ヘアメイクリハーサルとは、挙式の前に美容師さんと打ち合わせし、本番さながらのブライダルヘアメイクを実際に行うこと。追加オプションになっている場合が多く、沖縄リゾートウエディングの場合、申し込む人はほぼ半数ほどで、リハーサルは前日の打ち合わせの際に行うことが多いようです。
せっかくのリゾートウエディング、納得の行くヘアメイクで臨みたい!だけど旅費もかかっているから、費用削減を考えるならヘアメイクリハーサルはやめようかな…と悩む花嫁もいるはず。
今回はヘアメイクリハーサルのメリットとデメリットについてご紹介します。
打ち合わせでは、式当日のヘアメイクを美容師さんと話し合うことはできても、実際に試すことはできません。
「写真で見たかわいいヘアメイクを、当日やってみると自分には似合わなかった…」なんてことは、絶対に避けたいところ。リハーサルでは時間の許す限り気になるヘアメイクをいくつか試すことができるので、自分に似合うベストなヘアメイクが見つかります。
また、自分が思い描いている理想のヘアメイクだけではなく、プロの目から見た「似合うヘアメイク」の提案が受けられるのもリハーサルの魅力。
事前に気になっているヘアメイクの画像や、式場の画像、ドレスの画像、使いたい小物の画像等を用意しておくと美容師さんもイメージがしやすいので、事前準備をしっかりとしておきましょう。
ヘアアクセサリーは、髪型とのバランスが重要。イメージしていたヘアメイクが、事前に選んでいたドレスや、小物・ブーケ、会場のイメージともあうかどうかを、ヘアメイク担当者さんとしっかり打ち合わせることができます。
ブーケや小物は、写真でみるのと実物では若干の色味の違いがあったり印象がちがったりする場合も。実物をみながらリハーサルを行うことで「ヘアメイク自体は似合っているのに、ブーケとの相性はイマイチ・・・」なんて残念なこともおこらずにすみます。
挙式当日は最初から最後まで、時間との戦い。式終了後、披露宴までの僅かな時間でお色直しのお着替えからヘアメイクまでをスピーディに終わらせる必要があります。
予期せぬハプニングに慌てないためにも、時間設定など、一度本番と同じ条件でリハーサルをしておくと安心。式や披露宴のタイムスケジュールを組む上で、ヘアメイクのリハーサルでの経験が活かされるはず。
また、結婚式当日は何かと緊張しやすいもの。リハーサルで美容師さんとしっかりと打ち合わせしておけば、指示せずともテキパキと仕事をこなしてくれるので、結婚式当日のヘアメイク中は少し気を緩めることができます。
1人でも顔見知りの人がいるだけで緊張はほぐれやすくなるというメリットも。事前に美容師さんと会話ができることで、心理的距離も近くなり、心を落ち着けやすくなります。
日常的に行く美容室も、初めての担当者さんには緊張してしまうもの。ウエディングのヘアメイクも同様に、担当の方と事前にコミュニケーションが取れていると、いざウエディング本番を迎える際に希望が伝わる速度の違いは格段に上がります!
当日緊張しない、希望を気兼ねなく伝えることができるなど、2度目だからこその信頼感・安心感はもちろんのこと、「〇〇さんならこれが似合いそう!」「〇〇さんの髪質だとこういうアレンジの方がボリュームを出しやすいかも」など、コミュニケーション×プロの目線を通して新たな発見ができることも。中には、リハーサルで好みを理解してもらえたから、メイクは当日担当の方に全てお任せする、という方もいるほど。
妥協なく髪型を決めておけるので、当日の時間短縮にも繋がり、より挙式に集中できるのも嬉しいポイントです。
ヘアメイクのリハーサルは5,000円〜20,000円のオプションとなっていることが多く、追加料金がかかります。また全体で1時間〜3時間かかるので、結婚式に前日の打ち合わせに時間をあまりかけたくない花嫁さんにとっては、時間面での負担も。デメリットをあげるとすれば金銭面と時間面での負担になってきます。
予算を少しでも抑えたい!観光時間をしっかり確保したい!という場合はヘアメイクリハーサルしない、という選択肢でもよいでしょう。また、結婚式より前に写真を撮る「前撮り」をリハーサルの代わりにする方法もありますよ。前撮りのヘアメイクが気に入れば、式当日も同じようにお願いすると失敗を避けられそうですね。
>>リゾート挙式のヘアメイク!過酷なビーチサイドでも崩さないオーダーのコツ
いかがでしたか?追加の費用と時間はかかるものの「理想通りのヘアメイクにしたい」「自分のイメージをしっかり伝えられる自信がない」「当日は焦らずに過ごしたい」という花嫁さんにとっては、メリット面が多いので事前にヘアメイクのリハーサルをするのがおすすめです。
また、時間やお金に制約のある花嫁は、工夫次第でヘアメイクの不安を解消できるはず。結婚式当日を満面の笑顔で迎えられるよう、納得できる良い選択をしてくださいね。
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