【沖縄挙式Q&A】リゾートウエディングにアロハシャツでの参列はOK?

沖縄のリゾートウエディングに招待されたけど、どんな衣装で参列すればよいのでしょうか。ウエディングだからフォーマルな服装がよさそうだけど、南国に行くのにスーツやドレスは暑くて堅苦しい印象になってしまうのではないか心配ですよね。

 

沖縄ならかりゆしウェアもあるけど、アロハシャツじゃダメなの?今回はそんな疑問にお答えしつつ、もし着ていくなら、どんなアロハシャツを選べばいいかをご紹介します。

 

Q1.沖縄リゾートウエディングでアロハシャツでの参列はOK?

 

A1.リゾートウエディングの場合はスーツスタイルよりも、アロハシャツやかりゆしウェアの方が馴染みやすく、好まれる傾向にあります。アロハシャツ、かりゆしウェアどちらも、ハワイ・沖縄それぞれの地では正装ですので、ウエディングの場には相応しい衣装となります。

 

沖縄県民の挙式ではかりゆしウェアを着ることが多いですが、列席・参列が主に県外からのリゾートウエディングでは、あまり厳密になることなく、どちらを着用しても問題ありません。

 

Q2.そもそもアロハシャツとかりゆしウェアって何が違うの?

 

A2.アロハシャツとかりゆしウェアは、どちらも派手な柄の開襟シャツというです。それぞれどこが違うのかというのは、歴史を紐解きながら確認していきましょう。

 

アロハシャツの歴史

 

アロハシャツの起源は、19世紀〜20世紀の初頭にハワイに移民した日本人が、持参していた着物をヨーロッパの船員が愛用していた「パラカ」という開襟シャツ風に仕立直したことがはじまりと言われています。

 

1930年代にはすでに「派手な和柄の開襟シャツ」という意味合いでアロハシャツという呼称されていたようです。ボタンがココナッツ製であるものをアロハシャツと呼び、プラスチック製のものはプリントシャツとするという説もありますが、日本人としてはあまり明確な切り分けはしていません。

 

現代では、ハワイお土産の定番になっていますが、オフィスやレストラン、冠婚葬祭などの場面でも正装として認知されています。

 

かりゆしウェアの歴史

[写真提供:かりゆしウェア専門店MAJUN]

 

かりゆしウェアは、1970年ごろに沖縄県の観光を盛り上げるために発案された、ハワイのアロハシャツをモチーフにした半袖開襟シャツです。沖縄県内で縫製され、沖縄らしい(観光をPRする)柄が使用されていることが、沖縄県衣類縫製品工業組合による認定の基準となっています。

 

その柄がシーサーやゴーヤーなど沖縄独特のモチーフをデザインされている場合が多く、クールビズ取り組みの一環として推進されたことで、正装としての認知も高まっています。

 

アロハシャツを選ぶ場合こんな柄がおすすめ

 

アロハシャツの柄は、パイナップルやヤシの木など、ハワイを連想させるポップな柄が多く採用されています。冠婚葬祭向け、特に結婚式では、絡まり合いながら伸びることから「結ぶ」という意味を持つため、マイレの葉の柄が入ったものが良いとされています。

 

とはいえ、リゾートウエディングで着用する場合にはそこまで深く考えずに、好みのアロハシャツで参列しても問題はありません。

 

おすすめの柄としては、定番のハイビスカス柄やパイナップル柄や、フラダンスを踊る女性の柄や波乗り姿の柄など、ハワイや夏をイメージさせる明るい柄がおすすめです。

 

まとめ

 

リゾートウエディングにアロハシャツで参列できるのか?の記事はいかがでしたか?せっかく沖縄でのリゾートウエディングですから、写真映えするポップなアロハシャツで参列すると楽しい思い出になりますよ。

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