【エリア別挙式比較】沖縄リゾート＆中部ウエディング編

2021.03.01

準備ノウハウ

新潟・富山・石川・福井・長野・山梨・静岡・岐阜・愛知の9県からなる中部エリアで挙げるウエディングと、沖縄リゾートウエディングでは何が一番違うのでしょうか。

沖縄のリゾートウエディングにとても興味があるけれど、地元での結婚式との違いが知りたいという方のために、特徴や費用、引き出物やご祝儀について、比較しながらまとめてみました。

最近は結婚式が多様化してきたので、いろいろな選択肢があり迷ってしまいますよね。でも比較してみると、それぞれのメリット・デメリットが分かりやすくなります。

おふたりの最適なウエディングが見つかるように、ご説明していきます。

式の特徴で比較

●中部の特徴
中部といっても広いため地域によって変わりますが、全体的に中部では結婚式を重視しており、豪華な結婚式が多い傾向にあります。特に名古屋の結婚式は、派手なことで知られています。

しかし最近は少人数の結婚式も増えてきており、ウエディングスタイルが多様化してきているようです。

招待客の人数は愛知・岐阜の東海エリアが平均60.3人。富山・石川・福井の北陸エリアが平均61.6人となっており、招待人数はどちらも控えめです。

●沖縄の特徴
沖縄のリゾートウエディングの招待客数は、平均で20名ほどです。参列者は両親、親族のみの場合もあれば、親しい友人まで招待する場合もあります。

少人数でのプライベートな雰囲気の結婚式になるため、勤務先の上司や同僚は招待されないことが多いです。

最近では沖縄で、ふたりだけの結婚式を挙げるケースもあります。また結婚式を挙げないカップルが、ウエディング衣装を着た記念写真のみを撮影する、沖縄フォトウエディングを選ぶ人も増えてきています。

費用で比較

●中部の費用
中部の挙式は、神前式の挙式が人気があります。大きな神社での挙式や、ホテル内・結婚式場内の神式の挙式会場などが使われています。

中部の結婚式では、結婚式に来てくれるゲストをおもてなしするために、お金を使う傾向にあります。料理や飲み物の費用は平均約112.7万円。1人あたりの平均は1万8400円でした。

また新郎新婦の衣装代にも費用を使っており、新婦が平均2.3着で47.6万円。新郎が平均1.7着で16.2万円です。

中部の挙式・披露宴などの総額は、平均346.3万円と豪華な結婚式になっています。

●沖縄の費用
沖縄の挙式ではロケーションの良いチャペルが好評で、沖縄リゾートウエディングは教会式が多くなっています。

挙式の費用は、平均参列者が20名ほどで40万円。沖縄の挙式・披露宴などの総額は、平均92万円とお手軽な金額になっています。

沖縄で結婚式を挙げたあとで、新郎新婦はそのまま沖縄のハネムーンを楽しむことができます。結婚式とハネムーンが同じ沖縄になるため、ウエディングメモリーをまとめて残すことができます。

結婚後に毎年沖縄を訪れて、結婚式を思い出すのも素敵ですね。

引き出物で比較

●中部の費用
中部の引き出物に使う金額は、ゲスト1人につき平均約6900円になっており、全国1位です。これはゲストへのおもてなし精神があるためでしょう。

愛知では、引き出物は重くて大きいものが良いとされており、記念品や赤飯、鰹節パックなど盛りだくさんです。富山では縁起が良い鯛や鶴・亀などの「細工かまぼこ」を、石川では鶴と亀の紅白まんじゅうを引き出物に添える風習があります。

●沖縄の費用
沖縄のリゾートウエディングでは、引き出物を渡すケースと渡さないケースがあります。

ゲストの沖縄への旅費を新郎新婦が負担して、ご祝儀も辞退した場合などは、引き出物ではなくプチギフトにするという方法もあります。

引き出物の相場としては、3000円から1万円程度の引き出物にすることが多いようです。

引き出物の種類は、持ち運ぶ必要がないカタログギフトが人気があります。沖縄ならではの沖縄特産品などを引き出物としてお渡ししても、喜んでいただけます。

持ち運ぶと重いものであれば、後日ゲストの自宅に郵送するほうがいいでしょう。

ご祝儀で比較

●中部のご祝儀
中部で結婚式を挙げる場合のご祝儀総額平均は、約185.4万円です。招待人数が控えめであるため、総額も人数に比例した金額になっています。

中部の結婚式は料理や引き出物に費用を使う傾向がありますが、ご祝儀額は全国の相場と同様程度の金額になっています。

●沖縄のご祝儀
沖縄リゾートウエディングでは、ご祝儀は旅費などとの兼ね合いで決める場合が多いです。ゲストの飛行機代・宿泊代を新郎新婦が負担する場合には、ご祝儀は頂いてもよいでしょう。

ゲストもご祝儀を渡すべきかどうか迷ってしまうため、ご祝儀を辞退する場合には、事前にゲストにお伝えしておきます。

旅費やご祝儀・引き出物に関しては、どのようにするつもりか招待する段階で説明をしてから出席を判断してもらうほうが、ゲストに好印象を持っていただけるでしょう。