失敗しない沖縄リゾートウエディング!パーティー準備の注意点は?

「憧れのリゾート地で挙式を行いたいけど、その後のパーティーはどうしよう。」「どんなところでやったらいいの?」「どんなことに気を付ければいいの?」

このように、披露宴やパーティー・お食事会を開くなら、料理や飲み物、サービスなど、大切なゲストへのおもてなしには気を遣うものです。当日をスムーズに迎えるために、パーティー準備の注意点を確認しておきましょう。
 

披露宴・パーティーの食事スタイルは?

沖縄の披露宴やパーティーでは、コース料理がメインとなります。

コース料理に沖縄の食材である、島ニンジンや島ダイコン、紅芋などの島野菜などを使ったり、沖縄近海で捕れたマグロや、ラフテーやミミガーなどを取り入れたりすることもあります。

会場によっては、フレンチのフルコースであったり、和洋折衷のフレンチジャポネ、イタリアンのコースと料理の趣向も様々です。

パートナーや家族と事前に相談し、ぴったりのスタイルを選びましょう。
 

アレルギー食品への配慮

招待ゲストの中には食品アレルギーを持っている方もいるかもしれません。本人が気を付けていても、知らずに口にしてしまっては大変です。招く側としては配慮が必要です。

また、アレルギーに限らず、妊娠中・授乳中でアルコールや生魚を避けたい方、持病で食事制限のある方、宗教上の理由で食べられない食材のある方もいます。

会場によっては、個別メニューを用意してくれたり、一部食材を変更してくれたりと対応も異なります。どんな対応をしてくれる会場なのかも事前に確認しておきましょう。

■アレルギーの確認方法
ゲストのアレルギー食品を確認するには、招待状で確認する方法が一般的です。本文の最後に一文を添えるか、返信ハガキに記入欄を設けて確認します。

アレルギー以外の方も記入しやすいように「お体に合わない食材がある方はお書き添えください」や、「お召し上がりになれない食品・飲料等のある方はご記入ください」などとするとよいでしょう。

事前に料理内容が分かっている場合は、会場側から使用しているアレルギー食品を教えてくれることもあります。その際にはチェック方式にするのもよいです。

また、少人数で行うケースが多いリゾートウエディングでは、招待状を出さない場合もあります。招待状を出さない身内だけの場合は、電話やメールなどで確認を取りましょう。

■アレルギーによっては詳細・重症度も確認する
ゲストのアレルギーの内容によっては詳細まで確認する必要があります。例えば卵アレルギー。卵は火を通しても食べられないのか、マヨネーズやケーキなど使用しているものは基本的にダメなのか。

特に症状の重い方には注意が必要です。蕎麦やナッツ類のアレルギーは、同じ調理器具を使用しただけで症状が出る人もいます。食材の変更に限らず、会場側が知っているだけでも対応が変わってきます。ゲストから報告のあったアレルギーは会場に必ず伝えるようにしましょう。

■沖縄の食材で気を付けるアレルギー
沖縄料理は卵や乳製品を使用しないものが多く、沖縄ならではの食材も特別注意するアレルギーを含むものもありません。普段気を付けているアレルギー食材に注意すれば問題ないでしょう。

ただ、婚礼料理ではあまり登場しないかもしれませんが、「ジーマーミ豆腐」は豆腐と言いながらも落花生の搾り汁を固めて作ったものなので、ピーナツアレルギーの方が食べてしまうと大変です。「沖縄そば」も蕎麦粉は使用していませんが、卵を使用している場合があるので注意が必要です。
 

子どもへの対応はどうすればいい?

子どもを招待するのかどうかは、リゾート婚に限らず悩む人も多いでしょう。ゲスト側もこどもを連れての参加は気を遣うものです。

特にリゾート婚では、滞在日数の都合上、何日も子どもを預けるのは現実的に難しいですし、移動距離が長ければ体調面での心配もあるかもしれません。子どものいる家族を招待する際には、事前に確認を取るようにしましょう。

招待することが決まり、招待状を出す際には、宛名に子どもの名前も記載することがマナーです。確認が取れているから大丈夫と思わず、招待する全員の名前を書きましょう。

出席する子どもには、基本的に料理を用意するべきです。ほとんどの会場でこども用のメニューを用意しています。ワンプレートのお子様ランチや、子供用のコース料理を出してくれる会場もあります。また、子供の方が大人よりもアレルギーを持っている可能性は高いので、内容なども会場に問い合わせておきましょう。

■年齢ではなく、その子に合わせた配慮を
会場側で、年齢を目安にメニューを設定している場合がありますが、好みや食べる量には個人差があります。小学生でも大人と同じ料理を食べたい子や、中学生でもお子様ランチを好む子もいます。料理のメニューは勝手に決めつけず、保護者に確認を取るのが確実です。

■乳幼児への配慮
授乳中や、離乳食のこどもには無理に料理を用意する必要はありません。保護者に料理は必要ないと言われたら席のみの用意でよいでしょう。しかし、乳幼児を連れての参加は心配も多いはず。授乳できる場所はあるのか、ベビーベッドなどの用意はあるか、離乳食の持ち込みをしてもよいか、会場に確認をしましょう。

■楽しく過ごせる配慮を
こどもが騒いでしまわないか、おとなしく座っていられるか、ぐずって泣き出さないかと、こども連れのゲストは心配するものです。リゾート地など普段と違う環境なら尚更です。

大人にとっては楽しいパーティーも、こどもにとっては退屈で飽きてしまうかもしれません。大人もこどもも楽しく過ごせるように、ぬり絵やおもちゃなどを席に用意してあげるのもよいでしょう。

 

演出や進行について

記念となるリゾートウエディング。「披露宴でたくさんの演出をしたほうがいいのかな」と悩む方もいるでしょう。

しかし、リゾートウエディングでは通常の披露宴と比較してゲストが少ないです。そのため、ゲストとゆっくり楽しく話する時間を確保できることがリゾートウエディングの魅力のひとつ。

無理に演出を多く入れなくても問題ありません。演出が少ない分、準備にかかる時間も抑えることができるので、さらにゲストと一緒に過ごせる時間をもてるでしょう。

もちろん希望する演出があれば、打ち合わせの際に式場のプランナーに気軽に相談をしてみましょう。
 

まとめ

リゾート婚でのパーティー・お食事会の準備の注意点について紹介しました。パーティーは感謝を伝える大切な時間ですし、食事を楽しみにしているゲストも多いはず。ゲストと気持ちよく過ごせる配慮をこころがけ、おもてなしの準備を進めてくださいね。
 

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