石垣島は沖縄本島から400㎞以上離れており、距離で言うと沖縄本島よりも台湾に近い場所に位置し、その分平均気温も沖縄本島よりやや高く1年を通して温暖な気候になっています。
オールインクルージブの大型リゾートホテルから、プライベート感のあるヴィラ、手軽なビジネスホテルまで様々をスタイルを楽しむことができます。石垣島観光も年々人気が高まっており、人気のあるシーズンやイベント時には予約が取れないことも。
ここでは、石垣島の各季節ごとのおすすめ情報や注意点などをご紹介します。
石垣島は沖縄本島と比べると年間を通して2~3℃気温が高いのが特徴です。12月から3月でも20度を超える日が多く、平均気温は20~23度となっています。日によっては20度を下回る日もあるので、必ず海に入れるわけではありませんが、比較的天気の良い日が多く、海も美しいためウエディングにはおすすめです。また、人気の月に比べると式場や航空券、ホテルなどの価格も安いため、挙式にかかる費用を節約できるのも嬉しいポイント。
2月は北風が吹き、小雨も多いため、いざという時の対応が可能な式場を選びましょう。また、千葉ロッテマリーンズのキャンプが行われ、航空券やホテルが予約できないことがあります。航空券やホテルの部屋などは式場が決まった時点で早めに予約しておきましょう。手配の手間を省略できるホテル併設の式場もおすすめですよ。
毎年3月下旬には沖縄県全体を通して、海開きが行われるほど暖かい日が続きます。平均気温が20度を超える日が多く、日中は半袖が快適に過ごせます。親族やブライズメイドの洋服選びの際は、かりゆしウェアをおすすめしてもいいかもしれません。石垣島であれば、島の伝統工芸でもある「八重山ミンサー」をあしらったかりゆしウェアもおすすめです。
晴天が多く、暑すぎない日が続く3月後半から5月までの期間。ちょうど春分の日(3月20日)から梅雨に入るまでの間は、沖縄では「うりずん」と呼ばれ1年で最も気持ちの良い日だと言われています。当然、4月と11月は最も人気のあるシーズン。1年以上前からの予約がおすすめです。
石垣島では毎年、5月のゴールデンウイークごろに梅雨が訪れ、6月上旬頃に梅雨が明けます。沖縄の梅雨明け宣言は「沖縄本島」の梅雨明けになるので、より南に位置する石垣島は本島より少し早く梅雨が明けます。石垣島では昔から「ハーリーが始まると梅雨が明ける」といわれており、石垣島の白保地区、船越地区などで行われている「ハーリー(海神祭)」の開催日を目安にしてもいいかもしれません。
梅雨といっても石垣島の梅雨はいわゆる「から梅雨」と言われ、ずっと雨が振り続けるというよりは、短時間にざっとふるスコールのようなもの。そこまで気にしなくても大丈夫です。
ウエディングだけでなく観光客も多く訪れるハイシーズン。米原ビーチやフサキビーチなど真っ白な砂浜にまばゆい太陽が光る南国リゾートらしい日が続きます。
真っ青な海と空が広がり、日差しもとても強くなります。日中は30℃を超える日が続きますが、意外にも石垣島では最高気温35℃以上になることはほとんどありません。海に囲まれているため風も吹くので木陰に入れば心地よく過ごすことができます。紫外線量が高いので空港に到着してから挙式が終わるまでの間、日焼け止め対策はしっかり行いましょう。
8月から9月にかけては、台風シーズンに入ります。その年によっては7月10月に上陸する場合も。 今では各地から石垣島への直行便もふえましたが、台風による欠航が起こることもしばしば。もし、事前に台風の接近がわかった場合は、すぐに式場やプランナーに相談してください。2017年、2018年に上陸した台風の被害が大きかったことから、「石垣島は台風が多い」という印象があるかもしれませんが、過去のデータを見てみると台風の直撃した回数は本島と石垣島とでほとんど違いがありません。あまり、神経質になりすぎないことも大切です。
ただし、一部特約や契約、保険などに入っている状況を除き、ほとんどのホテル・式場では台風による100%返金のキャンセルは行っていないため、この時期に挙式を行う場合はあらかじめ契約内容を確認しておくとよいでしょう。
8月上旬には各集落では旧盆の行事が行われます。行事の内容や時期は集落や家々によって異なるようですが、石垣島出身の人々はこの時期だけは必ず帰島する。というほど、島に人が集まる時期でもあります。そのため、一時的に那覇~石垣のフライトが予約しにくくなることがあります。
なお、8月・9月は航空券・ホテルが比較的高く、ゲストの宿泊、交通費を負担する場合の負担が大きくなりがちです。式場が決まった時点で、できるだけ早めの手配を心がけてください。
10月からミーニシ(新北風)と呼ばれる北風が島を訪れ、湿度も少ないため、晴天時でも心地の良い風が吹く石垣島は日中は快適に過ごせる日が続きます。
そんな過ごしやすい10月~11月にかけて、台風が訪れる心配が一番少ない11月は人気のウエディングシーズン。涼しくなったとはいえ、本土に比べると数段暖かく、絶好のウエディング日和が続きます。もっとも、水温は低いので、海水浴で海に入ることは難しいのですが、ダイビング等のマリンアクティビティは充分楽しむことができます。ちょっとした日よけがあれば、タキシードやスーツを着ても快適。ガーデンウエディングにもぴったりです。
12月・1月は曇りや小雨の日が増え、天候が不安定な時期。この時期の屋外での挙式はあまりおすすめできません。しかし、一方で12月の石垣島は、天文学者が選ぶ「日本一美しい星空」で1位を獲得するほど美しい星空を見ることができます。観測できる星の数は日本で一番とも呼ばれ、本州ではまず見ることのできない南十字星は一見の価値があります。
石垣島では、そんな日本一の夜空の下、フォトウエディングや挙式、披露宴が行える式場、プランもあるようです。
石垣島では年間を通して温暖な気候の中での挙式が可能です。特に少人数で貸し切れるヴィラタイプの宿泊施設が他の地域に比べても多く、家族で、新郎新婦の2人での静かなひと時が過ごせる、一方で、人気のシーズンに挙式を行いたいなら、年々入域観光客数が増えている石垣島では、早めの予約は必須。特に、年々入域観光客数が増えている石垣島では、早めの予約は必須。
少なくとも半年前から準備をはじめなくてはならないリゾートウエディング。沖縄本島と比べると少し手間がかかる石垣島のウエディングは計画的に行いたいですね。
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