結婚式の式場を決める時に、式場見学は大切です。「もっといろいろ確認すればよかった」「アクセスだけで決めてしまった」と後悔する人もいるためです。

しかい多くの会場を見て回ると、どこの会場のことだったか分からなくなってしまうこともあります。そんなことがないように、一覧表のチェックリストを作るのもオススメ。

チェックしたい内容を項目化して、満足度を点数で付けてもわかりやすいですよ。ブライダルフェアや式場見学で見逃せない、大切な9つの項目と細かいチェックポイントをご紹介します。
 

1．会場の設備

会場の設備を確認する時には、「新郎新婦の目線」と「ゲストの目線」の2つで確認をしましょう。当日の新郎新婦しか使わない設備とゲストしか使わない設備があるためです。

･新郎新婦の目線
新郎新婦の目線では、新郎新婦が着替える更衣室が貸し切りになるのか、他の新郎新婦と共用なのかを確認します。挙式会場と披露宴の距離も、遠すぎないほうがいいですね。

ウエルカムボードが飾れるスペースがあるか、ガーデンウエディングならば雨の時の対応がどうなるのかも重要なポイントです。

また沖縄のハイシーズンには、宿泊の予約が取りにくい場合もあります。提携ホテルがあるかどうか、割引があるかなども確認します。

･ゲスト目線
ゲスト目線では、ゲストの控え室や控え室のドリンクについて、ゲストの着付けやヘアメイクが可能か、喫煙室はあるか、トイレは清潔か、バリアフリー対応や駐車場についても確認しましょう。
 

2．アクセスや周辺環境

沖縄ウエディングでは、レンタカー、空港リムジンバス、リムジンチャーター、シャトルタクシー、沖縄エアポートシャトルなど、アクセス方法がいろいろあります。

どんなアクセス方法が可能か、空港からどれくらいの時間が必要かを確認しましょう。

周辺環境は、店舗やアクティビティー施設が多いリゾート地区や自然が満喫できる地区などいろいろあります。どんな周辺環境がいいかは、おふたりやゲスト次第です。
 

3．挙式会場

挙式会場は、ふたりの理想に合うかどうかが大切です。雰囲気も含めて、チェックしてみましょう。

挙式スタイルには教会式・人前式・神前式・琉球式などがあります。挙式会場で可能な挙式スタイルを聞いておきます。

挙式会場のゲスト席は何名座れるのか、カメラ撮影や動画撮影が可能かどうかも重要です。

挙式にはフラワーシャワーや聖歌隊・生演奏・チャペルフラワーなどの演出がありますが、オプションであることも多いです。追加料金が発生するのかも確認しましょう。
 

4．披露宴会場

披露宴会場も、おふたりが気に入るかどうかが大切です。好みも含めて考えましょう。

披露宴会場の部屋が人数に合わないと、寂しく感じたり狭く感じたりします。できれば予定人数に近いテーブルとイスがセッティングされた状態の写真なども、見せてもらいましょう。

乳児のゲストがいる場合には、授乳室やオムツ替えの場所、ベビーベッドがあると安心ですね。

新郎新婦の高砂やゲストのテーブルに飾る花は、金額により変わることが多いです。ブライダルフェアなどで飾られている花は、追加料金が必要かを確認しましょう。
 

5．料理

料理はゲストの印象に残りやすく、満足度を左右します。できれば試食をして、温かい料理が温かく、冷たい料理が冷たく提供されているかを確かめましょう。

披露宴でよく選ばれる料理には、フランス料理・和食・琉球料理・折衷料理などがあります。料理に関しては、ご両親に相談してゲストに好まれる料理を選ぶのもいいかもしれません。

飲み物の種類や追加金額が必要かどうか、料理のアレルギー対応をしていただけるかどうかも聞いておきます。
 

6．ドレス

ドレスや衣装は、結婚式の満足度を左右する重要なアイテム。希望のドレスが着られるように、慎重に確認したいですね。

式場によって、ドレスのブランドやデザイン、用意してある点数、ドレス小物が違います。カタログを見ることができるか、提携ドレスショップがあるかなどを聞いてみましょう。

人気のあるドレスは、すでに予約が入っていることもあります。またもっと素敵なドレスを、契約後に見つけてしまうことも多いです。

気に入ったドレスの予約ができなかったら持ち込みは可能か、取り寄せはできるか、契約後のドレス変更は可能かなども確認しましょう。
 

7．スタッフ

結婚式場のスタッフは、1人のプランナーさんが最後まで担当する場合と、業務内容で分担している場合があります。

分担しているほうが専門性が高いですが、式場スタッフ内の連携が上手くできていないと、伝えたことが伝わっていないこともあります。

他の式場スタッフの表情や話し方なども見て、式場のサービスの質やレベルを見極めましょう。
 

8．支払い

結婚式場の支払いは高額なため、トラブルもあります。よく検討してから契約しましょう。

契約には仮予約と本契約があります。仮予約が可能かどうか、本契約までの期間についても聞いておきます。また本契約には、10万～20万円ほどの内金が必要な場合が多いです。

料金の支払い方法や支払期日、キャンセル規定についても確認が必要です。
 

9．その他

ウエディングケーキ、ウエディングドレス、引き出物などは、式場で購入するケースが多いです。しかし持ち込みをしたくなった時に持ち込みができるか、持ち込み料が必要かを確認しましょう。
 

まとめ

実際にチェックしたほうがいい項目は、挙げたい結婚式の形式やゲストによっても変わります。まずはどんな式にしたいのかを考えて、ふたりで話し合いながら細かいチェックリストを作ってみましょう。

いくつかの式場を見学していくと、ふたりやゲストにとって最適な式場が分かってきます。沖縄の素敵なリゾートウエディング会場を見つけてくださいね。

（画像は写真ACより）