炎天下でも大丈夫?高齢ゲストも安心のケア方法

 

沖縄ウエディングを検討する際、暑さ対策は気になるポイント。楽しさのあまり、配慮が欠けてゲストが体調を崩してしまうと、おめでたい雰囲気も台無しに。

 

特に、高齢者は気温が33度以上になると熱中症になる危険性が上がると言われているので、沖縄ならではの配慮が必要です。沖縄ウエディングで気を付けたい、高齢ゲストのケア方法をご紹介します。

 

①服装への配慮として、一言声掛けを

 

招待状に「当日は平装でお越しください」と記載しても、高齢ゲストはお祝いの席だから…と、結婚式へ平装で行くことに抵抗がある方も多いはず。でも熱中症対策を考えるなら、出来るだけ避けていただきたいですよね。

 

そんな時は事前に、「沖縄は気温が高いので、留めそで等の着用は皆さまにご遠慮いただいています」などの声掛けを。あくまで“みんなに声をかけている”ということを伝えることで、安心させてあげましょう。

 

また、特別な引き出物として”かりゆしウェア”をプレゼントしてみるのもおすすめですかりゆしウェア”は沖縄版アロハシャツのようなもの。風通しがよく、デザインも様々なので、ゲストに合わせた品物選びができますよ。

 

「これを着て来てください!」とお渡しすれば、ゲストも気兼ねなく着られるはず。「かりゆし」は沖縄の方言で「めでたい」「縁起がいい」という意味があるので、結婚式の贈り物にぴったりです。

 

沖縄サミットでは、各国首脳が沖縄の正装として”かりゆしウェア”を着用したほどなので、礼儀作法の面でも問題ありませんよ。ドレスコードとして”かりゆしウェア”を指定すると、統一感もあり、沖縄ならではの雰囲気が出てより魅力的な式になりそうですね。

 

②演出にも暑さ対策を

 

沖縄ウエディングの豊かな自然を使った屋外演出は、結婚式の見せ場として1つは入れたいところ。でも、高温多湿の中で無理は禁物。希望の演出が屋外で多い場合は、暑さ対策をプランナーさんに相談してみましょう。

 

特に5月〜9月は沖縄らしい高温多湿が続くので、屋外での演出は時間を短くするなど、注意が必要です。挙式中演出だけでなく、挙式前のウェルカムスペースや、ゲストの待機場所など、少しでも屋外に何か演出がある場合は、暑さ対策がされているかチェックしましょう。

暑さが和らぐ夕方から夜にかけて結婚式を行うのも1つの方法です。電飾や花火を使った夜にしかできない演出は、昼の挙式にはない魅力が沢山。特に、幻想的なサンセットウエディングや満点の星空の下での演出は、沖縄でしかできない、とてもロマンチックな結婚式になること間違いなしです。

 

③給水に関する配慮も忘れずに

 

熱中症の最大要因は水分不足!ゲストが「式の途中だから…」と遠慮して給水できず体調不良になってしまうことのないよう、こちらから給水タイムや給水スポットを意図的に用意してあげましょう。

 

提供するドリンクにも一工夫を。屋外の演出がある際は、オプションでのウェルカムドリンクを追加したり、水の用意ができるかも式場へ相談してみましょう。

 

高齢ゲストは脱水状態になりやすい上に、体が脱水を察知しにくいため、水分補給が遅れがち。のどが渇く前に、定期的に水分補給を促してあげましょう。給水タイムを進行プログラムの中に儲けておくと、ゲストも遠慮せずに給水できますよ。

 

④交通手段を事前に確認し、不便がないよう配慮する

 

ゲストの宿泊先から式場まで、どの交通手段を使ってくるのかは必ずチェックしておきましょう。「車で5分とあるけれど当日タクシーが捕まらず、歩いている間に体調不良に…」なんてことにならないように、できることなら送迎の車を事前に予約しておきましょう。

 

観光シーズンに挙式を行う場合は、渋滞も考慮した時間設定を。渋滞に巻き込まれて慌ててしまうと、血圧が上がり、体調不良の原因にもなります。

 

一番安心なのは、挙式会場と宿泊先が同じ施設内にあるケース。挙式会場までの行き方もホテルスタッフが熟知しているので、安心して任せることができます。

 

ホテルのスタッフに、高齢ゲストが宿泊する旨を一言申し伝えておくと手厚いケアに繋がりますよ。念のため、ホテルと挙式会場から最も近い医療機関の確認をしておくと何かと安心です。

 

⑤その方に合った席を

 

熱中症対策は水分補給にプラスして、毒素を排出することが大切。「年配の方は上座に」が日本のマナーですが、高齢ゲストの席次はお手洗いへのアクセスも考えて。事前に「御身体に配慮した結果、このような席次を考えていますが、いかがですか?」と了承を得ておくと無礼にならずに済みます。

 

高齢ゲストの隣には、サポート役を務めてくださる方を配置するとベター。何かあったときに、我慢せずすぐに助けを呼べる環境を作ってあげると親切ですよ。

 

高齢ゲストの中には、年寄り扱いされるのを嫌がる方もいるので、高齢ゲストのことをよく知るゲストと話し合って、慎重に席次を決めていくと安心です。

 

まとめ

 

ご高齢の方は、思っている以上に体力を消耗しやすいもの。念には念をの精神でケアしていくと、全てのゲストが楽しく過ごせる素敵なウエディングになりますよ!暑いから日陰にいていいんだよ!等の声がけや、式場のスタッフさんへの事前のケアのお願いなど、ゲストにも配慮した準備で、一生の思い出に残るウエディングを実現しましょう♡

 

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