フォトウェディングの注意点は?

沖縄にせっかくいくなら、南国ならではのロケーションの中で写真を残したいですよね!

でも「思い描いた理想の海」がいつでも広がっているわけではありません。

 

台風だけでなく、曇りの日や雨の日も当然あるもの。

とはいえ、「滞在期間中にできるだけ理想に近い写真を撮りたい!」ですよね。

そんな時ここを押さえておけば!という2つのポイントをご紹介します。

 

【ポイントその1】  潮位を確認する
【ポイントその2】  太陽の位置を確認する
 

潮位の状態、順光の状態を確認することで、ベストコンディションに近づけることができます。

 

【潮位】

潮位が高いほうが見える海の面積が広いため、グラデーションのかかり方が強くなります。一方で、干潮時には海岸線がかなり後退して海底が露出してくるので、場所によっては岩場が出たり、海との距離がかなり離れてしまうところもあります。

 

とはいえ、満潮が良くて干潮は良くないわけではありません。

満潮だとビーチ(砂浜)が狭くなってしまい、全身をいれた引きの写真が撮れず干潮時こそが海と砂浜のバランスが良い!というビーチもあります。

また、干潮時にだけ顔をだす岩場等こそがフォトジェニックになるという場合も。

 

自分達はどんな写真が撮りたいか、どのビーチで撮影するのか、によって「満潮が良いのか」「干潮が良いのか」は異なります。

「潮位を確認する」ことで自分達の撮影イメージを膨らませていくのがおすすめです!

 

【太陽の位置】

午前中の海の方が綺麗!という話を聞いたことがある方もいるのではないのでしょうか?

その理由を知っている方は少ないのでは・・・?

 

理由は「日本が北半球だから」かつ「撮影に使われるビーチの多くが西海岸だから」なのです。

午前中の西海岸のビーチは、「順光」になります。

 

順光とは被写体に対し、正面(カメラ側)から当たる光のこと。

午前中の西海岸のビーチは、カメラマンの後に太陽があり、被写体であるおふたり&海に対して正面から光が差すので「綺麗に見える」のです。

 

「午前中だから綺麗」ではなく「順光だから綺麗」であるといえます。

とはいえ、周囲をぐるっと海に囲まれた沖縄。太陽の位置を把握しておけば午後だって綺麗な海を見ることができます。

 

海の場所は選べない・・・という場合でも、撮影する時の角度を工夫するだけで

「順光を活かした色がはっきりと映える写真」「逆光を活かしたふんわりとしたドラマティックな写真」等を同じ時間・場所で撮影することだって可能です。

午前中は撮影ができないからと言って残念に思う必要はありません!

 

どんな写真が欲しいかのイメージを事前に調べておき、そのイメージをカメラマンに伝えることで、プロのカメラマンが「潮位」「太陽の位置」を把握した上でベストな撮影方法を提案してくれます。

 

満潮の海で撮りたい!午前の海がいい!等の断片的な情報だけだと、逆に理想と違い残念な結果になってしまう場合もあるので「どんな写真が撮りたいか」イメージに近い写真をストックして行きましょう!

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