竹富、小浜、波照間、西表・・・個性あふれる八重山には離島ターミナルからフェリーでGO!フェリーの乗り方案内

 

羽田空港から直行便を利用して約3時間30分の距離にある、南国リゾートアイランド「石垣島」。人気観光地として知られる石垣島は、リゾートウエディング ができる式場やヴィラホテルも多くあります。

 

結婚式のあとは、ぜひ石垣島観光も楽しみたいところ。ミシュランの三つ星にも選ばれた景勝地「川平湾(かびらわん)」や、星空保護区に認定された美しい星空など、石垣島島内には見どころがたくさんあります。しかし、石垣島の魅力はそれだけではありません。石垣島を経由した八重山諸島(やえやましょとう)の島々を旅するアイランドホッピングが、人気を集めています。

 

ここでは、竹富島や小浜島・波照間島などの八重山諸島をめぐる際に参考にしてほしい、離島ターミナルでのフェリーの乗り方やチケットの購入方法をご紹介。船に乗らないと行くことのできない、ゆったりとした時間が流れる八重山諸島の島々で、心も身体も癒されてください。

 

チケットの購入方法とフェリーの乗り方


 

「石垣港離島ターミナル」は、八重山の各諸島を繋ぐアクセス拠点。ターミナルへは、730交差点や美崎町など、市街地中心部付近のアクセス便利な場所にあります。レンタカーやタクシー移動の場合、新石垣空港から約25分で行くことができ、路線バスも運行しています。(レンタカーで訪れる場合、有料駐車場(1時間100円/以降30分毎に50円追加)を利用できます)

 

フェリー乗り場を背にして立ち並ぶのが、各高速船のチケットカウンター。カウンターの前に運行時間の案内板が設置されているほか、スタッフに相談することもできますよ。高速船の運航会社は主に安栄(あんえい)観光、八重山観光フェリーの2社。その他、与那国島へ運航している福山海運やツアーの販売も行っている石垣島ドリーム観光、平田観光、西表島観光センターのカウンターが軒を連ねます。

 

ちなみに、行き先が同じであれば、安栄観光、八重山観光フェリーどちらで購入しても併用可能。安栄観光のチケットで八重山観光フェリーの船に乗船することも、八重山観光フェリーのチケットで安栄観光のフェリーに乗船することもできますよ。各フェリー会社によって出発時間が異なるので、都合の良い発着スケジュールの船に乗船しましょう。

 

空き時間はターミナル内をのんびり散策


 

離島ターミナル内には、土産物店や飲食店に加え、水着を購入できる売店も併設。観光客だけでなく、地元民も利用しており、多くの人で賑わいます。

 

点在するお店を見たり、海岸沿いをオリオンビールや石垣名物「マリヤシェイク」を飲みながら散歩したりと、自由に楽しむことができます。また、フェリー乗り場には石垣島出身の元WBA世界ライトフライ級王者「具志堅用高」の銅像があるので、記念写真を楽しむのもおすすめ。

 

なお、八重山諸島の島々にはクレジットカードが利用できないお店もあり、また、都心部のようにどこにでもATMがあるわけではありません。出発前の隙間時間を利用して、離島ターミナル内のATMや周辺のコンビニで、少し多めに現金を引き出しておくことをおすすめします。

 

竹富島、小浜島、西表島、波照間島...など、離島ターミナルから行けるおすすめ離島をピックアップ!

Photo by (c)Tomo.Yun

 

気軽に行ける離島!昔ながらの原風景が残る「竹富島」

離島ターミナルからの所要時間は15分ほど。赤瓦の屋根が印象的な家屋、珊瑚の石垣、白い砂浜が広がる小路など、一昔前の沖縄の姿がそのまま残る竹富島。サイクリングや水牛車観光で島内を気ままに巡ったり、コンドイビーチ、西桟橋などの名所が人気です。

 

NHK連続テレビ小説の舞台にもなった「小浜島」

離島ターミナルから高速フェリーで約25分の距離にある小浜島。島の1/5がリゾートホテルの敷地で、宿泊はもちろん、日帰り旅行も人気です。ドラマのロケ地にもなったシュガーロードを自転車で駆け抜けるサイクリングが観光客から好評。

 

日本で珍しい南十字星を望む「波照間島」

有人島としては日本最南端の場所に位置する波照間島。天体観測を目的に訪れる旅行者が多く、日本国内では数少ない南十字星を好条件で観測できます。離島ターミナルからはおよそ60分~70分。星空観察を目的に、宿泊での旅行をおすすめします。

 

島の9割が自然に覆われた秘境「西表島」

島の約9割が亜熱帯のジャングルで覆われた西表島。大原港、上原港と2つの港があるが、欠航の少ない大原港から降り立つのが一般的。珍しい動植物が数多く、ダイビングはもちろん、トレッキングやマングローブ林をカヌーで観光するアクティビティが人気。

 

透明度の高い海に、世界中のダイバーが訪れる「与那国島」

飛行機で1日3便もしくはフェリーで週に2便の運航となる与那国島は、泊りがけで遊びに行くのがおすすめ。海底の神秘・古代ロマンを目撃できるダイビング・シュノーケリングツアーを実施。ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地としても知られています。

 

別名“ハートランド”!牛や生き物を見てゆったり過ごす「黒島」

石垣島より高速船が1日6便運航しており、日帰りで気軽に行けるのが「黒島」。ウミガメの産卵で知られる黒島では、ウミガメや熱帯魚など海の生き物を観察できる「黒島研究所」や、人口よりも多いと言われる牛を眺めてゆったり過ごすのがおすすめです。

 

日帰りで元気なサンゴ礁を観賞したい「鳩間島」

「鳩間島」は、八重山諸島の定期便が運航する島の中で最も人口が少なく、徒歩で1周できてしまうほど小さな島。石垣島から高速船が1日3本運航しており、日帰り旅に適しています。美しいサンゴ礁に囲まれており、元気なサンゴ礁が見られるのが魅力です。
 

まとめ

 

いかがでしたか?せっかく石垣島まで訪れたなら、ウエディングも旅行も楽しみたいですよね。思いっきり楽しむためにも、事前の準備は欠かせません。フェリーの時間をしっかり把握して、賢くアイランドホッピングを楽しみましょう。

 

普段訪れることのない、離島のさらに先で、非日常感たっぷりのプライベートな時間を満喫してください。


 

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