楽しかった沖縄ウエディング。けれども式の前後の時間で思った通りに観光地を回りきれずに、あっという間に最終日を迎えてしまったり、自由時間を有意義に使いきれなかったなど、残り数時間で何とか沖縄を満喫したい!という人も少なくないのでは。
最終日に「気持ち早めに移動しよう」と思っても、結局空港近くで渋滞に巻き揉まれて移動だけで終わってしまうということも。
せっかく沖縄に来たんだから最後の最後まで楽しみたい!そんな方のために、空港に向かうラスト1時間まで楽しめるワザをご紹介します。
沖縄本島に滞在の場合、那覇空港近辺でレンタカーを借りる方がほとんどです。最終日は時間の許す限りドライブをして車をレンタカー会社に返却、マイクロバスで空港送迎されて帰路につくパターンが多いでしょう。そこでラスト1時間まで楽しみ尽くせるワザをご紹介!
実は、前日の宿泊地とレンタカーの返却タイミングを見直すことで、最終日をギリギリまで楽しむことができます。
ギリギリまで楽しむにはまず、最終日前日の宿泊場所は那覇市内にするのがおすすめ。もしフライトが朝や昼の便なら、フライト航までのカウントダウンを時間の読みにくい移動に費やさずに、那覇市内の観光にあてることができます。また、沖縄の最後の夜を那覇で過ごせるのも魅力!なかでも国際通りは民謡居酒屋や沖縄料理の店もたくさんあるので、リゾートエリアとは一味違った沖縄の夜を満喫できます。
万が一前日に飲みすぎてついつい寝坊してしまっても、空港へはゆいレールやタクシーに乗って15〜30分ほどで着くことができるでの安心!
レンタカーの返却タイミングは、前日の夕方〜夜に宿泊先のホテルで返却が出来るプランを選んでおくことがおすすめ。渋滞しがちなレンタカーの営業所まで移動することなく返却できれば、大幅に時間を節約できます。
ホテル返却プランがない場合でも、前日夜に返却しゆいレールの駅があるところまで送迎してもらえば、あとは渋滞を気にすることなく時間ギリギリまで観光を楽しめます。また「ゆいレール」おもろまち駅直結の「Tギャラリア」での配車・返却もおすすめ。返却後に国内唯一の免税ショッピングを楽しんだり、那覇市内を観光できます。
宿泊場所が本島中部の恩納村や北部の名護周辺であれば、、ギリギリまで楽しむためには早めに空港近くまで移動して、那覇市内でフライトまでの時間をゆったり過ごしたいもの。
その場合、渋滞する時間を避けて早めに返却し、その後の時間で観光しましょう。
宿泊ホテルでレンタカー返却可能なプランを選んだ場合も、直接空港まで送迎してもらい空港でゆったり過ごすか、ゆいレールで移動可能なエリアでの観光を楽しむことができます。「Tギャラリア」で返却する方も同様、最後はいずれも空港へ向かうので、空港で荷物を預け、ゆいレールを活用して国際通りや首里城、Tギャラリアなどで楽しむのがおすすめです。
沖縄本島に滞在する場合、ギリギリまで沖縄旅行を楽むなら必然的に那覇空港へアクセスしやすい場所で観光することになります。沖縄と言えばビーチリゾート!というイメージで那覇や空港周辺を素通りしてしまう人も多いのですが、実は国際通り・首里城はもちろん、海やリゾート感を楽しめる場所もたくさんあるのです!
ここからはフライトのタイミング別に那覇周辺で行ける観光スポットを見ていきましょう。
たとえ、フライト時間が早朝でもギリギリまで楽しめる場所、それがホテルの朝食バイキングです!実は那覇市内には有名観光サイトが主催する「朝食のおいしいホテル ランキング」で過去に20位以内にランクインしたホテルがたくさんあります。
ホテル ロコア ナハ内のレストラン「Aletta」、沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハのダイニング「暖流満菜」、ダイワロイヤルネットホテル国際通り1階にある「野の葡萄 沖縄 CARGOES店」などがそれです。これらの朝食バイキングは宿泊客以外でも利用することが出来るうえ、沖縄料理沖縄そば、タコライスや沖縄そば、お店によっては泡盛が置かれていたり(あくまで試飲用とのこと)と、バリエーションは豊富です。朝食バイキングは概ねAM6時頃から営業していますので、AM8〜9時台の出発だとしてもゆっくり朝食を堪能できることでしょう。
那覇空港から車で10分ほどで行ける瀬長島には、早朝6時から営業している琉球温泉瀬長島ホテルに併設された「龍神の湯」という温泉施設があります。温泉には立ち湯という立ったまま入れる温泉があり、正面にはマリンブルーの海が広がっているので、普段入る温泉とは違った、沖縄らしい景色を眺めながらの温泉を楽しむことができます。
温泉からは、2014年に国立公園に指定された慶良間諸島の島影を望むことができます。沖縄の日の出は少し遅めなので、夏ならAM6時に訪れても大丈夫ですが、冬季は7時ごろから明るくなってきます。景色を求めるのであれば時間帯を考慮した方がよいでしょう。
また、瀬長島には「ウミカジテラス」という飲食店やアクセサリー店が並ぶ複合施設があります。ここでは、沖縄で人気のバーガー屋さんや、首里石鹸を扱うショップなど、沖縄らしいグルメやショッピングを楽しむことができ、沖縄観光最終日におすすめしたいスポットです。
那覇空港付近から瀬長島までの道中にはレンタカーの返却施設がいくつも並んでいますので、最終日までレンタカーを借りておいても、早朝に温泉に浸かってからレンタカーを返却し、マイクロバスで空港へ行くというパターンも可能。ギリギリまでレンタカーを使うこともでできて効率的です。
※レンタカー事務所はAM8時から返却可能な場合が多いのでご注意ください。
レンタカー以外ではシャトルバスも運行していますが、早朝は運行していません。ただ、ゆいレールの赤嶺駅からタクシーを使っても片道1,200〜1,400円程度で行くことが出来ます。
フライトが朝便にくらべて昼便の場合は少し余裕が出ます。沖縄の海を堪能してから帰りたいというのであれば中部や北部の海に比べると見劣りはしますが那覇周辺にもビーチはあります。
那覇市で唯一のビーチは「波の上うみそら公園 波の上ビーチ」です。こちらは空港から15分ほどの位置にあり、タクシーなどを利用すればアクセス抜群、シャワーやコインロッカーなどもあるので、気軽に海水浴をしてから空港に向かうことができます。
少し余裕があるなら、空港から15分ほど南下した場所にある「美らSUNビーチ」もおすすめです。こちらはできればレンタカーで訪れる方が安心でしょう。空港へ向かう道にはレンタカーの返却場所が点在しているので便利です。
もう一度神秘的な海中の景色が観たい!と思っていても、さすがに出発当日にダイビングはできませんし、シュノーケリングも場所や着替えなどを考えると結構面倒です。
そこで手軽に海底散歩ができるグラスボートはいかがでしょう。那覇ではかりゆしアーバンリゾート・ナハが運営する「海底観光遊覧船 ARKREXⅠ」が泊港から、旭橋駅からほど近い那覇埠頭より(有)ウエストマリンが運営する「水中観光船 オルカ号」がそれぞれ運行しています。いずれも出航から1時間ほどで那覇港を周遊するプランとなっていますので、特にお子様連れのお客様にはおすすめです。
お酒好きには沖縄は天国のようなところ。最後の最後までオリオンビールや泡盛が飲みたい、そんな願望を叶えてくれるのが国際通りから少し入ったエリアに20店舗ほどがひしめく「国際通り屋台村」です。営業時間は店舗によってまちまちですが11〜12時から営業しているお店も少なくないのでハシゴしながら楽しむことだってできちゃいます。
この屋台村では沖縄で採れる食材を使用した商品を扱っているので、地産の味を出発のギリギリまで味わうこともできます。もちろんお酒が苦手な方は、ランチでも気軽に利用できます。
さらに牧志の公設市場周辺には「センベロ」ブームが到来しており、昼ごろから空いている立ち飲みやちょい飲みが出来るお店が続々とオープンしています。お土産店も点在しているので、ほろ酔いでお土産を物色するのも楽しいかもしれませんね!
国際通り屋台村から空港へはゆいレール「牧志駅」、牧志公設市場からは「美栄橋駅」と「牧志駅」がそれぞれ徒歩圏内です。国際通りを含めて沖縄では渋滞が激しくなる時間帯がありますので、タクシーよりもゆいレールを使って空港に向かったほうが時間通りに着くことができるので安心です。
また、石垣島にも「石垣島ヴィレッジ」という同様の施設があります。場所は石垣島の離島ターミナルからは徒歩2分、バスターミナルは隣接していますのでギリギリまで楽しむことができます。ただし、バスで新石垣空港までは30分程度かかるので、移動とフライトの時間を考慮して過ごすようにしましょう。
ゆいレール「おもろまち駅」から徒歩10分ほどのところにある沖縄県立博物館・美術館は朝9時から開館しています。雨が降っていても建物の中なので大丈夫!展示内容は時期によって違いますが、沖縄ならではの珍しい三線や海に関するもの、沖縄の貴重な歴史遺産などが展示されますので、沖縄のことをもっと深く知りたいという、沖縄好きの方の知識欲を満たす展示物を鑑賞することができます。
観光やリゾートウエディングで訪れた沖縄をラスト1時間まで楽しみ尽くすなら、最終日前日は那覇市内に宿泊し、レンタカー返却のタイミングを見直すことでギリギリまで効率よく楽しむことができます。
那覇市内には、実は短時間で楽しめるスポットが満載。今後、沖縄を訪れるときは本記事を参考にギリギリまで観光を楽しんでくださいね。
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