リゾート感を前面に出した演出が人気の沖縄ウエディング。太陽と海の似合う素敵な新郎新婦の衣裳は決まったけれど…あれ？？両親には何を着てもらえばいいの？？と悩んでいる方も多いはず。

今回は沖縄ウエディングで多い、親の参列衣裳パターンを結婚式のタイプ別に3つご紹介します。

かっちりした挙式の後、カジュアルなパーティーを行う場合

硬派な雰囲気の挙式を行う場合、父親はモーニング、母親はフォーマルドレスを着用すると、しっかりとしたイメージの挙式が叶います。本州で挙式をする際は、母親は黒留袖を着用するのが一般的ですが、沖縄リゾート挙式ではドレスを着用する方が多いのが特徴です。沖縄は気温・湿度が高いこともあり、黒留袖では体力的にもかなりつらくなってしまいます。ドレスを着用する方が多いのが特徴です。

フォーマルドレスは黒が基本のイメージがあるかもしれませんが、白やベージュ等での淡い色味のドレスでOK。地味になりすぎないよう、コサージュやネックレスなどの小物で結婚式らしい華やかさをプラスしましょう。

昼に挙式を行う場合はフォーマルドレスの中でも、アフタヌーンドレスを着用しましょう。アフタヌーンドレスとは、ロングスカートに7分丈以上の袖で露出をおさえたドレスのこと。ドレスの生地やアクセサリーは光沢を抑えて、控えめな印象に仕上げます。

夜に挙式を行う場合は、イブニングドレスを着用しましょう。肩や胸元は隠し過ぎず、光沢のある生地感や煌びやかなジュエリーでドレスアップすると◎。

挙式後、リゾート感溢れるガーデンパーティー等を行う場合は、母親は挙式で着用したフォーマルドレスのままが主流ですが、父親はジャケットを脱いでシャツスタイルにしたり沖縄らしく「かりゆしウェア」にお着替えすると、リラックスした状態でパーティーに参加できますよ。

最初から最後までリゾート感溢れる結婚式の場合

[写真提供：かりゆしウェア［専門店MAJUN］

リゾートウエディングらしさ全開の結婚式にしたいのなら、最初から最後までリゾートカジュアルで参列してもらうのがおすすめ。母親はワンピースにヒールのある靴、父親は襟付きのシャツとフォーマルなパンツに革靴など、きちんとしたイメージもありながらリラックスできるコーディネートが◎。

リゾートカジュアルは、沖縄オリジナルの「かりゆしウェア」を使ったコーディネートを簡単に取り入れられるのも嬉しいポイント。かりゆしウェアは、ラフで着心地も良く、暑さ対策が必須の沖縄ウエディングでは、機能的な参列衣裳です。かりゆしには「縁起の良い」「めでたい」という意味があるので、沖縄の結婚式ではかりゆしウェアを着て参列するのが一般的となっています。

かりゆしウェアは、伝統的な琉球模様が描かれたデザインだけでなく、無地のものなど、スタイリッシュなデザインのものもあるので、お父様の好みや、会場の雰囲気に合わせて衣裳を選ベるのも嬉しいですね。ボトムスはフォーマルなパンツ、足元は革靴がベスト。会場の雰囲気やゲストの雰囲気によっては、短パンとサンダルで問題ない場合もありますが、失礼にならないよう、新郎新婦とよく相談して決めましょう。

かりゆしウェアショップには、リゾートドレスのようなスタイルの「かりゆしドレス」や、風になびく素材感を楽しめる「かりゆしチュニック」など、結婚式に相応しいエレガントなスタイルのかりゆしも販売されているので、お母様の参列衣裳にぴったりの一枚も見つかるはずですよ。

>>沖縄にきたら着てみたい！かりゆしウェアとは？国際通りで気軽に買えるかりゆしショップおすすめ3選もご紹介！

参列者との一体感を大切にする、カジュアルな結婚式の場合

肩肘貼らないカジュアルな結婚式をする場合、「和気あいあいとした、かしこまらない結婚式にしたい」という意向をゲストにしっかりと伝えるのが成功の秘訣。

沖縄ウエディングは少人数ウエディングになることが多いので、参列者の衣裳をお揃いにすることが比較的簡単なのも嬉しいポイント。ゲストにあらかじめ着てきて欲しい物を指定すれば、服装の格の違いで問題になることはありません。

沖縄の海に映えるよう、女性はブルーのワンピース、男性はブルーのシャツで揃えるなど、会場の雰囲気に合わせたカラーコーディネートをすると、写真映えも間違いなし。でもせっかくなら、沖縄らしい「お揃いかりゆしコーデ」がおすすめ。参列者全員が「かりゆしウェア」を着用すれば、沖縄らしさがグッと上がりますよ。

お揃いかりゆしコーデにする場合は、「かりゆしウェアで参加してほしい」という、新郎新婦の意思をゲストに事前に伝えるのが大切。かりゆしウェアでの参列が失礼に当たらないという点もしっかりと説明しましょう。ボトムスや足元のドレスコードの基準を統一することも忘れずに。

また、新郎新婦側でかりゆしウェア購入までの段取りを念入りにケアすることも重要なポイント。新郎新婦から「特別な引き出物」としてゲストに送るのか。その場合、カタログで注文してもらうのか、こちらでサイズを聞いて購入するのか。各自で購入してもらう場合は、どこのサイトやどの店舗で購入してもらうのか等、事前の段取りや手配はしっかりと行いましょう。

皆でお揃いの衣裳を身に纏えば、一体感が生まれ、参列者同士の距離も縮まること間違いなし！集合写真は、笑顔溢れるハッピーな雰囲気に仕上がりそうですね。

沖縄リゾート婚は、新郎新婦がイメージを共有できればとことんカジュアルでもOK！

沖縄ウエディングは、両家に温度差がなければ、とことんカジュアルな服装でもOK。ただ一言にカジュアルと言っても、カジュアルの基準は人それぞれ。例えば、新郎側は気を使ってフォーマルな服装をしてきたけど、新婦側は文面通りカジュアルな服装をしてきたとなると、互いの印象が悪くなってしまいます。

イメージ画像を送るなど、新郎新婦が理想のスタイルをしっかりと伝えることが重要です。

まとめ

いかがでしたか？沖縄リゾートウエディングでは、新郎新婦がどんな結婚式にしたいかが最も重要なポイントとなります。理想をしっかりと伝え、沖縄ならではの参列衣裳は、親御さんや参列者にもリゾート気分を味わってもらうことができるのでおすすめですよ。

ゲストが結婚式で沖縄ならではの「かりゆしウェア」をすれば、参加型のウエディングになり、一生の思い出になるはず。自分の結婚式スタイルに合ったゲストの参列衣裳を、楽しく探してみてくださいね。