【沖縄リゾートウエディング】失敗したくない友人代表スピーチ!文例付きでご紹介

遠方での沖縄でのウエディングに招かれるということは、新郎新婦にとってとても近しい間柄ですよね。そんな中でも「友人代表スピーチ」を任されたら責任重大!友人代表として、新郎新婦にとって思い出に残るスピーチを心掛けたいですよね。

 

今回は、仕事で研修講師をすることも多く「人前で話すのに慣れている」からと、参列した数多くの結婚式で友人代表スピーチをこなしてきた筆者が「失敗しない友人代表スピーチ」をじっくりレクチャーします!

 

友人代表スピーチは、あまりない機会だととても緊張しますよね。でも大丈夫!緊張している姿もゲストや新郎新婦にとっても喜ばしいものだったりします。そんな中でも、失敗しないスピーチのコツをご紹介します。

 

安心して!友人代表スピーチはほぼ「失敗パターン」がない

 

披露宴で欠かせない余興のひとつが「友人代表スピーチ」ダンスや歌などといった出し物的なものとは異なり、自分一人に視線が集中。人前で話す機会がない人ほど「結婚式のような舞台でスピーチなんて……」といやがうえにも緊張が高まってしまうもの。

 

新郎新婦と最も近しい人、親友と呼べるような人にお願いすることが多く、お願いされたら嬉しい気持ちもあり、でも大切な友人だからこそ「どうしよう」と悩んでしまいますよね。

 

でも、安心してください「友人代表スピーチ」は、スピーチと言っても政治家の演説やナレーションとは違うので、流ちょうに上手に話す必要はありません。むしろ緊張してどもってしまったり、感極まって涙ぐんだりする方が、「苦手だけど新郎新婦のために一生懸命話してくれているのだな」という「気持ち」が伝わり、式が感動的になるものです。

 

実は不器用な方にこそ向いているのが「友人代表スピーチ」なのです。

 

話す内容に不安がある場合は、事前に原稿をしっかりと作り、それを読むようにすれば大丈夫。大事なのは話す内容。次項では、友人代表スピーチの原稿を作るコツをお伝えします。

 

【友人代表スピーチの作り方】時間と構成をしっかり組み立てる

 

友人代表スピーチの原稿を作るコツは以下の通り。友人代表スピーチは平均して5分程度が一般的。積もる話はたくさんあると思いますが、あまり長すぎると「うまくまとまっていない」印象になってしまう可能性があるため、下記を参考に伝えたい言葉をまとめて挑みましょう。

 

◆自己紹介と友人との関わりを述べる

幼馴染、中学校からの親友、職場で気があって……など、さらっと1文程度でおさめるのがベスト。

 

◆友人との思い出やエピソードを入れる

お互いのパートナーと出逢ったころに恋愛相談をされた、一緒に旅行した……など、ふたりのエピソードを入れると微笑ましい空気に。沖縄ウエディングなので、一緒に沖縄旅行したことがあれば是非加えましょう。ただし、いくらふたりのエピソードとはいっても、失敗談や新郎新婦以外の方との過去の恋バナなどは絶対NGです。

 

◆とにかく友人を褒める

外見、性格、当日の服装、そしてパートナーのこと。とにかく友人の大好きなところやふたりに幸せになって欲しいことを恥ずかしがらずに伝えましょう。おっちょこちょいな部分があり~など、ポジティブな話や可愛らしいポイントに繋がる話なら良いですが、下手に落とすような話は避けた方が無難です。

 

◆最初と最後は「おめでとう」

お祝いスピーチなので、最初と締めはおめでとうの言葉で。縁起の悪い言葉(忌み言葉)は入れないようにしましょう。

 

【友人代表スピーチの実例】沖縄ウエディングによせて

 

それではここで、友人代表スピーチの実例(新婦友人→新婦へ)を掲載します。

 

◆はじめのあいさつ

(新郎の下の名前)さん、(新婦の下の名前)さん、本日はおめでとうございます。ご両家の皆さまも、本日は誠におめでとうございます。

 

◆自己紹介

私は(新婦の下の名前)さんの高校時代からの友人で、(自分の名字)と申します。(新婦の下の名前)さんとは、1年生の時にクラスが一緒になったご縁で、それから親しくおつきあいをさせていただいております。

 

◆エピソード①:自分と新婦

高校時代から明るく楽しい(新婦の下の名前)さんは、皆から人気があり「A子(仮:新婦のニックネーム)」と呼ばれ親しまれていました。

 

水泳部のエースで、昔から海が大好きだったA子は、社会人になってからはじめたダイビングをはじめると、すぐに上級ライセンスまで取得し、まとまったお休みには、沖縄をはじめとした世界の海に潜りに行く、エネルギッシュで行動的なA子は、ずっと私にとってまぶしい存在です。

 

私たちは社会人になってからも、月に一度くらいは食事を一緒し、近況報告をしあう友達付き合いを続けていましたが、彼女の旅行話はいつも楽しく、海の中がどんなに素晴らしい世界であるかを、目をキラキラとさせて語ってくれたものです。

 

◆エピソード②新郎と新婦

そんなA子から、沖縄旅行の際に、同じダイビングボートに乗り合わせた方とお付き合いすることになったと聞いた時は、まさに、沖縄がふたりを巡り逢わせてくれたのだと感動しました。

 

(新郎の下の名前)さんが、どんなに素敵かを語るA子はまるで高校生の頃のように可愛らしく、ふたりがとてもお互いを大事に思い合っていることが伝わってきました。

 

このたび、ふたりが出逢いの地である大好きな沖縄で結婚式を挙げることを、本当に嬉しく思います。

 

◆締めのあいさつ

A子、本当におめでとう。明るくて頑張り屋さんのA子のことだから、きっと素敵な家庭を築くでしょう。(新郎の下の名前)さん、A子は、私の大事な親友です。これからもずっと仲良くさせてくださいね。

 

おふたりがこれからも、ともに愛にあふれた幸せな人生を歩むことを、私も心から願っています。本日は、本当におめでとうございます。

 

スピーチはとにかくゆっくり話すのがコツ!

 

実際に流れを作ってみて、文章を声に出して読んでみましょう。原稿を覚える必要はありませんが、流れをつかんでおいた方がスムーズに話せます。目線は原稿と新郎新婦を行ったり来たりする感じで、笑顔を心がけてくださいね。

 

そして話す際に気を付けてほしいのが「とにかくゆっくり話す」ということ。人は緊張すると無意識に早口になるので、子供に絵本を読み聞かせるイメージで、ゆっくりと話してください。

 

また、文章と文章の間は一呼吸置きましょう。時間を計りながら読んでみて、3~5分以内にならなければ文章を削ったり、付け足したりして調整しましょう。

 

まとめ

 

ゲストの数も少人数なことが多い沖縄ウエディング。友人代表としてスピーチを頼まれたら、人前で話すことが苦手であってもできるだけ引き受けてあげてくださいね。

 

案ずるより産むがやすし。原稿をしっかり作って、ゆっくりと読み上げるをことを意識すれば、大丈夫。スピーチのプロではないので、「うまくこなそう」としなくても、気持ちを伝えられることが一番です。

 

あなたと新郎新婦のご縁を大事に、友人代表スピーチ、頑張ってくださいね。

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