沖縄リゾートウエディングが外国人に人気の理由とは?

沖縄リゾートウエディングは国内だけでなく、海外からの人気も年々高まっており、10年間の増加率はおよそ300倍以上(16件→1,956件 ※沖縄県観光振興課調査)!なぜこんなにも人気が急上昇したのでしょうか?

 

今回は、沖縄ウエディングが外国人の方にも人気となる理由について調査してみました!

 

なぜ?沖縄リゾートウエディングが外国人に人気の理由

 

年々その人気が高まっていると言われる沖縄リゾートウエディング。中でも海外から沖縄にリゾートウエディングを挙げるためにやってくるカップルは増加傾向にあります。

 

その理由は大きく5つあります。

 

①日本のリゾートウエディングで沖縄が人気スポットだと紹介されていること

もし自分が海外挙式をしようと思ったとしたら、まずはどこが人気なのかと情報を調べますよね。

 

例えば、日本から海外ウエディングを考えた時、真っ先に上がるのが「ハワイ」。ハワイについて調べてみると、一年中温暖で、日本人に人気の観光地で、南の島のロケーションも素晴らしく、日本人の対応にも慣れていて、ホスピタリティも高く……とリゾートウエディングへの意欲をかきたてるような紹介が多くされているはずです。

 

つまり、海外のガイドブックやサイトでは、沖縄がリゾートらしく冬でも温暖な気候、そして美しい海というロケーションを持つ場所として紹介されているのです。もちろん、沖縄は官民そろってインバウンド観光の誘致に力を入れていますし、リゾートウエディングも同様です。

 

日本ならではの治安の良さも相まって、日本のリゾートウエディング=沖縄というイメージが浸透しつつあることが人気の理由のひとつといえそうです。

 

②素晴らしいロケーションのフォトスポットが多い

日本人から見ても魅力のあるリゾート地、沖縄。フォトウエディングだけでなく、赤瓦や南国ならではの植物など、絵になる風景バックにたくさんの記念写真を撮影できるのは、外国人夫婦にとっても嬉しいポイント。

 

特に韓国・中国・韓国などはアジア圏では、インスタグラマーも真っ青なほど、ロケーションフォトに「本気」です。沖縄でフォトウエディングを行い、それを母国での結婚式で列席者に見せる人も多いほど。日本でいうところの前撮り感覚で訪れるカップルが多いのも、人気の理由となります。

 

③マリンスポーツなどのアクティビティや観光が魅力

例えば、私たちがハワイで結婚式を挙げたら、現地で新婚旅行を兼ねて観光したりアクティビティを楽しみたいと思いますよね。海外の人たちにとっても、沖縄のキレイな海や文化などの観光は興味深く映ります。

 

美しい海と楽しいアクティビティ、独特の文化、ついでに日本製品の買い物も楽しめちゃう沖縄は、外国人夫婦にとって、とても魅力的なウエディングリゾートなのです。

 

④アクセス手段が多い

東京や大阪と並ぶ人気のインバウンド観光地、沖縄。飛行機だけでなく、最近ではLCCや大型クルーズ船で訪れる方も多く、以前と比べて沖縄旅行へのハードルが下がっているため、外国人の方が多く訪れるようになりました。

 

特にクルーズ船利用の場合は、ホテルに泊まらずに船で移動と宿泊が兼ねられるため、旅費をぐっと抑えることが可能。その分をフォトウエディングにあてることも可能、というわけです。

 

⑤リーガルウエディングが行いやすい

海外から沖縄に結婚式を挙げに来るかたのうち約16%が選択しているのが「リーガルウエディング」。

 

「リーガルウエディング」とは、その国の法律に基づいて挙式をすること。日本にやって来て挙式をする方だと、婚姻届を市町村役場に届け出ることを意味します。

 

外国の方が日本でリーガルウエディングを挙げることによって、沖縄で挙式した日での婚姻記録が残ります。自国だけでなく日本でも、挙式の公的な記録が残るというメリットがあり、沖縄でリゾートウエディングを挙げると同時に、日本の証明書を得るのが「ステイタス」だと言われています。

 

沖縄県では、日本からの結婚カップルだけでなく、海外からの誘致にも積極的に動いており、それが功を奏した形になっています。ちなみにリーガルウエディング一番人気の市町村は読谷村だそう。

 

外国人と沖縄リゾートウエディングしたい場合はどうすれば?

 

国際結婚カップルも増えてきた昨今、「外国の方と沖縄でリゾートウエディングしたい!」と考える方に向けて、気を付けるべきことを3点お伝えします。

 

外国語対応が可能な式場を選びましょう

アメリカだけでなく、いろいろな国の方が訪れるようになった沖縄。そうはいっても観光客として訪れるのと、結婚式を行うのとでは、おのずと求められる語学レベルが違ってきます。パートナーの方の母国語ができるスタッフがいる式場であれば安心して楽しく結婚式に臨めますよ。

 

ベジタリアンやヴィーガン対応など食事への配慮も

パートナーやその家族には宗教や信条の理由で、お肉が食べられないベジタリアンや、ヴィーガンあるいは豚肉などがNGなハラール対応が必要な場合も。必ず事前に式場に確認しておきましょう。

 

リーガルウエディングを行う場合は事前に両国の法律をチェック!

結婚については、それぞれの国(国によってはさらにそれぞれの州)によって異なる法律で定められています。「婚姻届」を役所に出せば終了!の日本は、実はとっても結婚が簡単なのです。そうはいっても、相手側には出生証明書や各種証明書など事前に準備するものがありますので、リーガルウエディングを行いたい場合は、事前にちゃんとチェックして準備をしておきましょう。

 

まとめ

 

官民一体となって推し進めるインバウンドの波に乗って、実は沖縄への外国人観光客数は2018年にハワイを越えました。

 

沖縄を訪れる人が増え、そしてその魅力がSNSなどを通じて広がるにつれて、今後もますます増加していく傾向にあるでしょう。

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