沖縄挙式から帰ってきたらやること&気を付けるべきこと

時間をかけて準備を進めてきた沖縄リゾートウエディングが終わり、ほっと一息つきたいところですが、実は挙式後にも、式に来ていただいた方やお祝いをいただいた方へのお礼、結婚報告など、まだまだ行うことが残っています。

 

また、リゾートウエディングでは呼ぶことのできなかった友人や出席できなかったゲストを招待し、地元での結婚報告パーティーを行う新郎新婦も増えています。式が終わったからといって気を抜かず、やっておくべきことが抜けていないかチェックしましょう!

 

まずは、両親・仲人へお礼を

 

式が終わったら真っ先に、両家の両親に出席のお礼を言いましょう。家に直接行ければベストですが、遠方の場合は電話だけでもOKです。

 

結婚式で述べる親へのお礼は、これまで育ててくれた感謝の気持ちとして。式後に伝えるお礼は、結婚式での心配りに対してのもの。親は、娘、息子の式にわざわざ遠方まで出席してくれたゲストや一切を手配してくれたプランナー、挙式に出席できなかったゲスト達に新郎新婦から見えない場面でも気を配っていてくれることが多く、無事に式が終わるまで気の落ち着く時がなかったはず。その気配りに対してのお礼に加え、沖縄まできてくれてありがとう。これからもよろしくね。を伝えましょう。家に行けるのであれば、手土産や結婚式での写真なども持参できると家族での会話が弾むでしょう。

 

両親へのお礼の次に、仲人、あるいは媒酌人に対してもお礼に伺うのがマナー。最近ではお見合い結婚が減ったこともあり、仲人、あるいは媒酌人を立てない挙式も多いようですが、もし、どちらかを立てた場合には、式後すぐに新郎新婦と両親が一緒に仲人へお礼の品を持ってご挨拶へ伺うのが礼儀とされています。

 

結婚報告ハガキを送りましょう

 

「私たち結婚しました」を伝えるための結婚報告ハガキ(結婚通知状)。今はSNSの普及等もあり必ず出さなければいけないというわけでもありません。しかし、沖縄ウエディングは少人数で行うケースが多いので「親族中心に沖縄で結婚式をしたよ」という報告を招待できなかった周囲の人に送るのがおすすめです。

 

結婚式に参列してくれた人にも「参加してくれてありがとう」「これからもよろしくね」を改めて伝える為に送るのが良いでしょう。送るタイミングは式後1週間〜1ヶ月以内が一般的です。

 

職場の上司、同僚などに対しては結婚通知状代わりに直接お礼を伝えても問題ありません。しかし、その場合は新婚旅行でのお土産などを渡すのがマナー。また、友人や知人などに受付や幹事、余興やスピーチなど、式内での役割をお願いした場合には、結婚通知状のほか、お礼の品を添えると良いでしょう。

 

結婚通知状は手紙の中でも、暑中見舞いなどと同じ「挨拶状」になるため、はがき、絵葉書で大丈夫です。ただ、出席者の中には年配の親族や職場の先輩、上司などもいるかもしれませんので、デザインや紙質はある程度シンプルなもの、上品なものを選びましょう。沖縄でのリゾートウエディングであれば、縁起の良い紅型(びんがた)、ミンサー柄や沖縄の写真を用いたはがきなどがおすすめです。

 

また、結婚通知状は出席者に対してはお礼状の役割も兼ねているため、プリントされたものにサインするだけのお礼状はNG。それぞれの出席者に対して違ったお礼のメッセージを手書きで添えておくのがマナーです。

 

なお、結婚通知状は式に出席できなかった方、式に呼びきれなかった親族や知り合い、会社の方、繋がりの薄い知人などに対して、結婚・入籍したことを報告する目的もあります。また、結婚を機に引っ越す場合には、その通知も兼ねることができるため、式に出席しなかった知り合いに対しても広く送ることをおすすめします。

 

前述したとおり、結婚通知状は挨拶状の1種ですので、暑中見舞い、寒中見舞いと一緒にしても問題ありません。新郎、新婦の家のどちらかが喪中の場合はこの方法で結婚をお知らせすることがあります。

 

内祝いの準備は早めに!あらかじめリストアップしておくと楽ちん

 

式に出席はせず、ご祝儀や高額な贈り物(ギフト電報など)をいただいた方に対しては「お礼状」と「内祝い」をお送りする必要があります。ただし、親族に対してはお礼状で済ませることもあり、お返しするかどうかは新郎新婦の両親に確認してみましょう。

 

なお、内祝いを送るのは挙式後で構いませんが、挙式の前後にかかわらず、ご祝儀やお祝いをいただいたら、すぐに電話・メール・お礼状のいずれかで感謝を伝えるのがマナー。いただいてから間を開けるのはあまりよくありません。

 

内祝いは挙式後1カ月以内にお返しするのがマナーとされており、いただいたご祝儀の半額程度、あるいは式当日の引出物をお返ししても問題ありません。大抵の場合、お祝いは挙式前にいただけることが多く、あらかじめお返し用に引出物を多く発注しても良いでしょう。職場の部署などからメンバーの連名でお祝いをいただいた場合、内祝いはひとつにつまとめてOK。人数分の小分けにできるものがおすすめです。

 

なお、内祝いには”のし”が必要です。水引や表書きにルールがあるため、わからない場合には、ギフトショップや百貨店などでまとめて購入すると”のし”のつけ方から配送まで一括して行ってくれるため手間を省くことができますよ。配送も依頼する場合には同封するお礼状(メッセージカードでもOK)を持参しましょう。

 

また、内祝いとは別に、式に招待したもののどうしても出席できなかったゲストに対しても配慮ができると良いでしょう。引出物、内祝いとは別に、沖縄のお土産をプレゼントすると喜ばれます。焼き物やハンカチなどがNGとされている引出物とは違い、お土産の種類に特に決まりはありません。相手の好きなもの、喜ぶものをプレゼントしましょう。

 

招待できなかった知人・友人を招いた結婚報告パーティーを開催しよう!

 

リゾートウエディングでは、新郎新婦と両親、親族だけで挙げる小規模な挙式も多く、式後に友人や同僚を招いた結婚報告パーティー(お披露目パーティ、リゾートアフターパーティーとも言います)を行う新郎新婦が増えています。披露宴ほどフォーマルではなく、2次会ほどラフではないことから「1.5次会」と呼ばれることもあります。

 

また、新郎新婦のスタイルに合わせて行えるのが特徴。会費制にしたり、場所をレストランで行い、立食形式にするなど多種多様なパーティーが行われています。もちろん、現地に招くことのできなかった親族を集めての食事会にしてもOK。

 

パーティー会場では、沖縄ウエディングで用いた飾りや小物を使用したり、挙式映像を流すなどの演出が喜ばれます。また、アロハシャツ、かりゆしウェアなどリゾート感のある服装をドレスコードにしても面白いかもしれません。

 

そんな式後のパーティーも準備は挙式の3か月~半年前から着手しておきたいもの。出欠の確認から場所探し、招待状の送付や演出、プログラムのスケジューリングなど、披露宴と変わらないくらいの作業があるため、司会や出欠確認などの一部は新郎新婦の友人や兄弟・姉妹にお願いしても良いでしょう。

 

まとめ

 

サポートをしてくれるプランナーさんがいた挙式前とは違い、結婚報告書やお礼参り、内祝いの送付などの式後にやるべきことはパートナーと2人で乗り切らなけらばならない、本当の意味での「共同作業」。

 

起源や決まり事、ルールなども多く、正直言って「面倒くさい」と思う人もいるかもしれません。ただ、ふたりがカップルから家族になり、社会に自分たちが家庭を持ったことを周りに認めてもらうための第2の重要なイベントだと思って、楽しく進めましょう!

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