ウエディングケーキの種類は?沖縄ウエディングケーキらしいデコレーションも教えちゃう

ウエディングケーキというと、どんなケーキをイメージしますか。見た目はよく似ているケーキも多いですが、実はウエディングケーキにはいろいろな種類があります。

花嫁さんに人気のあるウエディングケーキを、数種類セレクトしてご紹介していきます。おふたりの好み、会場や結婚式のテーマに合うのは、どんな種類のウエディングケーキなのか考えてみてくださいね。

また沖縄ウエディングケーキならではの、沖縄らしいデコレーションについても教えちゃいます。

ウエディングケーキの種類はどれくらいある?

ウエディングケーキは多種多様ですが、人気のあるケーキを4種類に分類しました。

●幸せをおすそ分けできる「フレッシュケーキ(生ケーキ)」

フレッシュケーキはスポンジやパイ生地を土台にして、生クリーム・果物・砂糖菓子でデコレーションしたケーキです。名前の通り新鮮な果物や生クリームをたっぷりと使い、ケーキを飾ります。

新郎新婦がケーキ入刀をした後に、ゲストの人数に合わせてケーキを切り分ければ、まるごと食べることができます。「幸せのおすそ分け」として、ケーキをゲストにふるまう演出が人気です。

形は丸型や2段に重ねたケーキもありますが、最近は切り分けやすい長方形が人気です。上にイチゴなどの果物を敷き詰めたフレッシュさがあふれるケーキや、ケーキに文字を書いたメッセージ入りのケーキにすることもできます。

フレッシュケーキは長持ちしないため、持ち帰りには向いていません。でも食べて美味しいのはフレッシュケーキのため、結婚式でも人気があるケーキです。

●ゴージャスな「イミテーションケーキ」

イミテーションケーキは、食べることができない偽物のケーキです。ケーキ入刀の演出のために使われます。

ケーキの土台部分は発泡スチロールで作ってあり、ケーキ入刀をする部分のみ、本物のスポンジや生クリームを使っています。

わざわざイミテーションケーキにするのは、作り物で軽いため何段にも重ねた、華やかなケーキタワーを作ることができるためです。

遠くからでもよく見えるゴージャスなウエディングケーキなので、広い結婚式会場に適しています。

オリジナルで作ることもできますが、会場のイミテーションケーキをレンタルして使うのが一般的です。そのためケーキ代はフレッシュケーキと比較すると、とても安いのがポイントです。

●フランスのお洒落な「クロカンブッシュ」

フランスの伝統的なウエディングケーキが、「クロカンブッシュ」です。カスタード入りの小さなシュークリームをたくさん積み上げて、アメやアイシングで固めたケーキです。

フランスではシューはキャベツのことを指し、キャベツは子孫繁栄や豊作を願う縁起物とされています。そのためシュークリームを、できるだけたくさん積み上げようとするそうです。

クロカンブッシュの頂上には、新郎新婦やバラの飾り物をのせることもあります。フランスではふたりで木づちを持ち、割りながらゲストに配りますが、日本ではケーキ入刀の演出でも使われています。

まだあまり知られていないウエディングケーキなので、個性的なウエディングケーキを求める花嫁さんに人気です。

さらにオリジナリティあふれるケーキにしたいときは、シュークリームをチョコで飾り付けたクロカンブッシュや、マカロンでクロカンブッシュを作るのもいいですね。

●イギリスの繊細な「シュガーケーキ」

イギリスの伝統的なウエディングケーキが、「シュガーケーキ」です。ダイアナ元妃のウエディングケーキも、シュガーケーキでした。

洋酒をたっぷり入れたフルーツケーキを、シュガーペーストでコーティングしたケーキです。お砂糖から作るペーストをケーキに被せてから、お砂糖で作ったアイシングで飾ります。

アイシングは色や形を自由に変えることができるため、どのようなモチーフでも作れるのが魅力です。アイシングで、本物に見える繊細なバラやレース、リボンなどを作って飾りつけもできます。

さらに他のケーキよりも日持ちがするのが、シュガーケーキの特徴です。切り分けたケーキを、ゲストが持ち帰ることもできます。

シュガーケーキ は、基本的には3段になっています。

1番下の段は結婚式で切り分け、真ん中の段は結婚式に列席できなかった方へおすそ分けします。一番上の段は、結婚1年目の記念や子どもが生まれたときに食べると、幸せになれるという言い伝えがあります。

でも残念ながらそれはイギリスでのお話で、日本は湿気が多い気候のため、長期間の保管はやめて早めに食べたほうがよさそうです。

沖縄ならではのケーキデコレーション

「せっかく沖縄で式を挙げるのだから、ウエディングケーキも沖縄らしいケーキにしたい」と思う方もいるでしょう。

ウエディングケーキは、デコレーションでイメージを大きく変えることができます。沖縄ならではのデコレーションとして、元気でカラフルな「ひまわり」、海や貝殻をイメージした「マリン」、沖縄の伝統的な「ミンサー柄」などもオススメです。

「ひまわり」はインパクトがある大きなひまわりケーキや、小さなひまわりをたくさんつけて鮮やかなケーキにしてもいいですね。

「マリン」は海や砂浜らしい水色や白をメインカラーにして、アイシングの貝殻やサンゴ、ヒトデなどを飾れば、クールで沖縄らしさ満載です。青いジュレを敷いて海をイメージする、夏らしいケーキもあります。

沖縄独特の模様「ミンサー柄」をケーキのデコレーションにしても、沖縄らしさが伝わります。

結婚式会場によっては、オリジナルデコレーションをリクエストして、世界にひとつしかないウエディングケーキを頼める会場もあります。あなたもリゾート感あふれるデコレーションを考えてみませんか。
 

まとめ

ウエディングケーキも会場やテーマ、雰囲気に合わせると、結婚式がさらに盛り上がりそうです。ウエディングケーキはゲストの注目を浴びるアイテムなので、よく考えて選びたいですね。

おふたりやゲストの思い出に残る、ウエディングケーキ選びの参考にしてください。

(画像は写真ACより)
 

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