成バス(株)、ジェイアールバス関東(株)、千葉交通(株)、東京空港交通(株)などが関東近郊のJR駅や各拠点などから発着しています。

 

それでは運行しているシャトルバスの種類をみていきましょう。

 

成田シャトル(大崎駅〜成田空港第1、第2、第3ターミナル)

WILLER EXPRESS(株)、京成バス(株)、千葉交通(株)の3社が共同運行する「成田シャトル」は成田空港まで最短で約75分で到着、早朝から深夜まで45便を毎日運行しており、運賃は1,000円(税込)〜とお得なシャトルバスです。発着は大崎駅西口ターミナル〜成田空港第1、第2、第3ターミナル〜芝山町役場までとなっています。

 

もしバスに乗り遅れてしまっても出発時刻を過ぎると自動的に予約取消となり、手数料無料で全額払い戻し(手続き方法は公式サイトより要確認)となるので、飛行機の遅延や欠航があっても安心です。車内は無料Wi−Fi、USB充電ポート付などデジタル派の人には嬉しい機能が付いているのも魅力。

 

京成バス(東京駅〜成田空港第1、第2、第3ターミナル)

京成バスグループが運行するシャトルバスには「東京シャトル」と「有楽町シャトル」があり、それぞれ東京駅八重洲口と東京駅鍛冶橋駐車場から成田空港第1、第2、第3ターミナルまで発着しています。「成田シャトル」も共同運行しているので大崎駅西口バスターミナルからも乗車することができます。

シャトルバスの中では最安で900円〜(2日前までの予約・決済が必要)、成田空港までは約75分で運行しています。お台場の大江戸温泉物語からも発着しているので、温泉で過ごしてから深夜の便で成田空港に向かうこともできます。

 

THEアクセス成田(銀座駅/東京駅〜成田空港第1、第2、第3ターミナル/空港近隣ホテル)

ジェイアールバス関東(株)とビィー・トランセグループが共同運行しているシャトルバスで銀座駅・東京駅から成田空港第1、第2、第2ターミナルもしくは成田空港近隣ホテル行きの路線、東雲イオン前から銀座駅・東京駅を経由して成田空港第1、第2、第3ターミナルに向かう路線があります。

 

価格は1,000円でチケット購入せずに直接バス停から乗車、車内精算なので突発的に利用することも可能、もちろん予約乗車することもできます。1日142便と本数が多く、トイレ付の車内、ICカードが利用できるなど利便性の高さが特徴です。

 

東京空港交通(リムジンバス:首都圏各所〜成田空港 第1、第2、第3ターミナル)

空港シャトルバスといえばリムジンバスのイメージは強いですよね。価格は他のバス会社に比べると例えば東京駅八重洲北口から乗車する場合、大人2800円かかるので少し割高です。各社とも渋滞情報を把握、回避しながら運行していますが、東京空港交通ではGPSでバスの位置把握、所要時間を計測しており、より正確な運行が期待できます。

 

他社に比べてもっとも特徴的なのは運行路線が広範囲なことでしょう。東京都内なら品川、渋谷、池袋などの主要駅エリアおよびホテルへでの乗降が可能なのは当然ですが、吉祥寺、高尾・八王子、立川など西東京エリアからも1本で成田空港 第1、第2、第3ターミナルにアクセスできます。

 

また、神奈川(横浜)、千葉(新浦安、舞浜周辺)、埼玉(草加、新座、朝霞台)などからも利用できるので便利です。

 

成田空港から沖縄の各空港へのフライトを徹底解剖!

 

成田空港は都心から離れているため、不便に感じることもあります。しかし、LCCを利用すれば、シーズンにもよりますが往復1万円前後で那覇空港に行くことが出来るので、羽田発着の飛行機を利用するよりも数段お得に沖縄へ向かうことができます。それでは成田空港と沖縄の各空港を結ぶ路線を確認していきましょう。

 

成田空港〜那覇空港・石垣空港・宮古空港

沖縄の観光地として主要なアクセス地である那覇空港・石垣空港・宮古空港ですが、成田空港からの直行便は、那覇空港と石垣空港のみが運航されています。

大手航空会社ではANAが那覇空港に1日1本運航しているだけで、JALは各空港への直行便はありません。

 

LCCのジェットスターやバニラ・エアでは1日2〜3便で那覇空港へ、石垣島へはバニラ・エアが1日1便がそれぞれ運航しています。宮古島への直行便は2019年3月に開業する宮古島の下地島空港へはジェットスターが1日1便就航することも発表されています。(2019年1月現在)

 

成田空港〜那覇空港〜各離島

成田空港からは沖縄本島、石垣島以外に直行便がないため、それ以外の離島に向かいたいときは那覇空港で乗り換えが必要です。那覇空港からは石垣空港、宮古空港へは当然ですが、それ以外にはJTA(日本トランスオーシャン航空)やRAC(琉球エアーコミューター)でJALグループの飛行機が与那国島、久米島、北大東島、南大東島へ移動することができます。

 

成田空港から沖縄へフライトする際の注意点

 

成田空港から沖縄までのフライトは、本数もあって金額的にも割安ですが、注意点は荷物の量。観光で訪れる場合は南国で衣類も少なめですが、特にリゾートウエディングで訪れるのであれば、なにかと荷物が多くなってしまうことが多いでしょう。

 

LCCは料金が安い分、無料で預けられる荷物量は多くありません。空港で追加料金を払うと少し割高になってしまいますし、手続きに手間がかかってしまうこともあるので、荷物の量は事前に確認し、予約時に荷物追加料金を支払っておくようにしましょう。

 

また、LCCは機体の所持が少ないため、機材繰りや天候不良によって遅延や欠航が発生しやすいデメリットもあります。欠航になっても代替えフライトで間に合うように沖縄に向かい、ウエディングやハネムーンの帰りの便だけをLCCにするなどで賢く利用することをおすすめします。

 

まとめ

 

成田空港まではさまざまなアクセス方法がありましたが、値段、時刻表、乗降場所のすべてを総合するとシャトルバスの利用が一番おすすめです。さらに成田空港から沖縄の各空港へはコスパが良いLCCを利用すれば総額をかなり抑えることができます。その分、預けられる荷物量は制限されてきますので注意しましょう。

 

成田空港までは時間の余裕を持って、荷物量を事前に把握してステキなリゾートウエディングやハネムーンを楽しんでください。

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