困っている新郎必見!!結婚式準備中の喧嘩を避けるために必要な、新郎の心得

結婚式の準備が始まると、些細なことで新婦と喧嘩になってしまい困っている新郎も多いはず。なんでそんなにイライラしているの?みんなはどうしているの?そんな疑問にお答えします!この記事では、新婦と喧嘩せず結婚式の準備を行うために心得ておくべきポイントをご紹介します。

 

実はこんなにある!新婦が抱えている「結婚式準備やることリスト」

 

まずは結婚式を挙げるにあたり、新婦がどれだけの「結婚式準備やることリスト」を抱えているのかを把握しましょう。

 

新郎が思っているよりも多くの「やること」を抱えているかもしれません。中には新郎が代わりに実行できるものや、サポートできるものもあるはず。「好きなようにやっていいよ」「新婦が決めた内容でいいから」と、良かれと思っていったことが、新婦にとっては「丸投げ」になっている可能性もありますので、「僕にできることはある?」「苦手なものはふたりで一緒にやろう!」などと、声をかけてみましょう。特に、人に何かを依頼する事柄、礼儀を重んじる事柄、金額に関係する事柄は、新婦ひとりに悩ませるのではなく、ふたりで一緒に検討しましょう。

 

他にも新婦の性格を考えて、苦手そうな項目は率先して協力するなど、積極的にサポートすれば新郎の優しさに新婦が惚れ直すかもしれませんよ。

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これさえ抑えれば喧嘩が軽減!新郎が必ず押さえておくべき3つのポイント

してほしいことがあっても、具体的には伝えられないのが新婦の乙女心。新婦に「何をして欲しいのか、言わなくてもわかってよ」と言われてしまった時には、以下のポイントをご参考に。

 

ポイント①自分のパートは確実にこなす

 

結婚式準備の中で、新郎が自分で行うべきパートは必ず存在します。例えば、招待ゲストのリストアップ、ゲストの名前や住所把握、挨拶等の依頼、席次決め、新郎謝辞文章決め、ムービーの素材集め、親族のスケジュール調整など。最低限、自分が行うべきパートは期日までにしっかりと行いましょう。

 

また、進捗共有ややるべきパートの見落としを防ぐ手段として、ノートを作ってお互いのタスクリストを作成したり、LINEのノート機能を活用して「決まったこと」「終えたこと」などをこまめに記入していくのもおすすめですよ。

 

ポイント②新婦と一緒になるべく出かける

 

会場決めやドレス決めなど「一緒に行こうよ」と新婦に誘われた時、「僕は何でもいいから決めてきていいよ」と任せるつもりで言った言葉が「ふたりのことなのに、一緒に考えてくれていない!」という不満に発展することも。ふたりの結婚式を「お互いにとって素敵なものにしたいからこそ新婦は一緒に行こうと提案している」ということを念頭に置き、「貴重な休みを結婚式準備に当てたくないな」などと思わず、「一緒に行こう」と言われた時は、できる限り快諾を。

 

「どっちにしよう…」と新婦1人では決めきれず時間を要することも、新郎が隣でアドバイスすることで即決でき、結果的に時間の節約に繋がる可能性も。

 

また、プランナーさんとの打ち合わせにもできる限り同行しましょう。隣で議事録を書いてあげると「言った、言わない」の話にならず、トラブル回避に役立ちますよ。エクセルで各会場の見積もりをまとめるのも◎。あまりはっきり意見を言えない新婦の場合は、新郎が同行して意見を述べることで、プランナーさんとの打ち合わせがスムーズに進むはずです。

 

ポイント③自分の得意分野を生かして協力する

 

PC作業やDIYが得意な新郎は、生い立ちムービーやウェルカムボードを作成すると、新婦に喜ばれるだけでなく、業者に頼むより費用面が抑えられる場合もあるので、一石二鳥。創作活動が苦手な新郎は、新婦をマッサージしたり、家事をいつも以上に行うなど、結婚式準備とは違う方面で新婦をサポートするのも◎。

 

これで安心!喧嘩軽減に役立つ4つのNGワード、OKワード

新婦の気持ちを想像せず、思ったことをそのまま口にしてしまうと、新婦の地雷を踏んでしまう可能性も。ここからは、新婦の気持ちを逆撫でしてしまう「NGワード」を、ちょっとした工夫で円満に過ごせる「OKワード」に変える方法をご紹介します。

 

①優しさのつもりが逆効果!「何か手伝うことある?」

 

忙しいそうにしている新婦の力になりたくて、咄嗟に言ってしまう「何か手伝うことある?」は、新郎の優しさとは裏腹に新婦をイラつかせてる可能性があります。結婚式はふたりのもの。新婦だけが結婚式を行うわけではないので、「手伝う」という表現はNG。「一緒に準備をする」という意識を常に持ち、声に出すよう心がけましょう。

 

NGワード「何か手伝うことある?」

OKワード「困っていることはない?」「一緒にやろう!」

 

②無関心に聞こえる「なんでもいいよ」

 

結婚式準備は選択の連続。「どう思う?」の質問に「なんでもいいよ」は、新婦に選択の自由を与えてるつもりが、結婚式に興味がないと受け取られてしまうNGワード。本当に何でも良いのであれば、自分のセンスに自信がないから新婦のセンスを信頼したいというスタンスをとってみて。自分の意見に自信がないがない場合は、相談先を変える提案も◎。マイナス意見がある時は真っ向から否定せず、まず新婦を褒めてから意見を述べると衝突が軽減されます。

 

NGワード「なんでもいいよ。」

OKワード 「素敵だね!」「僕の判断には自信がないから、専門家の意見を聞いてみようよ。」「すごく良いと思うけど、〇〇の部分が少し気になるなぁ…どう思う?」

 

③上から目線に聞こえる!「仕事が忙しいから無理」

 

真っ当な理由を伝えてるつもりが、こちらもNGワード。新婦も仕事している場合、ふたりとも同じ立場のはず。「新郎の仕事の方が新婦の仕事より重要」と受け取られかねないので、言い回しには十分気をつけましょう。仕事で余裕がない場合は、いつになったら余裕ができるのか、どの程度の時間なら割けるのかなどを明確に伝えると好印象です。

 

NGワード「仕事が忙しいから無理。」

OKワード「今は余裕がないけれど、今週の土曜日は終日空いてるから一緒に決めようよ。」

 

④プライドを傷つける!「それ、いくらかかるの?」

 

新婦の提案に「いくらかかるの?高くない?」とコスト削減のことばかりを、逐一指摘してしまうと「結婚式をケチられている=自分の価値はその程度」と新婦が自己嫌悪に陥ってしまう可能性も。金額に幅を持たせた複数の選択肢を用意してもらい、後ほど全体予算からどこに一番お金をかけたいかふたりで話し合う方向に持っていくと円満に収まります。

 

NGワード「それ、いくらかかるの?」

OKワード「一番大事にしたいものはなに?そこにお金をかけたいから、ここは節約しようよ」

 

これが悩みの原因!結婚式準備で新婦が抱えやすい4大お悩み

ここからは、新婦が悩みやすい種類に分けて解決方法をご紹介していきます。新婦の悩みのタネがわからない新郎は、是非参考にしてみてくださいね。

 

家族になるのは簡単なことじゃない!新婦を悩ます「両家問題」

 

結婚すると、カップルだけでなく、お互いの親族とも新しい家族になります。結婚式に親族を呼ぶ場合は、今後の関係性を良くするために、互いの親族の意見や文化を受け入れることがとても重要です。

 

今まで育ってきた環境と大きく違う文化を受け入れるのは、精神的にとても負担のかかること。「俺の家は、そういう文化だから」と開き直らずに、時には自分の親族と新婦の仲介役を買って出て、新婦の悩みを一緒に解決して行きましょう。

 

結婚式の内容に意見の相違がある。金銭的な感覚が異なる…など、両家問題は結婚式そのものに大きく関わるので、途中で結婚式がキャンセルにならないよう、結婚式の話し合いをふたりだけで進めずに、両家の意見を聞きながら慎重に行うのも大事なポイントです。

 

意外とシビアな友人関係…新婦を悩ます「友人問題」

 

誰を招待するか、誰に挨拶をお願いするか、誰に受付をお願いするか、どのような席次にするかなど、招待する友人のことを考える機会は多くありますよね。「友人なんだから、そこまで気にしなくていいのに…」と思うほど、新婦が友人に気を使っている場合は、友人問題に新婦が困っている可能性があります。

 

何に新婦が困っているのか、友人関係の背景をじっくりと聞いてあげましょう。また、何か新婦から友人に申し伝えにくい事項がある場合は、新郎が代わりに伝えてあげると問題が解決することもありますよ。

 

式場を決定する前であれば、思い切って「親族のみ」の挙式にする提案も◎。新婦が笑顔で過ごせる結婚式になるよう、解決策を一緒に考えましょう。
 

イライラの原因は俺!?新婦を悩ます「新郎問題」

 

「なんで怒ってるの?」そんな言葉すらイライラされるようであれば、それは新婦が「新郎問題」に悩んでいるからかも。機嫌の悪い新婦と話し合うのが億劫な気持ちをグッと我慢して、まずは一言「負担をかけて、ごめんね」と声をかけるところから始めましょう。

 

新婦は、結婚式の準備に協力してくれない、価値観や生活習慣が違いすぎる…など、「理想の新郎と現実の新郎」とのギャップに戸惑っていることが多いので、何を改善して欲しいのかをよく聞き、どこまでなら譲歩できるのか互いによく話し合いましょう。

 

特に、仕事を理由に負担を押し付けてしまうことは避ける努力を。「結婚後も仕事を理由に家庭を置き去りにするのでは」と、今後の結婚生活にも不安を与えてしまうかもしれません。仕事でどんなに疲れていても、言葉だけでも最大の理解を示してあげる努力を。

 

自分に自信を失っているかも…新婦を悩ます「自分問題」

 

楽しい結婚式のはずなのに、新婦はその重圧に苦しんでいるかもしれません。理想の結婚式が明確にある新婦は、その理想の姿に近づこうと必死に努力します。でも、環境や時期の問題で上手く準備が進まないことも。

 

新婦は、理想の自分とかけ離れて行けば行くほど、とても焦ります。でも、新郎からすればどんな新婦でも愛おしい存在のはず。新婦が前に進めなくなっているようなら、「ふたりにとって幸せな結婚式にしたい」と声をかけてあげて。主語と「新婦」から「ふたり」に変更すると悩みの淵から脱却できるかもしれませんよ。

 

新婦の考え方を優しい言葉で前向きにさせてあげられるのは、そばに寄り添う新郎にしかできません!新婦が考え込んでしまう前に、サポートしましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?新婦が求めているのは、愛する新郎のヘルプ。沢山喧嘩をしても、ひとつひとつ着実に問題解決できれば、名実ともにお似合いのカップルになれるはず。本番がふたりにとって幸せな結婚式になるよう、仲良く結婚式の準備を進めてくださいね。

 

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