2人で巡りたい!恋の古宇利島は沖縄版アダムとイブ伝説とハートロックがある絶景スポット

 

沖縄本島から橋を渡っていくことができる離島、古宇利島(こうりじま)。小さな離島は、沖縄県民でも見惚れるくらいの美しい海に囲まれており、沖縄を代表する人気観光スポットです。

 

那覇から2時間弱、恩納村エリアからは1時間〜1時間半のドライブ。島につながる全長2kmの海の上を走る道路「古宇利大橋」は、島にたどり着く前から絶景が楽しめちゃいます。

 

かつて「恋島」と呼ばれていたとも言われる古宇利島には、沖縄版「アダムとイブ伝説」が残り、重ね合わせるとハートに見える「ハートロック」があったりと、カップル人気は断トツ。結婚式で沖縄を訪れるなら、ぜひおすすめしたい場所の一つです。

 

今回は、古宇利島の絶景スポット、古宇利島の伝説、古宇利島へのアクセスについて詳しくお伝えします!

 

見逃せない!古宇利島の絶景スポットをご紹介

この項では、古宇利島の代表的な絶景スポットを4つご紹介いたします。

 

古宇利大橋

 

海の上にかかる古宇利大橋が見える瞬間を見逃さないよう、渡る前から絶景への気持ちの準備を。

 

屋我地島(やがじしま)を経て、古宇利大橋へ向かうと、坂を登り切ったところから見えるこの光景に思わず「わあっ」と歓声をあげたくなる気分に。

 

 

全長約2kmの古宇利大橋は、海の上を走る道路。両側に青い海が広がる光景は、沖縄ならでは。

途中で車を停めて橋の上に出てみたくなりますが、残念ながら橋の途中では停車できません。

 

沖縄本島・古宇利島それぞれの橋のたもとに、駐車スペースがありますので、橋の全貌と海はそこから楽しみましょう。橋には歩道もありますので、歩いて渡る方もいらっしゃいます。

 

古宇利島サイドの橋のたもとにはカフェもありますので、そちらでドリンクをいただきながら、ふたりで古宇利大橋と海の美しさを眺めるのも良いですね。

 

古宇利ビーチ

 

古宇利大橋を渡り切って、左折した側には「古宇利ビーチ」が。

 

シーズン中にはライフセーバーも常駐し、ハブクラゲ防止ネットも張られますので、安心して海水浴が楽しめるスポットです。マリンレジャーも豊富で、多くの人で賑わいます。

 

ふたりで海水浴やマリンレジャーを楽しんだり、海を背に記念写真を撮ったり、ビーチを散策したり、思い思いに楽しんでくださいね。

 

ハートロック

 

古宇利島と言えばこれ!という方も多いでしょう。

 

航空会社のCMに使われたことで一躍有名になった「ハートロック」は、岩がハート型に見えることからそう呼ばれてるようになりました。古宇利島の奥にある「ティーヌ浜」にある岩です。


 

ハートロックまでの道すがらには、手作りの看板があちこちにありますのでわかりやすいです。

 

車を停める場合は、ハートロックに近い駐車場ほど、料金が高くなります。一番近い駐車場からでもハートロックの浜に下るまでは割と急な下り坂で足場も舗装されていませんので、歩きやすい靴がおすすめです。

 

 

ティーヌ浜に下って行くと、ハートロックが見えてきました。

実はハートロックは、2つの岩から成り立っていて、見る角度によって、重なってハート型に見えるのです。浜の右側に寄って見て下さいね。

 

写真を撮る場合は、2つの岩が並んでいるのを撮るバージョンと、重なって1つに見える場所からのバージョンと2つ撮影するのがおすすめです。

 

また、指や腕で♡を作って、その中にハートロックを収めて撮るのも、カップルならではの撮影アングル。ふたりだけのハートロックの思い出、作ってくださいね。

 

古宇利オーシャンタワー

 

古宇利大橋から見える場所にある「古宇利オーシャンタワー」。

海を見ながら楽しめるレストランや、お土産物を買うことができるショップ、そしてキレイなお手洗いもありますので、休憩場所にぴったりです。


撮影/Churako

 

入場料はかかりますが、タワー上から見える風景は絶景の一言。高い建物がない古宇利島なので、眼前に広がる海のパノラマが楽しめます。

 

てっぺんの「幸せの鐘」をぜひふたりで鳴らしてみてくださいね。

 

古宇利オーシャンタワー

9:00 ~ 18:00 (最終入園 17:30)
TEL: 0980-56-1616

入場料:大人800円 中・高校生600円 小学生 300円 小学生以下 無料

https://www.kouri-oceantower.com/

 

古宇利島の「沖縄版アダムとイブ伝説」って?

撮影/Churako

 

古宇利島が、かつて恋島と呼ばれていたというのは、人類発祥神話「沖縄版アダムとイブ伝説」の言い伝えもあるのかもしれません。その伝説を見てみると、確かに「アダムとイブ」だと言われるようになったのも納得の内容です。

 

諸説ありますが、伝承にはこうあります。

 

昔、古宇利島にはふたりの男女が住み、天から降って来る餅を食べて幸せに暮らしていました。

しかし、ある日「餅が降ってこなくなったらどうしよう」という疑いの気持ちが芽生え、降ってきた餅の一部を蓄えるようになりました。するとどうでしょう、餅が降らなくなってしまったのです。

 

そこでふたりは浜に出て漁をはじめます。労働と生活の苦しみを知るようになったころ、ジュゴンの交尾を見て自分たちの違いに気づき、裸でいることが恥ずかしくなってをクバの葉っぱで隠すようになりました。

 

このふたりの子孫が増え、現在の琉球人の祖になったという神話です。

ふたりが暮らしたという場所は、古宇利島の南部、シラサ岬。ふたりが生活したという半洞窟には発掘調査によって縄文時代の竪穴式住居が見つかったそうです。

 

岩場になったシラサ岬には、チグヌ浜という小さな浜があります。

古宇利大橋を渡って左折してすぐの場所なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。


 

「恋島」と呼ばれた古宇利島は、その伝説も相まって恋愛のパワースポットと呼ばれて久しい場所。

日本で一番透明度の高い海に選ばれており、絶景を楽しめるおしゃれなカフェもあるので、結婚式後にハネムーンとして訪れるのにぴったりの場所!

 

結婚式後の思い出づくりにぜひ訪れてみてくださいね!



 

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