【プロ直伝】スマホでも上手に撮影できる!ゲストがウエディング写真を上手に撮る方法を紹介

一生の思い出となるウエディングでは、ゲストとして綺麗な写真を撮ってあげたい。

 

しかし「友人のウエディングに参加するから写真を綺麗に撮りたいけど、スマホしか持ってない」と悩まれる方もいますよね。せっかく撮影しても同じような写真ばかりになってしまう失敗談も聞きます。

 

実は、スマホでもウエディング写真は綺麗に撮影することができます!ちょっとした準備やコツが写真の出来栄えを変えてしまうのです。

 

そこで今回は、沖縄でプロカメラマンを務める筆者(蓮池ヒロ @hiro_hasuike)がウエディング写真をゲストがスマホで上手に撮影するコツをご紹介します。

 

スマホで撮るウエディング写真のコツ

 

 

一眼レフやミラーレス一眼カメラを持っていなくとも、最新のスマホでなくとも綺麗で上手な写真を撮れる方法はあります。

 

すぐに実践できて、誰でも再現できる方法です。それでは、スマホでも上手に撮れるウエディング写真のコツをご紹介します。

 

手ぶれを防ぐために脇を閉じて呼吸を整える

 

スマホで写真を撮影する場合、最も起こりやすい失敗は手ブレです。被写体や構図が素晴らしくても、シャッターボタンを押す際に手ぶれを起こしてしまうと、上手な写真は撮れません。

 

手ぶれを防ぐ方法として、脇を閉じてスマホを構えます。体に腕を固定することで、手ブレしにくい状態を作り出します。体から腕を話してしまうと、どうしても指先は動いてしまいがちになるので注意。

 

そして、呼吸を整えて息を吸って止めたタイミングでシャッターを押しましょう。人は息をしているとわずかに体が動き、手ぶれの原因となり得ます。

 

小さい変化ですが、手ぶれを防ぐために行ってみましょう。

 

シャッターを押すタイミングに気をつける

 

ウエディングのシーンでは、指輪交換やケーキ入刀など、シャッターチャンスは無数にありますが、状況を読んで適切なタイミングでシャッターを切るようにしましょう。

 

ベストシーンの前後にシャッターを押すと、何だか残念なシーンになってしまいがちです。事前に挙式のプログラムを把握するか、スタッフやプロカメラマンの動きを見て重要なシーンを予測することがおすすめ。最近では司会の人が「今からシャッターチャンスですよ!」と言ってくれることもあるので、アナウンスも聞き洩らさないよう注意しましょう。

 

どうしてもシャッターチャンスがわからない場合は、連写モードを使うのもおすすめですよ。
 

自然な表情は話をしながら撮る

 

カメラを構えてポーズをとってもらうと、写真慣れしていない新郎新婦なら緊張してしまい硬い表情の写真になってしまいがちです。

 

スマホのメリットは、撮られる側がカメラを意識しなくて済むところ。話しかけながらスマホで写真を撮っていくと、表情が柔らかく、自然な写真を撮影できます。

 

新郎新婦と関係性が浅い式場のプロカメラマンよりも、より親しい間柄の友人目線の写真は、綺麗な写真との差別ポイントになります。

 

スマホを構える高さを変更する

 

スマホで写真を撮る際には、目線の先の毎回同じ場所で構えてしまいがちです。写真に変化をつけたいならば、スマホを構える位置を少し上か下に持っていきましょう。

 

新郎新婦とゲストが一緒に自撮りするシーンでは、スマホを上に構えた方が綺麗に写ります。遠近感や被写体のスタイルを良く見せたいなら、スマホを少ししたから構えるとベストです。

 

また、カメラの位置を変えてみると、新郎新婦と目を合わせて会話しながら撮影できます。撮影しているあなたとの会話を楽しんでいる様子も写真に収められますよ。

 

縦と横の両方で撮ってみる

 

スマホの写真は、縦写真が多くなってしまいますが、一眼レフカメラの基本は横写真です。どちらが優れているわけではありませんが、意識して縦横両方の構図で写真を撮ってみると同じような写真ばかりになる失敗を防げます。

 

人数が多い写真は横で、新郎新婦のみの写真は縦など、人数によっても適した構図は変わります。

 

縦か横か判断に迷ったら、同じシーンで両方撮っておくことがおすすめ。見返してから良い方だけを残しましょう。

 

スマホでもウエディングシーンを綺麗に残そう

 

ウエディングは、普通のスマホでも簡単なコツを実践すれば、上手な写真を残すことができます。手ぶれを防いでピントがあった写真ならば、後から見返しても違和感を覚えることはほとんどありません。

 

思いがけない写真や、プロカメラマンでは撮れない新郎新婦と親しいからこその写真が撮れると、新郎新婦へのサプライズギフトにもなります。式前日にInstagramで撮りたい構図をチェックしておくのもおすすめですよ。

 

挙式中は撮影禁止や等の注意事項がある会場もあるので、式場のアナウンスはしっかりと聞きましょう。また、自分がいい写真を撮ってあげたい!と熱中しすぎると時間が押して進行の妨げや他のゲストの迷惑になってしまうことも避けたいところ。周囲の環境にも配慮しマナーをまもって、親しい間柄だからこそ撮れる最高の写真を撮ってあげましょう。

 

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