ロマンチックな言い伝えのある伝統工芸「ミンサー」沖縄結婚式にぴったりな贈り物

沖縄に来ると、よく目にするのが、この「ミンサー」模様。4つと5つのます目柄からなる「ミンサー」のデザインは、もともとは織物の紋様です。現在では、このデザインは沖縄にまつわる様々な場所で見ることができます。

 

今回は、沖縄の伝統工芸である「ミンサー」のその意味と歴史、そしてプレゼントやお土産にピッタリなグッズなどをご紹介いたします。

 

「ミンサー織」そのロマンティックな意味と由来

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

約400年の歴史を持つ八重山ミンサー織は、元々は「ミンサーフ」と呼ばれる、藍一色で染められた帯でした。 最大の特徴である五つ四つの絣には「いつ(五)の世(四)までも末永く」の想いが込められています。 そんな想いが多くの共感を呼び愛されてきたミンサー織。沖縄の自然をモチーフに様々なカラーバリエーションを取り入れ、今も昔も変わらず、ひとつひとつ手織りで作られています。 . #みんさー#ミンサー#みんさー織#ミンサー織#八重山みんさー織#八重山ミンサー#みんさー帯#ミンサー帯#八重山#伝統工芸#民芸#織物#染織#手織り#手織#絣#手仕事#沖縄#okinawa#帯#着物#お土産#パルコシティ#PARCOCITY#浦添市#パルコシティ浦添西海岸#大好き#素敵#可愛い#お気に入り

八重山みんさー織織元 あざみ屋(@azamiya54)がシェアした投稿 -

沖縄の伝統的な織物の一つ「ミンサー織」。

 

「ミンサー」という名前は、「綿(ミン)で織られた幅の狭(サー)い帯」という意味から来ているといわれます。産地は読谷山・首里・八重山諸島・与那国島で作られていましたが、今日私たちが最も多く目にするのは、竹富島を発祥とする「八重山ミンサー」です。

 

八重山ミンサーは、女性から男性に贈る愛の証の品。綿糸を藍で染めて織った細い帯には、五つのます目柄と四つのます目柄の紋様が繰り返し並びます。

 

この五つと四つのます目柄には、「いつ(五つ)の世(四つ)までも」という心が込められています。昔、男性が求婚すると女性はその返事として「いつの世までも変わらぬ愛を」という意味を込めて、八重山ミンサーを男性に贈っていたそうです。

 

そしてミンサーの帯の両脇には、「ヤシラミ(ムカデの足)」柄がありますが、これは当時通い婚が一般的だった沖縄県において「足しげくお通いください」という思いが込められていると言われています。そして藍染を繰り返すことから「愛を重ねて」という意味に繋がっています。

 

このロマンティックな由来とそのデザイン性から、その五つと四つのます目柄は、現在では様々なグッズやかりゆしを含む洋服などのモチーフに使われ、カラーバリエーションも多く展開されるようになりました。

 

ウエディング会場やホテルのお部屋、沖縄ならではのウエディングペーパーアイテムなどにもミンサーのモチーフは多く用いられています。そして、この由来から、引き出物としても、ゲストから新郎新婦への贈り物にもぴったりなのがミンサー織なのです。

 

ミンサー織を使ったアイテムにはどんなものがあるの?

 

伝統に裏打ちされた、愛のモチーフ「ミンサー織」。沖縄ウエディングにピッタリの贈り物ですよね。

 

とはいえ、私たちは、当時のように帯を日常的に使うわけではありません。そこで、沖縄ならではのデザインとして、ミンサー織の五つと四つのます目柄をデザインした様々な商品が作られています。一部ご紹介いたしますね。

 

ミンサー織のかりゆし

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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沖縄の正装「かりゆしウェア」。ハイビスカスやアダンなど華やかな柄が多いイメージですが、ミンサー織のモチーフを取り入れたこちらは渋いイメージ。目上の方へのギフトにぴったりです。

 

ミンサー織の名刺入れ

お仕事でも日常的に沖縄を思い出すことができる、ミンサー織の名刺入れ。カードケースとしても利用でき、カラーバリエーションが多いので、女性向けにもおすすめです。

 

ミンサー織のコースター

質がよく、値段も手ごろなコースターはプチギフトやバラマキ土産に最適な商品。色違いなどで気軽に購入できるので、ゲストの友人メンバーや家族でお揃いで購入もおすすめですよ。

 

ミンサー織のお財布

自分でも使いたいミンサー織モチーフのお財布。布製なので、手に持った時もしっくりなじみます。長財布のほか、二つ折り財布、がま口、コインケース、バッグなど、ミンサー織の意匠は多くの小物に取り入れられていますよ。

 

ミンサー織のネクタイ

なかなかデザインがかぶることがなさそうなミンサー柄のネクタイ。シルク製なので高級感があります。ワンポイントのミンサー織に気が付いた方とは、沖縄話が弾むかもしれません。

 

ミンサー織テディベア

隠れた人気商品なのがこちらのテディベア。カラ―バリエーションも多くあるのですが、並べるそばから売れていくそうです。 気に入ったものがあれば、買っておくのがおすすめ。インテリアのアクセントになってくれます。

 

ミンサー織モチーフのアクセサリー

そのロマンチックな由来から、エンゲージリングやマリッジリングなどの指輪にデザインされることも多いミンサー織。このようなリングの他にもペンダントヘッドやピアスなど、アクセサリーのモチーフにも多く使われます。

 

ミンサー織モチーフのゴルフグッズ

沖縄のゴルフブランド「ティーチ」がミンサー織のヘッドカバーやゴルフバッグを販売。ヤンバルクイナとミンサー織の組み合わせがとっても素敵です。いつでも沖縄気分でゴルフが楽しめますね。

 

どこで買える?ミンサー織

 

いわゆる伝統的な「八重山ミンサー」については、石垣島を中心とした工房が展開する店舗になりますが、ミンサー織モチーフについては、県内のお土産物屋さんやアクセサリーショップで幅広く扱われています。

 

以下の2つブランドは直営・オンラインショップも行っているので、事前に必要な人や下見のためにサイト覗いてみて。

 

あざみ屋

石垣島のみんさー工芸館が運営するショップ。石垣島の本店のほかにも、石垣空港や沖縄本島の那覇市、浦添市に新しく開業した「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY」にもショップを構えています。オンラインショップもあるので、まずは品ぞろえをチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

住所:〒907-0004 沖縄県石垣市登野城909 

TEL: 0980-82-3473 

営業時間: 9:00~18:00(年中無休)

URL:http://www.minsah.co.jp/

直営店案内:http://www.minsah.co.jp/guide/shop.html

 

みねや工房

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

許小燕(@y56031833)がシェアした投稿 -

伝統的な手工業を八重山ミンサーと共に、八重山上布も扱う石垣島の工房。店内には伝統的な織物のほか、のれんやタペストリーなどインテリア用品、バッグや小物なども多数。石垣島まで行けない方のために、オンラインショップもありますよ。

 

住所:〒907-0024沖縄県石垣市新川湧川原1129-2 

TEL:0980-83-0039

営業時間: 9:30~18:00(年中無休)

URL:https://www.mineya.com/

 

まとめ

 

愛を送るという素敵な風習を反映させた伝統工芸・ミンサー織。沖縄の結婚式にまつわるアイテムにはよく登場するモチーフです。披露宴に参加していただくゲストにも、沖縄で結婚式を挙げるカップルにもそのロマンティックな言い伝えはぴったり。

 

沖縄ウエディングの贈り物にふさわしい物をお探しの方は、ぜひミンサー織モチーフのものを検討してみてはいかがでしょうか?

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