真っ白のウエディングドレスと青い海。絶対、憧れの沖縄リゾ婚がしたい!
リゾート婚があまり主流でなかった両親にとっては、「結婚式は地元であげるもの」というイメージが強いもの。「地元で結婚式派」の両親を口説き落とすプレゼン方法、懸念される声への対応方法を伝授します!
「沖縄で結婚式を挙げよう!」。新郎新婦の中で思いが固まったら、両家の両親に伝える前に下準備をしましょう。
そもそも、なぜ沖縄で結婚式がしたいのか。新郎新婦の共通の思いを再確認しておきことが大切です。そうすることで、「沖縄でのリゾートウエディングが憧れなの!」というわがままな印象ではなく、理論的に両家の両親にプレゼンできるようになります。
などのように、「なぜやりたいのか」をしっかり考えておきましょう。できるだけたくさん「なんで沖縄で結婚式を挙げたいか」を考えてみてください。そしてそれを言葉にすることで「どれだけ新郎・新婦にとって沖縄での結婚式が大切なことなのか」が両親に伝わりやすくなります。
自分たちにとってどれだけ沖縄で挙式をすることが魅力的かの棚卸しができたら、両家の両親にその意向を伝えましょう。伝える時期が早ければ早いほど、両親の心を説得する余裕が生まれます。
その際注意したいのは、必ず沖縄の結婚式場や日取りを決める前に話をすること。自分たちの結婚とはいえ、両親にも理想や希望があるかもしれません。それを聞かずに進めてしまい、ぎくしゃくしたまま式当日を迎えてしまうのは避けたいところです。
直接会って話ができる環境であれば、沖縄リゾートウエディングを実現したいこと、その理由を伝えましょう。もし他に希望がある場合は、両親の意見を聞き、誠実に向き合ってください。楽しいイメージを持ってもらえるよう、沖縄のリゾートウエディングの写真やパンフレットなどを持っていくのもよいでしょう。沖縄の結婚式をよりリアルに想像してもらうきっかけになります。
新婦にとって一生に一度の憧れの結婚式。でもそれは両親にとっても「一生に一度の息子・娘の大切な結婚式」であることを念頭に置きましょう。両親から反対されたからといって、ムッとした表情で言い返してしまうのは、あまりよくありません。
ここでは沖縄のリゾートウエディングを提案した時に想定される親の反応に対し、提案できるさまざまな解決法を教えます。
なぜ、飛行機がこわいのか、まずは両親からヒアリングしましょう。「事故が心配」というのであれば、「米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査によると、航空機事故で死亡する確率は0.0009%と、車などの事故に比べて非常に少ない」ことを伝えるのも一つです。
「飛ぶことに不安を感じる」という方には、フェリーを使う方法を提案してみましょう。2019年7月現在、沖縄行きのフェリーが鹿児島から出ています。時間はかかりますが、車、新幹線などを使い鹿児島へ移動。その後はフェリーで沖縄へ上陸という方法もあります。
親族へのご祝儀の配慮などを心配している両親には、いくつかのパターンを提示してみるのも良いでしょう。
・ご祝儀なしで旅費を親族が負担
新郎新婦側から「ご祝儀はいただかないので、親族には沖縄に来てもらい祝福してくれるだけでいい」と伝えてみましょう。
・ご祝儀ありで、旅費を新郎新婦が負担
「旅費は新郎新婦で負担するので、通常の結婚式と同じように考えてスケジュールだけあけておいてください」と伝えるパターン。
・参加費を一律で提示し、飛行機代あるいはホテル代を親族負担
「ご祝儀なしは気が引ける」そんな親族には、参加費を一律で提案するのも良いでしょう。その際は飛行機代・ホテル代は両方あるいはいずれかを親族に負担してもらうのも一つ。
なるべく気持ち良く参加してもらえるよう、金額については両家の両親に提案し、よく話し合ってみましょう。
なぜ、地元で結婚式を挙げてほしいのか、まずは両親に尋ねましょう。「呼びたい参列者がいるから」「両親の挙げた思い出のある結婚式場を使ってほしいから」など、理由が必ずあるものです。理由を聞いて、その理由にきちんと提案できれば両親も「そういう方法もあるのか」と考え直してくれるはず。
もし、具体的な式場まで両親が想像している場合は、両親が呼びたいと思っている参列者との披露宴やお披露目パーティを地元で行い、自分たちの理想の結婚式を沖縄でもう一度挙げることもできます。どちらか一方をフォトウエディング、あるいは親族や親しい友人だけを呼ぶものにするのも良いでしょう。
沖縄に旅行に行ったことのない両親は、縁を感じにくい場所で結婚式をあげることに否定的な態度を示すこともあるでしょう。そんな時こそ「沖縄に惹かれた」新郎新婦の思いを伝える絶好のチャンス。もし沖縄に新郎新婦で旅行したことがあるなら、その写真も見せながら、素敵な場所であることを伝えましょう。そして「そんな素敵な場所を、是非家族にも知って欲しい。」という相手への気持ちも伝えることで、考え直してくれるかも。
もし両親が興味を持った場所があったら、すかさず「せっかくだから、みんなで行ってみよう」と提案してみましょう。沖縄で家族みんなで観光する時間を作ることを伝えたら、「素敵ね」と賛同してくれるかもしれません。
どうしても沖縄まで行くのが体調的に難しい親族がいる場合は、挙式の雰囲気を味わってもらういくつかの方法を提案しましょう。
このほかにも、結婚式に参加できない親族とは食事に行くなど、特別な時間をつくったりして細かな配慮を考えてあげることが大切です。
結婚式は両家の両親にとっても一大イベント。もし沖縄で結婚式を挙げることにまだ一歩踏み出せない両親がいるとしたら、最後は両親の希望をのんであげることも大切です。
両親の希望を叶えることで、お互いに気持ちがよく沖縄での結婚式に臨めることでしょう。
いかがでしたか?一生に一度の結婚式。新郎新婦だけでなく、両家の両親にとっても、大切な時間です。せっかくだから、みんなが沖縄に来るのを楽しみにしてくれる、素敵な式にしたいですよね。
親の希望を優先する部分、新郎新婦の譲れない部分を明確にして、少しずつ折り合いを付けていくことが肝心です。何より、親族や両家の両親は、結婚式が終わってからも一生付き合っていく大切な人たち。
皆さんにとって、暖かに祝福してもらえる大切な時間となることを、心から祈っています。
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