結婚式の披露宴で、招待したゲストに提供される料理が婚礼料理。それぞれの会場により工夫が施された料理は、沖縄ならではの野菜やくだもの、県産のブランド肉などが使用されています。
そこで今回は、沖縄でリゾートウエディングを行う場合の婚礼料理の選び方や特徴をご紹介します。ゲストの満足度を上げるためにも必見です。
婚礼料理は、ふたりが食べる料理ではなく、ゲストにふるまうために用意する料理です。この婚礼料理はふたりの結婚式のイメージや満足度を左右する、大事な材料のひとつ。料理にこだわりがなくても来てくれるゲストのためを思って、プランナーやシェフと打ち合わせをしながら決めていきましょう。
基本的な婚礼料理の種類はフレンチ料理。会場によっては和風フレンチ、琉球フレンチ、イタリアンなど選べたり、食材を沖縄産のブランド食材を使っているところもあります。
また、料理のメニュー数もゲストの満足度や印象に左右します。婚礼料理では、およそ9品が平均的な品数ですが、ゲストの年齢やお酒を飲むかどうかも左右しますので、ゲストの好みに合った品数をチョイスしましょう。
地域や会場の雰囲気、人数などを考慮しながら、婚礼料理の種類や手配を行います。会場によっては、予算に応じて料理のランクを調整することができます。
もし下見などの予定があれば試食するのが一番ですが、県外からだとどうしても試食に訪れるのが難しいという方も多いはず。その場合、見た目や口コミを参考にするのがおすすめです。口コミサイトで料理についての感想をチェックしたり、Instagramで実際に結婚式に参加した人の乗せる写真をチェックすると、リアルなイメージもつかみやすいはず。
また、アレルギーや子どもへの配慮も欠かせません。細かい料理のオーダーを受けてくれる会場も多いため、事前にゲストのアレルギーなどは確認しておきましょう。
リゾートウエディングに沖縄を選ぶならば、現地の食材を選びたいもの。沖縄料理は美味しくない、というイメージを払拭するべく、婚礼料理に沖縄料理を選ぶことの魅力をご紹介します。
沖縄旅行上級者でも、定番の沖縄料理ではなく、沖縄の食材が各所に散りばめられたフレンチ料理を食べる機会は少ないでしょう。沖縄には暖かい気温だからこそ育つ野菜や果物がたくさんあります。例えばアグー豚のステーキに、沖縄マンゴーのジュレをつけて食べるスタイルや、沖縄で採れた野菜をふんだんに使ったサラダ、ドレッシングにはシークヮサーを使用したポン酢が使われているなど、1品1品の料理への工夫は県外ではあまり味わえないものでしょう。
島の食材独特の美しい色合いを目で楽しみながらも、海のミネラルや太陽の恵みを豊富に含んだ栄養たっぷりの美食を思う存分味わうことができますよ。
沖縄は全国でもトップクラスの観光資源を持ち、リゾート地として世界中から人が集まります。そのため、ホテルやレストランに全国から腕利きのシェフが集まっており、高い料理レベルを担保することができます。
フレンチの巨匠「三國シェフ」のもとで修業した島袋シェフが手掛けるフレンチレストラン「ラトリエ」は情熱大陸にも取り上げられたほどの名店。“料理の鉄人”として有名な坂井宏行氏がオーナーシェフを務める「レストラン イル・ド・レ沖縄」も、わざわざ県外から訪れる人がいるほど人気店です。腕のあるシェフたちが作る沖縄料理は、ゲストも満足すること間違いなし。アレンジを加えた沖縄料理を堪能できますよ。
普段の沖縄観光グルメには沖縄そばや海ぶどう、ちゃんぷるーなど安価で親しみやすい、いわゆる「B級グルメ」がほとんどです。ですが、婚礼料理となると観光でも手を出しづらい石垣牛やブランド豚のあぐー、マンゴー、琉球すっぽんなど、高級食材を味わうことができるのも魅力です。
また、高級食材以外にも、沖縄県産のオクラやシークヮサーなど、ありふれた食材も、フレンチシェフによるアレンジにより新しい沖縄の魅力発見にも繋がるため、沖縄上級者であっても発見と感動ある婚礼料理を味わってもらうことができるでしょう。
会場によって沖縄食材の取り入れ方は様々なので、気になる食材があれば問い合わせてみるのもおすすめですよ。
沖縄で行うリゾートウエディングでは、遠方から訪れたゲストのためにも、南国沖縄らしい食材やメニューをとりいれた沖縄の婚礼料理を選ぶことがおすすめです。
沖縄の太陽を浴びて育った野菜や果物はビタミン・ミネラルもたっぷり。婚礼料理もこだわりを持って、ふたりの理想のウエディングを作り上げてみてくださいね。
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