リゾート婚はゲストにとっても慣れないものなので、「どうしたらいいのかな?」と不安になることがたくさん。特に地元での結婚式への出席経験が豊富な年配の親族ゲストは今まで出席した結婚式と何が違うのか、どうしたらいいのかが分からないことが多いので、ふたりが意識して「早めに」「詳しく」連絡をすることが大切です。ここでは準備の各段階ごとに、ゲストへのご連絡ポイントをご紹介します。
リゾート婚の場合は地元での結婚式と違って交通機関の手配や宿泊手配、また休日申請が必要になることもあるため、正式なご招待の前に必ず事前のお声がけをしましょう。時期はゲストのリストアップ後できるだけ早く。その際、式前後のスケジュールや宿泊・交通の手配に関しても一緒にお伝えできるとベストです。
もし決まっていないことがある場合も「決まった段階ですぐにお伝えします」と一言添えて。特に年配ゲストの場合、慣れないリゾート婚に戸惑ってしまう場合も。親からもお声がけしてもらうなど、早い段階からケアを忘れずに。
結婚式の3か月前を目安に、正式な招待状の発送を行います。その際、必要なことはすべてお伝えするようにしましょう。
親族の集合時間は顔合わせ等があり一般ゲストとは異なる場合がほとんどなので、会場に確認して。
ふたりが旅行の手配をするのか、ゲストにお任せするのか方針を決めて伝えよう。
高齢の親族は自分での手配が難しいことが多いので、しっかりとケアをしましょう。
親族ゲストはご祝儀で包む金額が大きいもの。ご祝儀辞退の際はこの段階で必ずお伝えして。
ドレスコードがあればこの段階でお伝えできるとベター。沖縄ウエディングでゲストにかりゆしウエアで出席してもらう場合は、手配に関しても確認して。
ゲストが結婚式前後の予定を立てやすいよう、現地で親族の食事会の予定などがあればこの段階でお伝えを。
リゾート婚では地元での結婚式と違いゲストにお伝えすることがたくさんあるので、通常の招待状に加え、“結婚式のしおり”を作ってゲストに渡すカップルも多数。必要なことが1つにまとまっていて、旅のワクワク感も一緒に贈れる“結婚式のしおり”もぜひ検討して。
航空券や宿泊は早く申し込むほどお得になるものもあるので、旅行の手配をふたりがするのか、ゲストにお任せするかは最も早くお伝えしたいことの一つ。できるだけ早く方針を決めて「誰が」「何を」手配する必要があるのを明確に伝えましょう。親族ゲスト分の手配はできるだけふたりが行うのがおすすめですが、ゲストが自分ですの手配を希望した場合は、費用の負担やお車代に関して、この段階できちんとお伝えして。
特に年配ゲストや小さな子ども連れのゲストには交通機関の時間や座席、宿泊の部屋タイプの希望を確認しましょう。交通費や宿泊費をゲストにご負担いただく場合は、金額の目安を必ず事前に伝えて。
遠方への移動は時間が読みづらいもの。会場の集合時間や結婚式以外のスケジュールについてしっかりお伝えして、余裕を持って現地に来てもらうようにしましょう。また、二人が宿泊するホテルの他、会場からアクセスのよいホテルを数件ピックアップしてゲストにご案内すると親切です。
地元で行うよりも交通費などでゲストの負担が大きくなりがちなリゾート婚。ゲストが一番気になるのは、実はこのお金のことです。
国内リゾート婚では交通費・宿泊費の一部または全部をお車代としてお渡ししてご祝儀は通常通りいただくのが一般的。お車代を出さない代わりにご祝儀を辞退するケースもありますが、親族ゲストの場合は親の意向もあるので、お車代がなくても問題ないかどうかを先に親に確認しておくと後々トラブルになりません。
お金のことはなかなか言い出しにくい……という気持ちもあるかと思いますが、方針を早めに決めてゲストにお伝えすることで、ゲストが安心して参列の準備ができます。
挙式当日は準備や前撮りなどでふたりは大忙し。親族からの問い合わせや相談の連絡も受けられない可能性があるので、会場への集合や親族同士の連絡についてはきょうだいなど親族内の誰か一人を代表にして案内係になってもらうと、ふたりも親族ゲストも安心して当日を過ごせます。
リゾート婚では現地での二次会は行わないことも多いですが、昼間の式の場合は夜、親族や友人とカジュアルな食事会を開くことも。もし、ふたりだけ、または友人のみで過ごす場合にも、親族の希望を聞いた上で親族同士の食事会の場を事前に予約するなど配慮を。
リゾート婚から帰ったら、ゲストにお礼のご連絡をしましょう。方法はメールやSNSでも問題ありません。現地で撮ったお写真も一緒に送ると喜ばれます。
また、ご祝儀を予想よりも多めにいただいた場合やお車代をお渡しせずにご祝儀をいただ場合には、丁寧なお礼状と共に新婚旅行のお土産などをお送りすると良いでしょう。
リゾート婚でゲストを不安にさせないポイントは「決まったことはできるだけ早く連絡をすること」「疑問にはすぐに答えること」のふたつだけ。でも、忙しい結婚準備のさなかにはゲストの対応が疎かになってしまうこともありますよね?
そんな時は、親やきょうだいに親族ゲストとの橋渡し役になってもらうのも一つの手。「全部自分でやらないと」と抱え込まずに、周りの力も上手に借りて、当日だけでなく、準備期間も思いっきり楽しみましょう!
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