沖縄リゾート婚の費用は?予算内で叶える見積りのもらい方

憧れのウエディングを叶えるためには、たくさんある条件の中から自分たちにぴったりのものを探していかなくてはなりません。場所はどこにするのか、会場の雰囲気は、挙式のスタイルは、ゲストはどこまで招待するのか。

数ある条件の中でも、金額は最重要ポイントのひとつです。いくら理想に近い会場が見つかっても、予算を大きく超えてしまう会場を選ぶわけにはいきません。

そこで重要になってくるのが会場から提示してもらう「見積り」です。予算内で後悔しない結婚式を挙げるための見積りの出し方を、リゾート婚の注意点を踏まえながら紹介していきます。
 

初期見積りでの注意点

ウエディングの費用について、多くの先輩カップルからよく聞くのが「最初の見積りと最終の見積りでは大きく金額が上がった」という意見です。これから準備を考えている人には、不安に感じる部分のはずです。

せっかく出してもらった見積りも、「これからどれくらい上がるのだろうか」と考えながら打ち合わせを進めていくのでは楽しくありません。ではなぜ、後から見積りの金額が上がってしまうのでしょうか。

■最初の見積りは必要最低限の内容
ひとつは、初期の段階の見積りにはベーシックな内容のものしか入っておらず、希望を叶えるには追加する必要があり、金額が上がっていくというケースです。

「結婚式に必要なものは揃っている」と説明を受けても、結婚式に必須と捉えているものと、オプションと捉えているものは会場によって違いがあるかもしれません。

また、確認不足で漏れてしまっているアイテムもあるかもしれません。漏れやすい項目としては、挙式後のフラワーシャワーや、ヘアチェンジ料金、ネックレスやイヤリングなどの衣裳小物、写真やビデオなどの記録アイテムがあります。

「入っていると思っていた」や、「後から気づいた」ということがないように、最初の見積りの段階でしっかりと確認しておきましょう。

リゾート婚では、居住地のウエディングサロンで選んだドレスの送料や、購入など自身で用意した衣裳の持込み料を見落としてしまうことがあります。現地で衣裳を選ぶのが難しい場合は注意しましょう。

また、現地での移動費も見落としがちです。空港からホテル、ホテルから会場など、距離が離れている場合は交通費も考えておきましょう。

■最初のグレードは低いもので設定されている
続いて各アイテムのグレードが低く見積もってあるケースです。もちろんベーシックなグレードのままでも問題はないのですが、ゲストへの料理は一番いいものを!ドレスはこだわりたい!等、追加料金を払ってでもグレードアップしたいという希望もでてくるもの。


グレードアップにより後から金額が上がりやすいものは、料理のコースやドリンクコース、衣裳のグレードなどがあります。「見積りに入っているから安心していた」や、「どれでも選べると思っていた」ということがないよう、見積りの金額でどの内容のものが入っているのかを確認しましょう。

リゾート婚では特に写真アルバムにこだわるカップルが多いです。撮影代は含まれていても、せっかくの好ロケーションです、良いもので残したい気持ちが大きくなります。取り扱っているアルバムの種類を確認しておくことをおすすめします。

■契約時の初期見積りは大切な目安
打ち合わせが始まってから、「必要なものが入っていない」、「満足のいく内容でない」とならないために、契約前の相談の段階でしっかりと希望を伝えた見積りを出してもらいましょう。

こだわりポイントはカップルによって違うため、安い見積りを出して欲しいのか、最初から高いグレードの見積りにして欲しいのかは、会場側もわかりません。後にトラブルを避けるためにも、不明確にならない相談をすることが大切です。

また、値引きや特典などの交渉は基本的に契約前にするものです。相談予約時に特典のある紹介サイトを経由する、他会場の見積りを持参して交渉するなど、納得のいく見積りを作成してもらってから契約するようにしましょう。
 

見積りは打ち合わせごとに出してもらう

ウエディングの打ち合わせは、毎回違う項目を進めていくことが一般的です。最初の打ち合わせでは衣裳や記録アイテム、次の打ち合わせで料理・飲み物やパーティー内容など、少しずつ内容を詰めていきます。

気を付けていたつもりでも、項目ごとに希望を叶えていくと、予想以上に金額が膨らんでしまっていたなんていうことも。

打ち合わせごとに見積りを出してもらい、こだわりたい部分、費用を抑える部分、内容やアイテムの決定はふたりで相談をしてから決めるようにしましょう。
 

沖縄リゾート婚の費用相場は?

沖縄リゾート婚の相場は総額で50万円~230万円と言われています。この中には、挙式・披露宴・交通費・宿泊代が含まれています。リゾート婚に限らず、ウエディングの総額はゲスト人数や内容によって大きく変わります。

平成29年度の沖縄県観光振興課の統計結果によると、沖縄でのリゾート婚挙式平均額は42.8万円となっています。また、挙式・披露宴の両方を執り行った場合の平均額は40名で209万円という統計が沖縄ミニ経済レポート vol.4(平成26年)より出ています。

ふたりだけの挙式とフォトウエディングを希望するか、家族と食事会まで行うか、親族・友人を招いて披露宴まで行うのか、選択するウエディングスタイルの規模による金額の差は大きいのです。特にリゾート婚では交通費の負担など、別途かかる金額を考える必要があります。

招待人数で悩んでいる場合は、何パターンか見積りを出してもらうか、多めの人数で見積りを出してもらうと安心でしょう。
 

まとめ

予算内で理想のリゾート婚を叶えるには、まずは最初の見積りの段階でしっかり希望を伝えることです。自分たちのイメージを見積りに反映してもらい、こだわりのあるアイテムがある場合は、取り扱っている商品を確認しておきましょう。

その他、現地での移動費や宿泊代、ゲストの交通費など、プラスアルファの費用も計算しながら最終的な着地額の予測を立てることが大切です。

そして、打ち合わせごとに見積りを出してもらい、金額をかけるところ、節約するところを見極め、納得のいくウエディングを目指しましょう。
 

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