石垣島・八重山諸島の難しい地名、読み方はこれ!おすすめ観光地ベスト10もあわせてご紹介

沖縄本島から飛行機で約50分のところにある、石垣島。「新石垣空港」の開港でアクセスが抜群に良くなり、国内外問わず人気の観光地として注目を集めています。年間を通して18℃以上と暖かく、海や名所を楽しむことができることが人気の秘訣。個性あふれる八重山諸島の離島を周遊する拠点としても重要な島です。

 

しかし、本島にも「中頭郡、国頭郡、東風平、島尻郡、保栄茂、名護市」など難しい地名があるように、石垣島でも読めない地名が多くあるのです。石垣島観光の際「地名の読み方がわからなくて、スマートフォンのアプリやカーナビに住所を入力できない!」「タクシーの運転手さんに目的地の住所を伝えられない!」といった困った場面に遭遇しないよう、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

 

「川平」はなんて読む?

 

石垣島の北西部に位置する「かびら」エリア。著名人の名前で、聞き覚えのある人も多いかもしれませんね。

 

川平のおすすめ観光スポットは「川平湾」


「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の三つ星を獲得した、人気の観光名所。世界的に「わざわざ訪れる価値がある観光地」として認められたエメラルドグリーンの湾。停泊している船が水面に映り込むほど透明度が高い水面は、観る人の心を虜にします。
 

【住所】沖縄県石垣市字川平1054

 

「伊原間」はなんて読む?

 

「いばるま」と読むこちらのエリアは、石垣島中部のくびれた形の場所にあります。太平洋と東シナ海に挟まれた細い陸地は、両側から美しい海を堪能できる絶景スポットです。

 

伊原間のおすすめ観光スポットは「サビチ鍾乳洞」


日本で唯一海に抜けることができる鍾乳洞です。長さ300m程の短い鍾乳洞ではありますが、歴史は長く、3億7000年前に海底隆起で生まれたものと言われています。鍾乳洞越しに見える海は絶景。干潮時に入口から10分程度歩いて行くと、浜へ到着できます。
 

【住所】沖縄県石垣市字伊原間185

 

「名蔵」はなんて読む?

 

石垣島南西部に位置する「なぐら」エリア。名蔵湾周辺は随所にマングローブが自生し、水辺の動植物を豊かに育むことから「ラムサール条約」で保護されている貴重なエリアです。
 

名蔵のおすすめ観光スポットは「石垣やいま村」

 

古き良き八重山の家並みを再現した、日本最南端のテーマパーク。国の有形文化財に登録された赤瓦の古民家からは、三線の音色が響き、琉球衣装体験、シーサー絵付けなど多種多様な体験メニューがあります。

 

【住所】沖縄県石垣市元名蔵967-1
 

「野底」はなんて読む?

 

石垣島北西部に位置する「のそこ」エリア。サトウキビ畑や亜熱帯ジャングルが広がる、自然豊かな場所です。
 

野底のおすすめ観光スポットは「野底マーペー」

 

恋愛のパワースポットになっている標高282mの山です。山道は、とても狭くかなりの急勾配ですが、標高があまり高くないので、普段あまり山登りをしない人も気軽にチャレンジ可能。山頂に到着する、石垣島の海と穏やかな農村風景が心を癒してくれますよ。

 

【住所】沖縄県石垣市野底
 

「桴海」はなんて読む?

 

石垣島の「ふかい」エリアは、 高さ25mにも及ぶ、国定天然記念物の「ヤエヤマヤシ」が自生していることで有名です。

 

桴海のおすすめ観光スポットは「米原ビーチ」


綺麗な白い砂浜が全長1kmに渡り続く、石垣島で一番大きなビーチです。遠浅の海には目視で確認できる距離にサンゴ礁が広がっており、シュノーケルに非常に適しています。ビーチ近くのキャンプ場ではBBQも可能。夏場は地元客で賑わうので、場所取りはお早めに。

 

【住所】沖縄県石垣市字桴海644

 

「宮良」はなんて読む?

 

新石垣島空港にほど近い「みやら」エリア。石垣島の中でも歴史の古い場所です。南北に長く、山林から海辺に至るまで、幅広い観光スポットがあります。
 

宮良のおすすめ観光スポットは「石垣島星空ファーム」


日本初の星空保護区に認定された、世界屈指の美しい星空スポット。360°全天パノラマビューの天然プラネタリウム体験が可能。月夜は月光浴も可能。現地ツアーに申し込むと、リクライニングチェアにもたれながら、ドリンク片手に優雅な星空鑑賞が叶います。


【住所】沖縄県石垣市字宮良

 

「西表島」はなんて読む?

 

八重山諸島の中で1番大きな島、「いりおもてじま」。面積の90%以上が亜熱帯マングローブの森に覆われ、特別天然記念物のイリオモテヤマネコ等、珍しい生き物や植物が生息しています。
 

西表島のおすすめ観光スポットは「イダの浜」


西表島内ですが、イダの浜に行く手段は舟のみ。アクセスが悪い分、プライベートビーチのような雰囲気を味わえるのが魅力。海の透明度は抜群で、目視で魚を楽しめるのはもちろん、ウミガメと出会えることもあるとか。船浮集落に食堂やカフェも用意があるので、一日中遊べます。

 

【住所】沖縄県八重山郡竹富町字西表

 

「古見」はなんて読む?

 

西表島東部にある「こみ」エリアは、西表島から約400m先に存在する由布(ゆぶ)島へのアクセス窓口。水牛車で海を渡って島を目指す、珍しい体験ができます。

 

古見のおすすめ観光スポットは「西表島パインランドファーム」


東京ドーム15個分の敷地を誇るパイン農場。トラクタートレインに乗って、パインやマンゴーなどのトロピカルフルーツの栽培を見学できます。時期によってはパインの収穫体験も可能。収穫体験は前日までの予約が必要なので、お忘れなく。

 

【住所】沖縄県八重山郡竹富町字古見1198

 

「南風見」はなんて読む?

 

西表島の南東部にある「はいみ」エリア。手付かずの自然が多く残っており、カヤックやトレッキングに最適なスポットが多数あります。

 

南風見のおすすめ観光スポットは「仲間川」

 

日本最大級のマングローブ流域面積を誇る川。日本に植生するマングローブの25%が生息していると言われているため、この流域一帯が国の天然記念物として指定されています。地元のツアーに参加すると、1時間ほどかけて本物のジャングルクルーズを楽しむことが可能。

 

【住所】沖縄県八重山郡竹富町字南風見201

 

「波照間島」はなんて読む?

 

八重山諸島のひとつ「はてるまじま」。石垣島からフェリーで約1時間の距離にある波照間島には、「ハテルマブルー」と称される美しい海を堪能できるビーチが多く存在します。

 

波照間島のおすすめ観光スポットは「ぺー浜」


波照間島といえばニシ浜が有名ですが、ニシ浜の先にある「ペー浜」はニシ浜と同じクオリティの美しい海を、プライベートビーチ感覚で味わえる穴場スポット。サラサラのパウダーサンドの砂浜では、星の砂を見つけることもできます。
 

【住所】沖縄県八重山郡竹富町字波照間

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?石垣島・八重山諸島の地名は、もともと方言を由来とするものが多く、当て字にしたり呼び方そのものが変化していることもあるようです。独特の地名を覚えて、石垣島・八重山諸島滞在を楽しみましょう!

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