できればたくさんの方に参加してほしいウェディングですが、沖縄リゾート婚となると行きたいけど行けない人や、逆に呼びたいけど呼べないという方もいるかもしれません。また、挙式に参加できなかった方からお祝いを頂戴する場合もあり、そうなると単なる「お土産」ではなく「お返し」が必要になります。
今回は、参加して欲しかったけれど、来られなかったゲストに向けて、ワンランク上の沖縄のお土産から、おすすめをピックアップしました。
沖縄ウエディングでは、披露宴に出席した人には引き出物としてギフトをお渡ししますが、出席されなかった方については、どこまでの範囲でお土産を渡したらいいのでしょうか?
沖縄のウエディング、場合によってはハネムーンでお仕事をお休みすることになります。そうなるとお仕事のカバーをお願いする上司や同僚の方には、感謝の気持ちを込めて、お土産を用意しましょう。
また、会社・お仕事関係の方から休み明けの出社時に、まとめてお祝いを頂戴することもあります。まとめてお返しをする場合でも、旅行の時のようなばらまき土産ではなく、ワンランク上のお土産のセレクトをするのがベター。
また、あらかじめお祝いをいただいている場合は、個別に内祝いの品をセレクトしましょう。
結婚するにあたり、お祝い金やお祝いの品をいただいた場合は、挙式を挙げて1ヶ月以内に半額程度の品を「内祝い」として贈るのがマナー。せっかくですから、沖縄ならではの品をセレクトして、お返しするようにすると良いでしょう。
式に参加してくれた友人には引き出物がお祝い金のお返しとなりますが、参加できなかった友人には、いただいたお祝いの半額程度の品を「内祝」として返します。友人の連名でお祝いをいただいた場合も、内祝いの金額は同じです。それを人数で等分できるお菓子や小物などが良いでしょう。
ウエディングのお土産としてお菓子を選ぶ場合、引き菓子にも使われるような、ワンランク上のお菓子をお渡ししたいですね。沖縄ならではのテイストを活かしつつ、ラッピングが素敵で美味しいものを厳選。会社の方、ご親族、ご友人など世代を問わず幅広い方、もちろんお子様のいらっしゃるご家庭にもにおすすめできるお店をセレクトしました。
いずれもオンラインショップがあって発送も可能なので、ぜひ事前にWEBサイトをチェックしてみてくださいね。
今帰仁村で作られた黒糖や宮古島産の紅芋など、沖縄ならではの原材料を使ったバームクーヘン。沖縄の国際通りに焼き場付きの本店があり、作っているところを見ることができますよ。年輪を重ねるという意味から、結婚式の引菓子としても人気のバームクーヘン。その日の気温や湿度によって変わる生地の状態に配慮しながら、20層以上の生地を丁寧に焼き上げます。
しっとりした生地を口に入れるとフワッと広がる優しい甘さが人気で、子どもから大人までおすすめできるお菓子です。那覇空港にもショップがあるので、時間がない時にも便利。
◆ふくぎや
公式サイト:https://fukugiya.com/
価格:フクギS 1,180円~
沖縄発のタルト屋さん「オハコルテ」。フレッシュフルーツを使ったこだわりタルトのお店ですが、お土産には日持ちする焼き菓子がおすすめ。浦添市の港川に本店があるほか、国際通り近くの県庁前と旭橋、那覇空港にも支店があります。
沖縄ならではのシークワーサーを使い、見た目と酸味から沖縄の太陽をイメージさせる「ヒラ三―レモンケーキ」や、リッチな材料を惜しみなく使ったサブレも人気の品。小鳥をあしらったデザインのパッケージも可愛くて、贈答品におすすめです。
◆オハコルテ
公式サイト:https://ohacorte.com
沖縄生まれの生キャラメル、マーサンミッシェル。「マーサン」とは沖縄の方言で「美味しいもの」の意味。国際通りのほか、ゆいレール古島駅そば、そして那覇空港にも視点があります。「マーサン」とは、沖縄の言葉で「美味しいもの」の意味です。
プレーン、塩、黒糖、ココナッツ、マンゴーの5種のフレーバーがあり、いずれもまさにトロけるおいしさ。パッケージもしっかりしているので、プレゼントにもぴったりです。
◆マーサンミッシェル
公式サイト:http://ma-sanmichel.com/
沖縄生まれの高級洋菓子店「エーデルワイス」は、ヨーロピアンなお菓子作りの技法を守り続ける、創業50年以上の老舗。沖縄ならではの素材、紅芋やシークワーサー、黒糖を生かしたフィナンシェ「島果のしずく」などの焼き菓子が贈答品として人気です。
店舗は県庁前の駅近くにある沖縄タイムスのビルが本店なのと、デパートリウボウと那覇空港二も出店。日持ちする商品はWEBサイトで通信販売も行っています。
◆エーデルワイス 沖縄
URL:https://edelweiss.okinawa/
世界中から集めたカカオ豆と沖縄産の黒糖で作り上げた珠玉のチョコレート。カカオ豆からチョコレートになるまでの工程を一貫して行う「ビーントゥバー(Bean to Bar)」のお店です。パッケージもシックでお洒落なので、センスの良いプレゼントとしてその人気は急上昇。店舗はアメリカンビレッジにあります。
カカオ豆と黒糖は、産地によって異なる風味を生かすために焙煎度合いや配合量をきめ細かく追及。コーヒーや紅茶だけでなく、お酒にもぴったりなまさに大人の味のチョコレートに仕上がっています。
◆TIMELESS CHOCOLATE
URL:https://timelesschocolate.com/
沖縄ならではの伝統工芸の品は、沖縄に行けなかった人もその地の文化を感じることができ、日常的にインテリアとしても活用できる嬉しさもあることから人気です。
そんな伝統工芸品は、ご祝儀をいただいた方への返礼品におすすめ。きちんとした贈答品としてどこに出しても恥ずかしくありません。ご祝儀をまとめていただいた方向けには、お菓子以外では沖縄ならではのスペシャルソープなどがおすすめです。
沖縄の言葉で「焼き物」をさす「やちむん」。そのぽってりとした風合いと優しい色使いで、沖縄らしいお土産として人気が高い品です。気軽に買える箸置きのような小物から、お皿などの食器やシーサーまで多くの品があります。
工房によって個性の異なるデザインが数多く展開されており、お土産物屋さんだけでなく、デザインが気に入った工房で直接購入するのもおすすめです。
やちむんについては、その可愛らしいデザインで人気の「沖縄南の島陶芸工房」について、別記事でも紹介していますので、ぜひご覧になってくださいね。
>>やちむん焼きおすすめショップ「沖縄南の島陶芸工房」記事はこちら
もともとは、米軍のコーラなどの瓶を溶かして再利用するところから始まったという琉球ガラス。その厚手の独特の風合いとカラフルな色合いは、幅広い世代の方から人気のある品です。多くのアイテムがあるのも、お土産やギフトして人気の理由。沖縄のお土産物屋さんには必ずあるほか、本島・離島等にも工房も数多くあり、直接購入したり、自分たちで手作り体験もできます。
漆を塗って乾かすのには、実は湿度が必要なのだそう。そのため、1年を通して乾燥することのない沖縄は漆器の名産地でもあります。沖縄ならではの色鮮やかな南国テイストのデザインは、月桃やハイビスカスなどをモチーフとした沖縄ならではの絵柄もあります。いずれも高級感があり、慶事のお祝い品としてはぴったり。
本土のものとはまた異なる味わいがあることから、地元でも記念品や贈答品としても人気の品です。有名なお店としては、国際通りや糸満にお店を構える「琉球漆器」や、同じく国際通りや那覇市の前島にお店を構える「角萬漆器」などがあります。
◆琉球漆器
URL:http://www.ryukyushikki.co.jp/
◆角萬漆器
URL:http://www.kakuman.jp/index.html
沖縄では至る所で見かける4つと5つの■を組み合わせた「ミンサー織」の意匠。八重山地方で「いつ(五つ)の世(四)までも……」と願いを込めて、女性が男性に帯を織って贈った風習がそのいわれとなっています。
そんなロマンティックな由来のあるミンサー織は、伝統工芸の手法を活かしたものからアクセサリーまで、現在では様々なアイテムのデザインとして利用され、沖縄らしい品物として幅広い人気を集めています。
沖縄の太陽の光を浴びて育ったハーブなどの成分を、昔ながらの手法で仕上げた手作り石鹸がギフトとして人気。素材によって様々な香りと、お肌に優しい洗い上がりは一度使ったらヤミツキになります。
人気ブランドは、「石鹸工房 ラ・クッチーナ」「Sui Savon 首里石鹸」など、沖縄素材へのこだわりと見た目の美しさを両立させており、ナチュラルな使い心地が好評です。ギフトとしてじゃなく自分でも欲しくなってしまいますね!別記事でも特集していますので、ぜひ合わせてご覧くださいね!
>>「石鹸工房 ラ・クッチーナ」「Sui Savon 首里石鹸」の紹介記事はこちら
◆石鹸工房 ラ・クッチーナ
URL:https://lacucina.jp/
◆Sui Savon 首里石鹸
「自宅に着くまでが遠足です」という言葉がありますが、参加されなかった方に、お土産やお祝いのお返しを配り終えるまでが沖縄ウエディング。
現地では何かと忙しく、お土産を選ぶ時間が取れなかったりするので、あらかじめどんなものを買っておくかを考えておくと、効率的に買い物することができますよ。
品物によっては、ネットやカタログで事前に注文しておくのも手です。そうなると、現地でどんなものを購入したらと悩んだり、買ったものを持ち運ぶ時に破損してしまったり、荷物が多くなってかさばったり……などのわずらわしさからも解放されます。
事前にお土産や内祝いの品は
・何を買うか
・どうやって買うか
をある程度決めておくと、現地滞在の時間をもっと有効に楽しむことができますよ!
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