結婚式の準備を進めるなかで、頭を悩ませるのもののひとつが「ゲストの席決め」ではないでしょうか?リゾートウエディングは 少人数だからすぐに決められると思いがちですが、人数が少ないからこそ「この人の席はどこにしよう?」と悩んでしまうもの。
そこでゲストの席を決定する際に、大きく関わってくるのがテーブルセッティング。数人用の「円卓」をいくつか用意するか、ゲストの席に区切りがない「流しテーブルのスタイルにするか」です。リゾートウエディングでは、実は今「流し」のスタイルが人気!この記事ではその理由について詳しくご紹介して行きます。
席次を決める際、円卓のほかに「流しテーブル」「晩餐会スタイル」「長テーブル」など、様々なテーブルの形式がプランナーさんから紹介されますが、聞きなれない言葉に「?」となる方も多いのでは?会場によって呼び方は違うものの、基本的にはそれぞれ「長方形のテーブルに6~10名が着席するスタイル」を指します。
少人数で行うことの多い沖縄リゾートウエディングでは、人数の振り分けが行いやすい流しテーブルが人気!例えばゲストが新婦親族3名/新郎親族6名/新婦友人5名/新郎友人2名のケースだと、2名席が出てしまうため、円卓を4つにするわけにもいかず新婦郎親族席に新郎友人を座らせるのも・・と、悩んでしまいますよね。そんな時、少人数だからこそ境界線が曖昧で、区切りがない流しテーブルを活用することで、違和感なく席配置を行うことができるのです。
また、流しテーブルの数や設置方法は、会場や披露宴人数によりさまざま。10人前後で座る一本の長テーブル形式や20名から30名で座る2本から3本のテーブルが並んだ形式などもあるので、小人数だけでなく、人数が多いシーンでも流しテーブルは役立ちます。長方形か円卓かの2択ではなく、円卓と混ぜて使うこともできるので、ゲストの顔ぶれや好みに合わせてカスタマイズすることができますよ。
長方形のテーブルが並ぶパーティー会場。ナチュラルな花で装飾すればおしゃれな空間が演出できます。「おしゃれだけど、トイレなどの離席の際はテーブルをまわって歩かなくてはいけないので、席を立ちにくくなりそう」と思う方もいるのでは?
実は、流しテーブルは切れ目のない1本の長いテーブルではありません!正方形のテーブルを必要なだけ繋げて作っている場合が多い為、好きなところで、机を少し離して設置することも可能なのです。トイレなどで離席をしても、出口までテーブルを大きくまわる必要もなくなります。
「おばあちゃんが座るから机の間を広めにとりたい」「子ども連れの友達のために、動きやすい空間にしたい」という配慮もでき、より披露宴会場をよりアクティブな空間に演出できますよ。
披露宴会場の席決めでは、「親族の席」「友人の席」とゲストがリラックスできるように見知った人物同士でグループにしたいもの。
グループで分けるなら、円卓をイメージする方も多いかもしれませんが、実際は流しのスタイルでもテーブルを離して使うことができます。グループごとの人数が違っても臨機応変に対応でき、親族と友人の席は間に少し空間を取り入れる配慮もできるので、沖縄リゾートウエディングにぴったり。それとなくテーブルごとにグループ化することで、ゲストもリラックスした時間を過ごせますよ。
ゲストがずらりと一直線に並ぶ流しテーブルでは、ゲスト全員の顔が見渡せることが最大の魅力。
高砂なしの流しテーブルにした場合、新郎新婦も一緒にテーブルの席に着くことになるので、多くのゲストとの会話を楽しむことができます。また、高砂なしのメリットは、ゲストの上座が新郎新婦から一番近い席となること。フランクに話ができ、ゲストが楽しんでいるかを新郎新婦が把握しつつ話題を振ることができるので、全体的に和気あいあいとした雰囲気を楽しむことができますよ。
リラックスして楽しめるアットホームな披露宴は、みんなで同じ景色を見て一緒に楽しんでいる一体感を共有できるので、親族、友人等どのゲストにも喜んでもらえます。
いかがでしたか?席次を決める際に何よりも大切なのは、“新郎新婦がどのような披露宴にしたいか”です。
ふたりの門出を祝福するゲストにとっても大切なひととき。テーブルの選択や席順なども、ゲストとどのような時間を過ごしたいかを具体的にイメージすることで、スムーズに決めていくことができるでしょう。新郎新婦とゲストがどのような交流をするのか、どんな雰囲気で盛り上がりたいのかを考えて楽しいパーティーを迎えてくださいね。
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