『沖縄の綺麗な景色の中で特別な写真を撮りたい!』と考えている人の中には、妊娠中の方もいらっしゃるかと思います。
『生まれてくる我が子がお腹の中にいるタイミングで素敵な写真を残しておきたい。』、『ドレスを着た写真を今のうち撮っておきたい。』と考えるカップルのために、今回はマタニティフォトウエディングにおける注意点とおすすめ時期をまとめました。
ご自身の体調に合わせ事前に注意しておくこと、撮影時期を把握し、素敵な思い出を残しましょう。
撮影したい旨をお医者さんに相談し、お医者さん目線からのアドバイスや注意事項もしっかり情報収集することが大切です。一般的に、妊娠後16週以降から28週頃での撮影が望ましいですが、個人差がありますのでご自身の体調に合わせた調整が必要となります。
基本的にマタニティだからといって撮影費が上がるということはありません。しかし、一般的な撮影とマタニティフォトでは撮影する側(カメラマン)も十分な配慮が必要となります。よって、事前にご自身の体調や撮りたいカットのイメージなどを共有することでスムーズな撮影が可能となります。
ウエディングフォト同様、マタニティ撮影も季節関係なく撮影することは可能です。しかし、一般的に沖縄のビーチでの撮影は天然ビーチでの撮影が多いことから、夏の厳しい直射日光、冬ならではの冷たい風を遮る建造物が撮影場所の近くにない場合があります。よって、妊娠中の撮影は比較的、真夏や真冬を避け計画することをおすすめします。
新郎様が新婦様を抱っこするポーズや新婦様がうつ伏せになったりするポーズは、妊娠中のお腹に大変負担をかけてしまうため控えることをおすすめします。また、海に入る際も身体を冷やさないよう細心の注意を払い、足首あたりでとどめましょう。
『もうすぐ撮影も終わるから我慢しよう。』と、無理をするのは禁物。もう一度振り返り、マタニティフォトは新郎様、新婦様ふたりの撮影ではなく、新たに生まれてくるお子様を含めた3人の撮影です。体調変化は感じた瞬間にカメラマンに相談し、休憩を挟むか、または撮影の中断も時としては必要なこと。“無理をしないこと”が、良い写真を残す一番のポイントです。
妊娠してから一般的に安定期と呼ばれる16週目までは心身共に負担がかかりやすいため、飛行機などを使った長距離移動はおすすめしません。県外から沖縄はお越しになる場合はどうしても飛行機を利用することになるので、空港までの移動、待ち時間を考慮すると身体への負担は必須です。よって、安定期に入り、体調を崩しにくい時期での撮影の実施をおすすめします。
また、カメラマンの筆者がおすすめするマタニティフォトシーズンは秋から冬にかけた10~11月。夏の日光も柔らかくなり、涼しくなるこの季節は比較的快適に撮影することが可能です。
撮影プランやビーチからチャペルへ移動といった撮影スポット数にもよりますが、一般的な撮影時間は30分~2時間程度。撮影時間が長ければ長いほど身体への負担は大きくなるため、撮影する時期や時間帯は十分検討する必要があります。
空港からのアクセスもよく、ビーチから遊歩道を挟んで休憩ができるスペースもあり、シーズン中は売店もオープンしているため、妊娠中の方へは大変心強いです。
(サイトHP)https://churasun-beach.com
地元ではパワースポットとしても有名な百名ビーチ。アクセスが少し不便ではありますが、朝日を狙った写真を納めることができます。
人気観光地でもある北谷町にある海水浴場。遊泳区域は利用客で溢れていますが、禁止区域は日中でも比較的人も少なく、白い砂浜が広がっています。
リゾートホテルで賑わう本島中部恩納村に点在するミッションビーチ。ホテルのビーチを利用する観光客も多いことから比較的利用するお客様が少ない穴場ビーチです。
(サイトHP)https://tryclub-okinawa.com
沖縄美ら海水族館の隣に点在するビーチ。国営公園であるため事前に撮影許可を取る必要があるが、ビーチフォトを撮影した後に歩いて備瀬のフクギ並木にて緑を取り入れた撮影も可能です。
(サイトHP)http://oki-park.jp/kaiyohaku/info/2172
沖縄本島から橋で渡ることのできる瀬底島。約800mにも続く天然ビーチと海の透明度は格別です。絶景のサンセットを眺めることができると有名なビーチでもあることから、一風変わったカットを納めることも可能です。
いかがでしたか。今回の記事を参考にしっかりと注意点を把握し、特別な一瞬を素敵な写真として思い出に残してみてはいかがでしょう。
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