結婚式当日に入籍日にしたい。リゾート婚でも可能?

入籍日について、どこまで知っていますか?かつては、「婚姻届は挙式前に出すもの」という考え方が一般的で、現在でも挙式の1カ月前に婚姻届を提出するカップルが多いようです。

 

最近では、挙式の日付と婚姻届を出す日にちを同じにすることで、記念日を忘れにくくしたり、ウエディングという特別な日にけじめをつけるという意味で婚姻届の提出日と合わせるカップルが増えています。

 

記事では、沖縄県で婚姻届を提出するときの場所や注意点などをご紹介します。ミスできないからこそ事前に準備を整えて臨んでくださいね。

 

入籍って好きな日&好きな場所でできるの?

 

日本全国の役所では大抵24時間婚姻届の提出が可能。婚姻届の提出日を挙式と合わせることで発生する手間や費用は特にありません。また、婚姻届には必ずしも住民票を置いてある住所を記入しなくてはならないわけでもなく、「一時的な滞在場所」としてホテル名、住所を記入すればどこでも好きな場所で婚姻届を提出可能。特に所在地を証明する書類等の準備は必要ありませんが、ホテルの住所や電話番号などは控えておくと安心です。

 

なお、挙式での忘れ物やミスはプランナーや出席者でカバーできますが、婚姻届の受理は役所の手続きとなり、万が一にも失敗はできません。また、書類に不備があった場合、婚姻届には本籍地や証人欄などその場で書き直しにくい項目もあるため、提出書類は入念に見直しましょう。

 

また、婚姻届の提出先も確認が必要。後述しますが、婚姻届の提出先はどこでも良いわけではありません。また、那覇市以外での地域で行う挙式ならホテルや式場からレンタカー、タクシーで移動するケースが多いと思いますが、役所の場所はどこも市街地や幹線道路から離れた場所、わかりにくい場所にあることが多く、提出先を間違えると大きな時間のロスになります。それに、同じ役所でも平日、祝日、昼間、夜間などで提出窓口が変わる可能性があり、役所によってはかなり離れた場所に夜間窓口がある場合もあります。

 

スケジュール調整も欠かせません。式の前に提出する場合は式に遅れないように、前もって経路や移動にかかる所要時間を確認しておく必要があります。反対に、式の後提出する場合は式の片付けや2次会への案内、出席者へのあいさつなどで予定通りに進まないことも考慮しましょう。

 

沖縄で婚姻届を!おすすめ市町村

 

基本的に必要な書類が揃っていれば、住民票や居住した経歴がない場所での、数日・数時間の滞在であっても好きな市町村で婚姻届を出すことができます。日本でも屈指のリゾートウエディングが行われている沖縄県では、毎年数万組のカップルが婚姻届けを提出していると言われています。特に下記の名護市、恩納村、読谷村では婚姻届けを出すカップルには、記念写真や証などのサービスを行っているため特におすすめです。

 

特におすすめなのは「沖縄リゾートウエディング応援宣言」を行っている3エリアでの提出

沖縄県本島の中部~北部に位置する名護市、恩納村、読谷村では、「沖縄リゾートウエディング応援宣言」を掲げ、エリア内での挙式、婚姻届けを提出したカップルに対して支援サービスを行っています。もちろん、式場やホテルが多くある北谷町や那覇市でも婚姻届の提出は可能。どちらの役所も毎年数万組のカップルが訪れるため対応もスムーズです。

 

婚姻届の提出、記載内容の確認などにも丁寧に対応してくれるため、これらの1市2村での挙式、宿泊であれば婚姻届婚姻届けの提出も安心できます。

 

名護市役所

 

住所:沖縄県名護市港1丁目1番1号

電話番号:0980-53-1212(代表)

開庁時間:月曜日~金曜日(ただし祝・休日、6月23日・12月29日~1月3日を除く)

8:30~17:15

※時間外提出をする場合には事前に電話予約が必要です。

 

恩納村役場

 

住所:沖縄県国頭郡恩納村字恩納2451番地

電話番号:098-966-1200

開庁時間:月曜日~金曜日 8:30~17:15まで。

※それ以外の日にち、時間に提出する場合は守衛室が担当になります。

 

読谷村役場

 

住所:沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2901番地

電話番号:098-982-9200

開庁時間:月曜日~金曜日 8:30~0:00、13:00~17:15(12:00から13:00までは昼休み)

※それ以外の日にち、時間に提出する場合は守衛室が担当になります
 

婚姻届提出の基本

 

リゾートウエディング地での婚姻届提出には、①記入した婚姻届、②新郎新婦の戸籍謄本、③本人確認書類が必要になります。

 

①記入した婚姻届

婚姻届はの市役所でももらうことができます。また、必要事項を満たしていれば、各公官庁のホームページからダウンロード・印刷したものや、ウエディングマガジンの付録としてついているものなどでも使用・提出が可能です。ただし、婚姻届はA3サイズの用紙と決まっているため、自宅でプリントアウトする際には注意が必要。

 

記入枠には、「婚姻届を提出する日」「入籍日」「氏名 生年月日」「住所」(一時的な滞在場所としてホテルでもOK)「本籍」「父母の氏名・父母との続き柄」「婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍」などがあり、それぞれすぐにはわからない項目も多いので、あらかじめ記入しておくのがおすすめですよ。

 

記入枠には、新郎新婦それぞれの署名と捺印(印鑑は旧姓のもの)と、20歳以上の証人ふたりの署名と捺印があり、出発前に揃えておく必要があります。また、婚姻届には、住民票に記載されている世帯主の名前や戸籍に記載されている本籍、筆頭者の名前など普段確認しない項目が多く、書類の不備になりがち。挙式直前まで両親と同居している場合や両親が離婚など転籍をした時などは特に注意が必要です。

 

②新郎新婦の戸籍謄本

一般的には婚姻届の提出には、記入した婚姻届と新郎新婦それぞれ戸籍謄本もしくは戸籍抄本の2点が必要です。しかし、本籍地以外での提出の場合は、戸籍謄本でなくてはなりません。(本籍地の場合は戸籍抄本でもOK)

 

③本人確認書類(写真付き身分証明書)

運転免許証、写真付き住民基本台帳カード、旅券(パスポート)など顔写真が入ったものをどれか1枚。もしくは、写真の貼付のない住民基本台帳カード、国民健康保険、国民年金手帳などを2枚揃えて窓口で提示する必要があります。

 

まとめ

 

いかがでしたか?沖縄県で婚姻届を提出する場合、沖縄入りする前に婚姻届の提出に必要な書類の事前準備、提出場所も把握、スケジュールの確認は忘れず行いましょう。

 

挙式と入籍を同日に揃えることで、ふたりが夫婦になったという意識もより強まり、結婚記念日の持つ重みも増します。また、もし、式の前に手続きができれば披露宴で親族や友人、出席者の前で入籍の報告ができ、より感謝の気持ちが高まるのではないでしょうか。

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