結婚式費用っていつ支払うの?支払い発生タイミングと金額感

 

漠然と「結婚式にはお金がかかる」というイメージはあるけれど、具体的に何をどうするのか聞きずらく、話しずらいのがお金の問題ですよね。ましてや遠隔地で行うことになる沖縄のリゾートウエディングであればなおさらイメージがつきにくいのでは?

 

そこで今回は、結婚式に「どのタイミングで」「どのくらい」お金を支払えばよいのかを、モデルケースをもとに具体的に解説します!

 

段階的に支払う結婚式のお金

 

結婚式にかかる費用は動く額が大きいこともあり、一括で支払うことはあまりありません。準備段階で必要な費用を徐々に支払っていき、最終的に残金をまとめて払うという流れにが一般的。

 

大きく分けると以下の4段階です。

 

入金の流れ

①会場を決定したら会場の申込金(内金)を支払う-会場決定時(1年~6ヶ月前)

②衣裳を決定したら衣裳の申込金(内金)を支払う-衣裳決定時(6ヶ月~4ヶ月前)

③準備を経て結婚式の内容が決定したら残金を支払う(1~2週間前)

④前日や当日に追加した費用があればその分を支払う

 

会場に払う費用のほか、招待状や結婚指輪、お車代や旅費、新婚旅行を兼ねた沖縄旅行についてなどの費用は、準備段階で支払っていきます。

 

ここでは、招待客20名ほどの規模で、会場費用トータル130万円がかかる場合をモデルケースに、ウエディング会場に支払う4種類のお金のタイミングと金額について、次項から詳しく解説していきますね!

 

まずかかるのは会場の申し込み金(内金)

 

結婚式準備で、最初にまずかかるのは、会場決定後に支払う申し込み金。人気の会場は1年前に予約が埋まってしまうところもありますので、早めに決めておきたいですね。

 

招待客20名ほどの規模で、会場費用トータル130万円というモデルケースの場合、申し込み金(内金)はだいたい10万円程度となることが多いです。まずはこの費用を準備しておきましょう。

 

支払い方法は?

支払い方法は振込、直営カウンターで現金・カードなどがありますが、会場によりまちまちです。

もしクレジットカードのポイントをためている方であれば、カード支払いができた方が後々のためにお得ですよね。会場を決める際には、支払方法についても事前に確認しておきましょう。

 

キャンセル料は?

会場によっても異なりますが、おおよその目安は以下の通り。

・3ヶ月前まで:申し込み金(内金)

・2週間前まで:総額の3~5割

・前日または当日:全額

 

会場決定タイミングは1年〜半年前くらいが目安ですが、直近で決めた場合には、申し込み金(内金)だけではなく、全額その場で払う場合もあるので確認しましょう。

 

衣裳が決定したら衣裳の申し込み金(内金)

 

次に衣裳の申し込み金(内金)です。衣裳は直営・提携等会場指定のドレスショップで借りる場合と、持ち込みOKの場合とあります。持ち込みの場合は持ち込み料が別途かかる場合があるので、会場に確認しておきましょう。

 

また、「衣裳」と一口に言っても、ドレスだけでなく、ベールや手袋、アクセサリーや靴などをまとめてレンタルするので、ドレスだけの金額で見ていると、つい予算オーバーしがち。沖縄ならではの琉装でお色直しなど、夢が膨らみますが、まずは予算の範囲内で治めることができるよう、価格の低いものから試着していくのがコツですよ。

 

もし授かり婚の場合は、なるべく挙式に近い日程でワンサイズ上のものを選んで決定するのがおすすめです。衣裳の申し込み金は、ショップにもよりますが、だいたいドレス代の20~30%程度ののところが多いです。

 

支払い方法は?

支払い方法は振込・直営カウンターで現金・カードなどがありますが、ショップによりまちまちです。

 

衣裳のレンタル料の目安は?

ドレス+小物で女性10~35万程度、男性5~10万程度

 

持ち込み料の目安は?

女性3~5万円程度、男性1~3万円程度

 

衣裳が決まったら、会場やドレスショップに申し込み金(内金)を支払い、残りのドレス代は後日支払うというパターンが多いです。会場費用とは別なので、気を付けてくださいね。

 

最終見積もり内容の支払い

 

いよいよ挙式が迫って来る1〜2週間前くらいが、残りの残金を支払うタイミングです。20名規模130万のウエディングというモデルケースでは、会場の申し込み金(内金)として、10万円支払っているので、このタイミングでは120万が必要に。

 

残金の支払い方法も、会場によってはまちまちで、現金決済のみというところだと、多額の現金振込みが必要になります。

 

前日・当日追加の内容は挙式当日に

 

いろいろ打ち合わせして綿密な準備をしたつもりでも、直前になって「やっぱりこれも追加したい!」という場合も。そんな時、会場によってはウェルカムドリンクやヘアメイクのオプションなど、当日でも対応できるオプションを用意している場合があります。

 

この場合、追加したものについては別途支払いが必要です。支払方法については会場によっては現金受付の場合があるので、現金をある程度持っていた方が安心ですね。特に沖縄本島の北部や、離島のリゾートエリアだと、ATMを備えていない場所や、コンビニエンスストアが遠い場合もありますので要注意。

 

前日には会場入りして、式の流れなどについて最終確認をしておくことをおすすめします。

 

まとめ

 

何かと物入りな結婚式費用。今回は、20名規模・会場費用130万のウエディングで大体の目安を示してみました。段階的に大きい金額が動くのは、挙式の1ヶ月~1週間前。会場と衣裳の残金を支払うタイミングです。

 

それまででも、会場・衣裳は予約時で申し込み金(内金)が必要になりますし、招待状を作ったり、指輪などを買ったりと、式を挙げるまでに細かなお金の支払いが生じます。段階的にお金が出ていくせいか、最終的に支払った額が大幅に予算オーバーになってしまうと、結婚式後の生活に大きく影響してしまいます。

 

当初の予算から大きく離れないように、事前に予算計画はしっかりとしておきたいものですね。

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