沖縄ウエディング.まとめ
日本国内でリゾートウエディングといえば沖縄！「せっかくウエディングで沖縄に行くなら、海や砂浜などの風景写真を上手に撮りたい！」ですよね。
一眼レフカメラを持っていない写真初心者でも、少しのコツで風景写真は上手に撮影できます。
今回は、沖縄でカメラマンを務める筆者（蓮池ヒロ @hiro_hasuike）が、スマホでも再現可能な『沖縄の風景写真を上手に撮影するコツ』を5つご紹介します。
沖縄には海や山などの自然から、沖縄ならではの文化が混ざった独特な街並みまで、様々な目を引く風景の被写体に溢れています。
旅先の感動をそのまま残すためにも、これからご紹介する5つのコツをまずは試してみましょう。
見ていて何となく安定感のある写真、構図が被写体にマッチしている写真。実はその多くは、「水平」を意識された写真です。
水平が取れていない写真は、安定感に欠けて見ていて不安になりやすく、素人感が増します。スマホで写真を撮っていると意識しにくい部分ですが、海や川など被写体にラインが存在する場合は水平を保つよう意識しましょう。
沖縄では特に海を写真に収める場面が多くなってきます。写真として違和感をなくしたいなら、海では積極的に水平線（地平線）を見てみてください。
水平を取っていることが必ずしも正しい風景写真、というわけではありませんが、綺麗に風景を写真に収めたい場合は、意識しておきたい重要なコツです。
さらに、写真を撮ってしまった後でもアプリ等で修正も可能。ご自身のカメラロールから水平が取れると写真と取れてない写真をぜひ見比べてみてくださいね。
曇りの日の写真は見栄えが悪くなりやすく、意図せず暗い雰囲気の写真になってしまいがちです。その場合は、なるべく写真に写る空の割合を減らすことで対策ができます。
沖縄は天気が急に変わりやすく、曇りの日が続くときもあります。残念ながら曇りの日に写真を撮らざるを得ない日もあるでしょう。
曇っている空を写すと、写真も綺麗に撮影できません。空の割合を減らして建物にフォーカスするか、海ならば海面やビーチをメインの被写体にすることがおすすめです。
写真は光でできているため、光の方向を読むことが写真上達への近道です。
光の方向というと難しそうですが、誰しも「逆光は被写体が暗くなること」などは意識したことはありますよね。光の方向は大きく分けて3つだけで簡単です。
順光、斜光、逆光の3つです。風景写真には絶対にこの光の向き、という規則性はありませんが、各特徴を知っておくと応用しやすくなります。
まず順光は、被写体の正面から照らす光のことで、色鮮やかに写る光の方向。海の場合は海水が太陽に反射しすぎず、真っ青に撮影できます。
次に斜光は、被写体の斜めから照らす光のことで、ドラマチックな雰囲気に写る光の方向。建物を写すと立体的に表現できます。
最後に逆光は、被写体の後ろから照らす光のことで、やわらかく写る光の方向。瑞々しさやツヤ感を出したい場合には向いています。
これらの3つの光の方向を読むと、思い通りの写真に仕上がります。
海を写真に撮る場合には、日差しの強い時間帯を選択することがおすすめです。空と海の対比で強いコントラストが生まれ、メリハリのある写真を撮影することができるからです。
沖縄の海は青く綺麗な海ですが、より鮮やかに写るためには、太陽が昇っている時間や向きを考えましょう。
先ほどご紹介した光の向きでは、被写体の正面に光が当たる順光だと真っ青な海に写りやすくなります。
海へ観光に行く際には、滞在する時間を計算してみましょう。
沖縄の海で夕焼けを撮影するならば、日の入り時間の前後30分「マジックアワー」が最も綺麗な時間帯です。
マジックアワーは、空の色が刻一刻とドラマチックに変化していく時間帯であり、オレンジやピンク、青など同じ場所でも日によって異なる表情が見られます。
沖縄には多くの夕焼けスポットがあるため、マジックアワーに撮影ができれば、シャッターを切るだけで美しい写真が撮れやすくなっておすすめですよ。
まずは興味がある被写体を探してコツを実践してみると、上手に撮影ができるようになってきます。
少しのコツを実践すれば、スマホでも沖縄の風景を上手に切り取ることができます。沖縄で感動したシーンをそのままに残せる写真は、帰宅後も思い出を色濃く残してくれる手段となりますよ。
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